Binance Coin (バイナンスコイン)のバーンをわかりやすく解説
「バイナンスコインをバーンするメリットやデメリットって?」
「バイナンスコインの価値は上がるの?」
このような疑問を抱えていませんか?
バイナンスコインは世界最大級の仮想通貨取引所のバイナンス(Binance)が独自で発行している取引所トークンです。
「バイナンス」の名前は聞いたことがあるけど、まだバイナンス知らない方や購入を検討している方も多くいると思います。
そこで、今回はバイナンスコインの概要や通貨として価値について初心者の方向けにわかりやすく解説していきます。
バイナンスコインとは
通貨名称 | バイナンスコイン(binance coin)/BNB |
---|---|
取り扱い取引所 | バイナンス(Binance) |
公開日 | 2017年07月13日 |
発行上限枚数 | 200,000,000(全て発行済み) |
時価総額ランキング | 8位(2019年11月26日時点) |
コンセンサスアルゴリズム | PoW |
アプリ | 有り(App/Google) |
公式アカウント | 公式HP 公式Twitter 公式Facebook 公式Instgram 公式Medium |
バイナンスの取引所トークンであるバイナンスコイン(BNB)は2017年7月ごろに取引所の開設と同時期に発行され発行上限枚数は「2億枚」とされています。
そして、時価総額ランキングでは2019年11月26日時点で「8位」となっており、仮想通貨の中でも人気のコインであることがわかります。
バイナンスコインのバーンと希少性
バイナンスコインの発行上限枚数「2億枚」は全て発行済みで、バイナンスは取得した収益の20%を使って四半期ごとにバイナンスコインの買い戻しを行っています。
そして、買い戻しされた分のバイナンスコインはバイナンスによって焼却(バーン)されます。
そのため、仮想通貨市場に出回るバイナンスコインの減少し通貨としての希少性が増加することでバイナンスコインの価値が定期的に上がるという仕組みになっているのです。
バイナンスコインを保有するメリット
バイナンスコインを保有するメリットは以下の4つです。
- バイナンス取引所の取引手数料が安くなる
- バイナンスで取り扱うコインへの投票権
- 新規上場銘柄を事前に購入できる
- BNBとの通貨ペアであれば取引手数料が無料
順に解説していきます。
バイナンス取引所の取引手数料が安くなる
バイナンス取引所で取引した際の取引手数料は「0.1%」で他の取引所と比較してもすでに安い価格設定がされていますが、バイナンスコインで支払うことにより手数料がさらに割引されるようになっています。
公式ページに記載のあるようにバイナンスコインによる割引率は以下のように年々定低下していきます。
1年目 | 50% |
---|---|
2年目 | 25% |
3年目 | 12.5% |
4年目 | 6.75 |
5年目〜 | 0% |
2019年11月現在は2年目ですので25%の割引が適用されます。しかし、表からもわかるように5年目以降の場合はバイナンスコインによる手数料は0%になります。
バイナンスで取り扱うコインへの投票権
バイナンス取引所では多くの通貨が取り扱われていますがバイナンスに上場する通貨は厳正に審査されて取り扱われるようになります。
この際、バイナンスを保有しているユーザーであれば誰でも次に取り扱ってほしい通貨を投票する権利が渡されます。
新規上場銘柄を事前に購入できる
バイナンスでは新規取り扱いの通貨を事前配布することがあり、その際の決済手段としてバイナンスコインが使用されることがあります。
一般的に市場に流れる前よりも事前配布時点で購入した方が割安で購入できることが多いので、バイナンスに注目しているユーザーからすればバイナンスコインを持っておいて損はないでしょう。
BNBとの通貨ペアであれば取引手数料が無料
バイナンスコインとの通貨ペアであれば取引手数料が「0.05%」です。
バイナンス取引所では数百種類もの通貨を取り扱っており、ビットコインやリップル、イーサリアムといった有名なコインをはじめ、コインチェック取引所が導入を予定しているステラやイーサリアムと同様にアプリケーションのプラットフォームとしての役割で注目されているイオスなどの通貨もあります。
バイナンスコインを保有するデメリット
バイナンスコインを保有するデメリットは以下の3つです。
- バイナンス取引所からの影響
- 中国政府による規制からの影響
- イーサリアムからの影響
順に解説していきます。
バイナンス取引所からの影響
バイナンスコインはバイナンス取引所が独自で発行している取引所トークンですので、バイナンス取引所がハッキング被害に遭うなどのネガティブな問題に直面した場合、バイナンスコインの価格も下落する可能性があります。
中国政府による規制からの影響
バイナンスコインを取り扱うバイナンス取引所は香港に拠点を置くことで中国政府からの管轄から離れていますが、中国政府の動き次第では影響を受けてしまう可能性があります。
そのため、中国政府によってバイナンス取引所へ大きな規制がかかった際にはバイナンスコインの値動きにも注意が必要です。
イーサリアムからの影響
バイナンスコインはイーサリアムのプラットフォームを使って開発されたERC20トークンですので、万が一イーサリアムに問題が起きてしまった際にはバイナンスコインへの影響も懸念されます。
まとめ
・四半期ごとにバイナンスコインのバーン(焼却)を行うことで通貨の希少性が増加する。
・バイナンスコインを利用することで取引手数料が割引される。
・BNBとの通貨ペアであれば取引手数料は0.05%である。
バイナンスコインのバーンについてやバイナンスコインを保有するメリット・デメリットについて解説しましたが、参考にしていただけましたでしょうか?
世界最大級の取引所であるバイナンス取引所は通貨数や取引量も多く、セキュリティ面に置いても大変安心できる取引所です。
バイナンスのバーンが行われる度に通貨の価値が向上するので、バイナンスコインの購入を悩まれている方はこの機会に購入してみてはどうでしょうか?
Source: コインハックツ | 専門家が書くユニークな仮想通貨ブログ
Binance Coin (バイナンスコイン)のバーンをわかりやすく解説