仮想通貨取引所bitFlyerの特徴は?メリット・デメリット・注意点を徹底解説!
bitFlyerは日本国内では最大手の仮想通貨取引所であり、国内の主要メガバンクやベンチャーキャピタルから出資を受けています。仮想通貨交換業のライセンスを取得した上で米国や欧州でもサービス展開しています。
bitFlyerはこれまで一度もハッキング被害に遭っておらず、万が一ユーザーがハッキング被害に遭った場合は最大500万円の補償を受けることができることも特徴です。また、bitFlyerが提携するショッピングサイトを利用することでビットコインをもらうことができたり、Tポイントをビットコインと交換できるなど、仮想通貨投資に初心者の方でも手軽に仮想通貨に触れることができるサービスを提供しています。
ここでは、こうしたサービスを提供するbitFlyerの特徴やメリット、デメリットについて詳しく解説します。
目次
- 株式会社bitFlyerが運営する仮想通貨取引所「bitFlyer」とは?
- bitFlyerのサービスの特徴
- bitFlyerのメリット
3-1. 仮想通貨の取り扱い種類が多い
3-2. 主要メガバンクが出資する取引所だから安心
3-3. 不正な日本円出金に係る最大500万円の補償がある
3-4. bitFlyer経由のネットショッピングなどでビットコインがもらえる
3-5. 取引手数料無料キャンペーンが不定期で開催される
3-6. アプリで「販売所」「取引所」「bitFlyer Lightning」が利用できる - bitFlyerのデメリット
4-1. 販売所、取引所ではビットコインは0.01BTCからしか取引できない
4-2. イーサリアム、ビットコインキャッシュ以外のアルトコインは販売所のみ
4-3. 三井住友銀行以外の銀行振込手数料が550円と高い - bitFlyerの注意点
- まとめ
①株式会社bitFlyerが運営する仮想通貨取引所「bitFlyer」とは?
bitFlyerとは、株式会社bitFlyerが運営する仮想通貨取引所です。SMBCベンチャーキャピタル、みずほフィナンシャルグループ、三菱UFJキャピタルなどの大手ベンチャーキャピタル・事業会社が多数出資しています。
bitFlyerこれまで一度もハッキング被害に遭っておらず、顧客保護や強固なセキュリティ確保、及び財務安定性等の運営体制の整備に力を入れている仮想通貨取引所です。またbitFlyerの特徴として、日本だけでなく米国・欧州においても仮想通貨交換業のライセンスを取得し、仮想通貨交換業者としてサービスを展開していることが挙げられます。
②bitFlyerのサービスの特徴
bitFlyerの仮想通貨取引サービスは、初心者でも利用しやすいインターフェースが特徴の「販売所」と、板取引が可能な「bitFlyer Lightning」、最大レバレッジ4倍でビットコインの取引が可能な「Lightning FX」があります。
販売所で取り扱っている仮想通貨は、ビットコイン、イーサリアム、イーサリアムクラシック、ライトコイン、ビットコインキャッシュ、モナコイン、リスク、XRPの8種類です。一方で、bitFlyer LightningとLightning FXはビットコインのみの取り扱いとなっています。
bitFlyerでは定期的にキャンペーンなども実施されており、2019年12月にはXRP取り扱い開始の記念として抽選で10名に100,000円が当たるキャンペーンを実施したこともあります。そのほか、日本初となるTSUTAYAの「Tポイント」をビットコインに交換できるサービスや、bitFlyer経由のふるさと納税でビットコインをもらえるサービスも提供していることも特徴です。
③bitFlyerのメリット
仮想通貨の取り扱い種類が多い
日本の交換業者は金融庁が管理しているホワイトリストに載った仮想通貨のみを取り扱うことができます。bitFlyerは8種類の仮想通貨を取り扱っており、他の国内取引所と比べても取扱通貨が多くなっています。そのため、ビットコイン以外にアルトコインの購入も考えている人にとってはおすすめの取引所でしょう。
主要メガバンクが出資する取引所だから安心
bitFlyerは国内の大手メガバンクから出資を受けている他、2017年2月に3メガバンク(三井住友銀行グループ、みずほフィナンシャルグループ、第一生命保険)への第三者割当増資を発表しています。こうした背景もあり、bitFlyerは顧客保護・セキュリティ・財務安定性等の体制整備に力を入れています。顧客への取引環境を整える(仮想通貨取引量・流通量の担保)という観点から、さらなる市場の成長を目的として海外展開にも意欲的に取り組んでいます。
不正な日本円出金に係る最大500万円の補償がある
bitFlyerでは、二段階認証を登録しているユーザーが第三者にメールアドレスやパスワード等を盗まれ、不正に日本円を出金される被害に遭った場合、最大500万円の補償を受けることができます。また、三井住友海上火災保険株式会社と共同で、ビットコイン事業者向けにサイバーリスクを包括的に補償するサイバー保険を開発、契約しており、万が一の際にも資産が守られるようになっています。
bitFlyer経由のネットショッピングなどでビットコインがもらえる
bitFlyer経由でネットショピングや旅行予約、ふるさと納税をすることで、商品・サービス毎に取引金額の一定割合のビットコインが付与されるサービスが提供されています。その他にも、日本初のTSUTAYA「Tポイント」とビットコインを交換できるサービスやふるさと納税でビットコインをもらえるキャンペーンなど、これまでビットコインを保有したことがない人でも仮想通貨投資を始めやすいサービスが特徴です。
取引手数料無料キャンペーンが不定期で開催される
プロ向けの取引所bitFlyer Lightningでは取引手数料「無料」キャンペーンが不定期で開催されます。2019年12月現在にイーサリアム(ETH/JPY)の取引手数料が無料になっています。通常、イーサリアムをbitFlyer Lightningで売買する際の取引手数料は「約定数量×0.2%」です。お得な手数料無料キャンペーン期間中に取引を始めてみるのもいいでしょう。
アプリで「販売所」「取引所」「bitFlyer Lightning」が利用できる
bitFlyerはスマホアプリ「bitFlyer ウォレット」の提供も行っており、販売所だけでなく取引所、bitFlyer Lightningも利用できます。「bitFlyer ウォレット」は、初めて利用した仮想通貨アプリ、現在利用しているアプリでNo.1(株式会社マクロミル調べ、調査期間:2019年8月15日~8月16日)に選ばれています。アプリでは「ビットコインをもらう」機能も利用できるため、スマホ1台でさまざまな仮想通貨サービスを受けられるといったメリットがあります。
④bitFlyerのデメリット
販売所、取引所では0.01BTCからの取引
コインチェックではビットコインを含む仮想通貨を500円分から取引ができますが、bitFlyerの場合、ビットコインの最小取引単位は0.01BTC(2020年1月時点に9,619.17円)となっています。少額からビットコインに投資したい初心者にとってはハードルが高くなることもあるので注意が必要です。
イーサリアム、ビットコインキャッシュ以外のアルトコインは販売所のみ
bitFlyerには「販売所」と「取引所」があります。取引所である「bitFlyer Lightning」で取引できるアルトコインはETH/BTC、ETH/JPY、BCH/BTCの通貨ペアに限られ、その他のアルトコインは販売所でのみ取り扱っています。販売所の売買手数料は無料ですが、表示価格にスプレッド手数料が上乗せされるので注意が必要です。スプレッド手数料は市場の急変や流動性に応じて変動する傾向があり、実質0.1%~6.0%の手数料が含まれるされています。
三井住友銀行以外の銀行振込手数料が550円と高い
bitFlyerは日本円の出金手数料を、三井住友銀行の場合、3万円未満の出金は220円、3万円以上の出金は440円に設定していますが、三井住友以外の銀行の場合、3万円未満の出金は550円、3万円以上の出金は770円に設定されています。そのため、三井住友銀行を持っておらず、頻繁に振り込みをして仮想通貨投資をしたいという方は注意が必要です。
⑤bitFlyerの注意点
bitFlyerには販売所、取引所(bitFlyer Lightning)、FX(証拠金取引)が可能な取引所(LightningFX)があります。イーサリアムとビットコインキャッシュ以外のアルトコインは、販売所でのみ取り扱っています。また、LightningFXはビットコインのみを取り扱っています。LightningFXはまだアルトコインに対応していない点をおさえておきましょう。
⑥まとめ
bitFlyerは2014年1月から仮想通貨取引所として運営を開始しており、これまでハッキングなど重大なトラブルは起きていないことからも信頼度の高い取引所です。日本国内で仮想通貨を普及するために、ショッピングや旅行予約でビットコインが付与されるサービスや、Tポイントとの交換機能等を導入することで、初心者の仮想通貨に対するハードルを下げる努力も行っていることが特徴です。
ビットコインに興味があるけどまだ保有していない人は、まずはbitFlyerのサービスを利用してビットコインを購入することなく仮想通貨を保有することもできますし、アプリで価格の動きだけをチェックしたりニュースを見るだけといった利用もできるので、まずは無料で同取引所の口座開設を検討してみることがおすすめです。
Source: 仮想通貨の最新情報BTCN | ビットコインニュース
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