CoincheckとLiquid by Quoineはどっちがおすすめ?機能や手数料、評判を徹底比較!

CoincheckとLiquid by Quoineはどちらも日本で有名な仮想通貨取引所として知られています。どちらも初心者から上級者まで広く利用している取引所ですが、機能や手数料、取扱通貨など様々な部分を比較することでどちらが利用しやすいのか、あるいは自分に向いているのかが分かってきます。そこで今回はGMOコインとLiquid by Quoineはどっちがおすすめなのか、客観的な比較などを分かりやすく解説していきます。

目次

  1. Coincheckの特徴・機能まとめ
    1-1. 取り扱い仮想通貨は11種類で国内最多!
    1-2. 長期投資向けサービス「貸仮想通貨」「Coincheckつみたて」が利用可能
    1-3. ダウンロード数250万件突破のスマホアプリ
  2. Liquidの特徴・機能まとめ
    2-1. 板取引に特化したサービス設計
    2-2. 初心者にも優しいスマホアプリ、電話でのサポート
    2-3. 顧客資金の100%をコールドウォレットで管理
  3. CoincheckとLiquidの取扱通貨手数料を徹底比較!
    3-1. 取扱仮想通貨の比較
    3-3. 各種手数料の比較
  4. まとめ

①Coincheckの特徴・機能まとめ

Coincheck
Coincheckは、コインチェック株式会社が2014年8月に運営をスタートした仮想通貨取引所サービスです。Coincheckは複雑になりがちな仮想通貨取引アプリケーションの中でも、初心者にとっても見やすく直感的に使いやすいインターフェースを提供して人気を博しました。コインチェック株式会社は、2018年4月にマネックスグループ株式会社によって完全子会社化されています。

1-1. 取り扱い仮想通貨は11種類で国内最多!

Coincheckは「販売所」と「取引所」で仮想通貨の売買サービスを提供しています。取引所はビットコインのみの取り扱いですが、販売所はビットコイン、イーサリアム、XRP、ビットコインキャッシュ、ライトコイン、リスク、イーサリアムクラシック、モナコイン、ネム、ファクトム、ステラルーメンと国内の仮想通貨取引所の中で最多11種類を取り扱っています。また、販売所ではBTC建てでアルトコインを購入できるので、ビットコインがある程度値上がりしたら、目ぼしいアルトコインに一部を交換しても良いでしょう。

1-2. 長期投資向けサービス「貸仮想通貨サービス」「Coincheckつみたて」が利用可能

Coincheckには、自分が所有している仮想通貨を貸し出して最大年利5%を仮想通貨で獲得できる「貸仮想通貨サービス」があります。貸仮想通貨サービスは仮想通貨の保有量を確実に増やすことができるので、トレードをせずに仮想通貨を運用したいと考える人におすすめです。

また、Coincheckは月々1万円から定期的に仮想通貨投資ができる「Coincheckつみたて」を提供しています。銀行口座からの日本円入金と仮想通貨の購入が自動で、手数料無料で行われるため、相場を気にせずに長期投資ができます。Coincheckつみたてはビットコインのみの対応ですが、対応通貨は順次拡大されていく予定となっています(2020年1月時点)。

1-3. ダウンロード数250万件突破のスマホアプリ

Coincheckのアプリからは販売所へアクセスして仮想通貨を購入できます。また、「貸仮想通貨サービス」や「Coincheckつみたて」へアクセスできる他、Coincheckの電気ガス料金の支払いサービスなどを一元管理できることも特徴です。Coincheckはユーザー間でコミュニケーションが取れるチャットサービスをいち早く提供しました。こうした取り組みもあって、Coincheckのアプリは2019年7月にアプリダウンロード数は250万を突破しています。

②Liquidの特徴・機能まとめ

Liquid
Liquid by Quoine(Liquid)はQUOINE株式会社が運営する仮想通貨取引所です。2019年4月にシリーズC資金調達で評価額10億米ドルとされたユニコーン企業の一つです。Liquidでは、顧客資産の100%をコールドウォレットで管理しており、仮想通貨を安全に保管したいと考えるユーザーにとっておすすめの仮想通貨取引所です。Liquidは同社がICOによって発行したLiquid Coin(QASH)が購入できる唯一の国内取引所でもあります。

2-1. 板取引に特化したサービス設計

Liquidでは5種類の仮想通貨(ビットコイン、イーサリアム、XRP、ビットコインキャッシュ、キャッシュ)で「現物取引」を利用でき、3種類の仮想通貨(ビットコイン、イーサリアム、XRP)で「レバレッジ取引」が利用できます。Liquidでは、ビットコイン(BTC/JPY)の取引を手数料無料(ポジション管理料を除く)で利用でき、買値と売値の差を意味する「スプレッド」も業界最狭水準を謳っています(2019年1~3月、同社実績より)。また、Liquidが提供する取引ツールは、様々な足種、インジケーター、チャート描画機能が利用可能です。

2-2. 初心者にも優しいスマホアプリ、電話でのサポート

同社が提供する仮想通貨取引アプリ「Liquid by Quoineライト版」は、初心者の方にも簡単に仮想通貨を取引できるように設計されています。Liquidの「かんたん本人確認」は郵送受取なしで、スマホと身分証のみで口座開設が可能です。Liquidは、メールと電話のカスタマーサポート体制を備えており、メール対応は週末も対応しています。

2-3. 顧客資金の100%をコールドウォレットで管理

Liquidは、仮想通貨をハッキングなどの危険性があるホットウォレトではなく、コールドウォレットで管理することで顧客の資産を守っています。独立評価機関ICORating社からは、ユーザーセキュリティ、ウェブセキュリティ、ドメイン&登録機関のセキュリティ、DOS攻撃に対する防護で高く評価され、セキュリティ国内最高ランクとなっています。

③CoincheckとLiquidの取扱通貨手数料を徹底比較!

3-1. 取扱仮想通貨の比較

Coincheck Liquid
販売所 ビットコイン(BTC)
イーサリアム(ETH)
XRP(エックスアールピー)
ビットコインキャッシュ(BCH)
ライトコイン(LTC)
NEM(XEM)
イーサリアムクラシック(ETC)
Lisk(LSK)
Factom(FCT)
モナコイン(MONA)
ステラ(XLM)
なし
取引所 ビットコイン ビットコイン(BTC)
イーサリアム(ETH)
XRP(エックスアールピー)
ビットコインキャッシュ(BCH)
Liquid Coin(QASH)
最小注文数(BTC) 500円相当 0.001BTC

3-2. 各種手数料の比較

Coincheck Liquid
取引手数料(現物取引所) BTC/JPY:無料 BTC/JPY:無料
その他ペア:0.1%、0.05%(QASHでの支払い)
日本円出金手数料 407円 SBIネット銀行560円
その他の銀行760円
(最低金額1,500円)
仮想通貨出金手数料 BTC:0.001BTC
ETH:0.01ETH
XRP:0.15XRP
ETC:0.001ETC
LSK:0.1LSK
FCT:0.1FCT
XEM:0.5XEM
LTC:0.001LTC
BCH:0.001BCH
MONA:0.001MONA
XLM:0.01XLM
BTC:0.0005BTC(0.001BTC〜)
ETH:0.01ETH(0.02ETH〜)
BCH:0.001BCH(0.002BCH〜)
XRP:0.25XRP(5XRP〜)
QASH:無料(1QASH〜)

※2020年2月時点の情報となります。最新情報に関しては上記サイトをご覧ください。

④まとめ

CoincheckとLiquidの大きな違いは取り扱っている仮想通貨の種類でしょう。Coincheckは日本国内の取引所の中で最も多くの種類の仮想通貨を取り扱っているので、アルトコインへの投資に興味がある人にはCoincheckをおすすめします。一方、Liquidは5種類の仮想通貨での板取引が可能です。スプレッドの狭さに定評もあるため、少しでも購入単価を低くしたいという方や、レバレッジ取引をしたいという方にはLiquidがおすすめです。

また、両取引所ともスマホアプリに対応しており、Coincheckのアプリは初心者にも分かりやすく直感的に操作できるよう設計されています。Liquidのアプリは初心者だけでなくトレーダーが本格的に取引する場合にも利用できる高機能取引ツールを備えています。

自分がどのように仮想通貨に投資したいかによって適切なサービスは異なってきます。CoincheckもLiquidも、口座開設は無料でできるので、これを機に2つの取引所で口座を開設することもおすすめです。仮想通貨取引所はメンテナンスや売買制限など、利用ができない瞬間もあるので、ひとつの取引所だけで取引をするよりも複数の取引所で投資をすることがおすすめです。また、複数の取引所で保有通貨を分散することで万が一のハッキングなどの際であっても、リスクを最小限に抑えることができるなどメリットが多分にあります。ぜひ参考にしてみてください。

Source: 仮想通貨の最新情報BTCN | ビットコインニュース
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