LINE FXの評判は?メリット・デメリットや他社スプレッドとの比較も

コミュニケーションアプリとして人気を誇るLINEですが、2020年3月よりFXサービスである「LINE FX」の提供が開始されました。LINE FXにはどんなサービスや機能があるのか、気になる方も多いと思います。そこで本記事では、LINE FXの概要やメリット・デメリット、評判、どんな方におすすめなのか、といった点を徹底解説していきます。

LINE FXに興味がある方は、ぜひ本記事を参考にしてください。

目次

  1. LINE FXとは
  2. LINE FXのメリット5つ
    2-1.FXの重要な情報をLINEで通知してくれる
    2-2.FX業界最狭水準のスプレッドを提供
    2-3.直観的に分かりやすい高機能チャートで取引ができる
    2-4.大手企業同士のタッグで経営基盤やセキュリティに強み
    2-5.最短3分間で口座申し込みができる
  3. LINE FX のデメリット3つ
    3-1.10,000通貨からの取引
    3-2.通貨ペアが少ない
    3-3.デモトレードがない
  4. LINE FXの評判
  5. LINE FXはこんな方におすすめ
  6. まとめ

1.LINE FXとは

LINE証券株式会社のFXサービスである「LINE FX」。LINE証券株式会社は、野村證券の親会社である野村ホールディングスとLINEの子会社であるLINE Financialが共同開発したFXサービスです。

LINEといえば、コミュケーションアプリとしても有名ですが、FXサービスは実際のところどうなのか気になる方も多いと思います。以下でLINE FXのメリット・デメリットや実際に利用している方の評判などを詳しく紹介します。

2.LINE FX のメリット5つ

まずは、LINE FXのメリットについて詳しく紹介します。

2-1.FXの重要な情報をLINEで通知してくれる

為替レートの変動や経済指標などといったFXの取引に必要な情報を、タイムリーにLINEで通知してくれるため、情報を気軽に受け取ることができます。

通常であれば、FXの情報はサイトや専用アプリなどで確認する形になります。そのため、情報を取得する際には、サイトを開いたり必要な情報を探したりと手間がかかるのも事実です。しかし、LINEで通知が来れば、普段LINEをするような感覚で情報を取得できるため、日常的にLINEを使う方であればストレスなく欲しい情報をピンポイントで取得することができます。

さらに、LINEのメッセージ内のリンクから直接LINE FXアプリの取引画面に移行できるため、即座に取引することも可能です。LINE FXであればLINE上で最新の情報を即座に入手し、すぐに取引をすることができる点が便利だといえます。

2-2.FX業界最狭水準のスプレッドを提供

「LINE FX」では、FX業界最狭水準のスプレッドで取引を行うことができます。スプレッドは、FXにおける実質手数料であり、狭ければ狭いほど取引コストが少なく、リターンを得やすくなります。

以下で、代表的な国内FX会社のスプレッドと「LINE FX」のスプレッドを比較していきます。

FX会社名 米ドル/円 ユーロ/米ドル ユーロ/円 ポンド/円
LINE FX 0.2銭 0.4銭 0.5銭 1.0銭
GMOクリック証券 0.2銭 0.4銭 0.5銭 1.0銭
DMM.com証券 0.2銭 0.4銭 0.5銭 1.0銭
外為どっとコム 0.2銭 0.4銭 0.5銭 1.0銭
外為オンライン 1銭 1銭 2銭 4銭

(2020年5月26日現在、HEDGE GUIDE編集部調査)
出典:
LINE FX(https://linecorp.com/ja/pr/news/ja/2020/3125
GMOクリック証券(https://www.click-sec.com/corp/guide/fxneo/commission_list/
DMM.com証券(https://fx.dmm.com/fx/service/spread/
外為どっとコム(https://www.gaitame.com/renew/spread.html
外為オンライン(https://www.gaitameonline.com/dealings.jsp

上記の表を見る限り、国内の代表的なFX会社と比べても、同水準の安価なスプレッドを提供していることが分かります。

2-3.直観的に分かりやすい高機能チャートで取引ができる

LINE FXはスマホ取引専用ですが、パソコンと同等クラスの高機能チャートを使い取引を行うことができます。移動平均線やボリンジャーバンドなど、計11種類のテクニカル指標を利用することが可能です。パラメーター設定も変更できるため、自分好みの設定で取引を行えます。

また、リアルタイムのチャートを確認しながらワンタップで注文をすることができるため、スピーディーな取引も可能です。さらに、1画面で4チャート表示や描画ツールなども豊富にあるため、スマホからでも高いレベルで取引を行うことができます。

2-4.大手企業同士のタッグで経営基盤やセキュリティに強み

LINE FXは、証券業界でも有数の大手である野村ホールディングスが関わっているため、経営面やセキュリティ面においても強みがあります。

今の時代100%倒産しない会社はありませんが、少なくともGMOクリック証券や外為どっとコムなどの大手FX会社と比べても、見劣りしない安心感はあるといえます。

2-5.最短3分間で口座申し込みができる

LINE FXでは、最短3分間で口座申し込みを行うことができます。申し込みを行う際には、以下の書類を用意する必要があります。

  • 運転免許証
  • マイナンバー通知カード
  • マイナンバー個人番号カード

また、すでにLINE証券の口座をお持ちの方は、書類の提出は無しで口座開設申し込みをすることが可能です。口座開設と聞くと面倒なイメージをお持ちの方も多いと思いますが、LINE FXであれば最短3分という短さで口座申し込みを完了することができます。

3.LINE FXのデメリット3つ

LINE FXの口座開設をする前に、デメリットも抑えておきましょう。

3-1.10,000通貨からの取引

LINE FXでは、10,000通貨からの取引となります。10,000通貨とはFX会社が定める最小取引単位のことであり、取引するのに必要な証拠金にも影響します。

必要証拠金は一般的に、「現在の為替レート×取引数量÷レバレッジ」で求められます。例えば、1ドル100円時に、レバレッジ25倍で10,000通貨分の取引を行ったとします。この場合、100×10,000÷25=40,000となり、最低40,000円の証拠金が必要になります。

実際にはレバレッジは25倍だとリスクが高すぎるため、レバレッジを効かせても数倍程度に抑えるのが望ましいでしょう。そのため、LINE FXで取引を始めるには、資金は少なくとも10万円以上用意しておくことが必要だといえます。

もちろん、取引単位が大きくなるほど得られる利益の幅も大きくなりますが、逆に損失の幅も大きくなります。FXに限らず、リターンが100%確実に得られるという投資はありません。元本割れとなるリスクもありますので、生活などには関わらない余裕資金で始めることが大切です。

LINE FXで取引を行う際は、10万円以上の余裕資金が必要になる点は留意しておきましょう。

3-2.通貨ペアが少ない

LINE FXは10通貨ペアの取扱いと、大手FX会社と比べると取引通貨ペアが少ないことがデメリットに挙げられます。LINE FXが提供する通貨ペアは、以下の通りです(2020年5月26日現在)。

LINE FXの通貨ペア

米ドル/円・ユーロ円・ポンド/円・豪ドル/円・NZドル/円・トルコリラ/円・南アフリカランド/円・ユーロ/米ドル・ポンド/米ドル・豪ドル/米ドル

出典:LINE FX

2020年5月26日現在、GMOクリック証券が20通貨ペア外為どっとコムが30通貨ペアのため、それらに比べても少ないことが分かります。しかし、メジャー通貨と呼ばれる、取引量が多く人気の通貨ペアは一通り取り扱っているため、取引を行うのにあまり支障はないでしょう。

3-3.デモトレードがない

LINE FXでは、デモトレードのサービスを提供していないため、事前に注文や決済などを体験することができません。

FX会社が提供するデモトレードは、提供するFX会社の本番環境を使いバーチャル取引を行えるため、事前にシステムを体験することができます。事前に体験しておけば、注文ミスで無駄な損失を出すリスクを防ぐことが可能です。

LINE FXでは事前にシステムを体験することができないので、FX初心者の方は発注ミスや操作ミスなどには十分に注意して取引を進めると良いでしょう。

4.LINE FXの評判

では実際に、LINE FXを利用しているユーザーの評判を見ていきましょう。

相場に関するLINE通知が便利、UIも使いやすい

LINE FXは口座開設までが早い。LINE Payも使える

他社のスプレッドが開いたときもLINE FXは原則固定で0.2銭だった

5.LINE FX はこんな方におすすめ

LINE FXのメリットやデメリット、評判などを紹介してきました。これらを踏まえて、LINE FXは以下のような方におすすめだといえます。

  • 低スプレッドで取引を行いたい方
  • スマホでFXの取引を行いたい方
  • 大手企業が運営するサービスを使いたい方
  • 口座開設などで面倒な手続きを避けたい方
  • 普段からLINEをよく利用している方

LINE証券は、スマホ投資サービスとも位置付けられているため、いつでもどこでも取引がしたいという方にはピッタリのFXサービスです。仕事で忙しい働く世代の方でも、利用しやすいサービスといえます。

まとめ

LINE FXは、スマホからでも高いレベルで取引を行うことができます。スプレッドも業界最狭水準で、大手FX会社と比べても変わりはありません。普段からLINEを利用している多くの方には馴染みやすいため、FX未経験の方でもデビューにはちょうどいいサービスでしょう。

LINE FXに興味のある方は、メリット・デメリットを踏まえた上で利用を検討してみてはいかがでしょうか。

Source: 仮想通貨の最新情報BTCN | ビットコインニュース
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