One Tap BUYの評判は?メリット・デメリットや始め方も

One Tap BUYは、投資資金に余裕がない場合でも簡単かつ低予算から始めることができる株式投資サービスです。日米の株式にスマホから簡単に投資できるため、投資初心者を中心に幅広く活用されています。

そこでこの記事では、One Tap BUYの特徴やメリット・デメリット、評判などについて詳しくご紹介します。株式投資を手軽に行いたい方、少額から有名企業の株式を保有したいという方は、ご参考ください。

目次

  1. One Tap BUYとは
    1-1.スマートフォン専用の株式投資サービス
    1-2.1,000円から有名企業の株主になれる
    1-3.ソフトバンク系列の子会社が運営
  2. One Tap BUYのメリット
    2-1.投資を行うためのハードルが低い
    2-2.日本株・米国株に手軽に投資できる
    2-3.1株からIPO株に投資できる
    2-4.アプリ内で投資を学ぶことができる
    2-5.資産管理がしっかりしている
  3. One Tap BUYのデメリット
    3-1.取扱銘柄は限定されている
    3-2.取引手数料は時間帯によって高め
    3-3.指値注文はできない
  4. One Tap BUYの口コミ・評判
  5. One Tap BUYの始め方
  6. まとめ

1 One Tap BUYとは

One Tap BUYは2016年6月に日本初のスマホ証券としスタートしたサービスで、1,000円からリアルタイムに株式投資ができるという日本初の仕組みで話題になっています。

まずは、One Tap BUYがどのような特徴をもったサービスなのかを確認しましょう。

1-1 スマートフォン専用の株式投資サービス

One tap BUYは、誰でも手軽に株式投資を行えるという理念に基づいて設計されている株式投資サービスです。タップ一回で人気企業の株式を購入できる手軽さが最大の特徴で、若年層にも利用しやすいように最低投資金額は1,000円に設定されており、手数料体系もわかりやすい仕組みになっています。

スマートフォンに特化した操作しやすいUIも好評で、従来の投資家層とは違った若年層に人気があります。

1-2 1,000円から有名企業の株主になれる

通常、株式を購入する際は単元数という必要な最低購入数の基準が決まっており、単元数の株式を購入すると数十万円、数百万円の資金が必要となる場合が多くあります。そのため、投資初心者にとっては初期費用の高さが株式投資における大きなハードルとなる場合があります。

一方、One Tap BUYでは、事前に運営企業が株式を通常の単元数で購入し、投資家の出資額に応じてその株式を分配する仕組みなので、1,000円から株式を購入することができます。

また、One Tap BUYでは自分が投資したい銘柄と、投資したい金額を入力するだけで投資を行うことができます。株数を基準にした場合のように、株価に購入数を掛けて必要額を求めるといった計算が不要なので、画面を見ながら計算や検討をする手間もかかりません。

株式も日米の優良銘柄が絞り込まれており、企業情報をあまり有していない初心者の方でも、銘柄選びや選択操作などをスムーズに行えるのが特徴です。

1-3 ソフトバンク系列の子会社が運営

運営元である株式会社One Tap BUYは、大手デジタル企業であるソフトバンクグループの子会社です。グループ内の各種金融サービスとの連携によって多くのサービスを提供しており、さらにAIやインターネットの先進技術に強みを持つ企業グループであるため、高い技術力から新サービスの提案や既存サービスの改善などが期待できます。

また、ソフトバンクグループの子会社であるPayPay株式会社が提供する「PayPayボーナス」をOne Tap BUYの独自ポイントに交換し、疑似的な運用を体験できる「ボーナス運用」というサービスも提供されています。「ボーナス運用」はすでにユーザー数100万人を超える人気サービスです。

株式会社One Tap BUYの社名は、2020年秋頃を目処に「PayPay証券株式会社」に変更される予定です。今後も積極的なブランディングと共にPayPayの各種サービスとのさらなる相乗効果を期待できるでしょう。

2 One Tap BUYのメリット

手軽な株式投資サービスであるOne Tap BUYの具体的なメリットを見ていきましょう。

2-1 投資を行うためのハードルが低い

投資には通常、資金・知識・手続き(の面倒さ)などのハードルがあります。そのハードルが低くなっていることがOne Tap BUYのメリットであり、これまでの投資サービスの利用者層とは異なるユーザーにも支持されている理由の一つです。

One Tap BUYの最低投資金額は1,000円という手軽さのほか、スマホのみで完結する口座開設手続きや購入時の入力項目の削減など、煩わしい手続き面も簡略化されています。

アプリもスマートフォン専用のわかりやすいUI(ユーザーインターフェイス)が採用されているので、投資初心者でも様々な投資情報を直感的に把握することができるように工夫されています。

2-2 日本株・米国株に手軽に投資できる

米国株はコロナ禍においても勢いがあり、今後の実体経済の回復が進めば一層の上昇も期待できます。世界的な大企業、企業価値の高い企業を多く有する米国株投資を、大きな投資収益の源泉として期待する投資家もいます。

しかし、通常の米国株投資は、まず対応している証券会社を選ぶことから始める必要がある上、税制や手数料などの仕組みも異なるため、為替レート等も考える必要があるなど、ある程度の知識を求められます。

一方、One Tap BUYでは、必要な多くの作業などはOne Tap BUY側でシステム処理されるため、人気の米国株投資を24時間いつでも手軽に行うことができます。

2-3 1株からIPO株に投資できる

One Tap BUYは、IPO株(新規公開株)に投資できるのも大きな特徴です。IPO株は公募価格(=上場前に設定される株価)よりも初値(上場日に最初につく株価)が高くつくことも多いため、利益を狙いやすい投資として人気があります。

通常のIPOは、希望者に対して抽選で購入数の割り当てが行われますが、当選した場合、割り当てられた数量を指定された金額で購入する必要があります。その金額は数十万円になることも多く、資金の少ない投資家には負担でありハードルにもなっています。

一方、One Tap BUYのIPOは、通常の株式と同じく分配方式になっているため、1株から投資することが可能です。IPOに関しては金額ではなく株式数指定であることに注意は必要なものの、単元数が100株であることを考えると、100分の1の資金で参加できるのは、資金力の少ない投資家にとって大きなメリットです。

2-4 アプリ内で投資を学ぶことができる

One Tap BUYのアプリには、株式投資についてのコンテンツも豊富です。無料で利用できるものばかりで、ニュースだけでなくマンガになっているものもあり、初心者でも気軽に読みながら学習できます。

株式投資に関する基本的な専門用語や、様々なケースにおける対応方法など、実際の投資において役立つ内容も多いので、ちょっとした隙間時間に勉強をすることができます。

各銘柄の情報やOne Tap BUY内での人気銘柄といった情報も入手可能なので、学習だけでなく情報収集もしっかり行えます。

2-5 資産管理がしっかりしている

One Tap BUYでは、投資家が入金した資金を分別保管しており、One Tap BUYの資産とは別に保管されています。この分別された資金は、大手金融グループに属するみずほ信託銀行が保管・管理しているので、One Tap BUYの経営状態に何かあっても、預けた資産は基本的に返金される仕組みになっています。

3 One Tap BUYのデメリット

One Tap BUYは特徴的なサービスだからこそ、デメリットもしっかり理解して利用することが大切です。

3-1 取扱銘柄は限定されている

One Tap BUYでは取扱銘柄が絞り込まれているぶん、自分が買いたい銘柄が必ずあるとは限りません。One Tap BUYの取扱銘柄は基本的に日米株とも有名企業が中心なので、あまり名前が知られていない企業の株式を購入する際は、事前に取扱銘柄一覧を確認してみましょう。

3-2 取引手数料は時間帯によって高め

One Tap BUYを利用する場合、取引手数料が時間帯によって高めになる場合があります。タイミングや商品、購入金額によっては、他のネット証券会社よりも取引手数料が高くなるのがデメリットです。

One Tap BUYの取引手数料は、日本株が0.5~1.0%、米国株が0.5%~0.7%です。ネット証券の場合、条件によっては無料のサービスもあります。One Tap BUYは金額指定で少額から購入できるものの、単元数に届くほどのまとまった資金を投入する際は、慎重に検討しましょう。

3-3 指値注文はできない

One Tap BUYは1,000円以上1,000円単位で取引ができるものの、指値注文ができない点にも注意が必要です。指値注文とは、約定金額を指定し、株価がその水準になったら自動的に約定する方法ですが、One Tap BUYでは提示された価格で取引する必要があります。

4 One Tap BUYの口コミ・評判

One Tap BUYは、ターゲット層を投資初心者や若い人を中心にしています。実際の利用者からは次のような口コミや感想が寄せられているので、投資判断の参考にしましょう。

  • 「少額で株式投資をしたい人に向いている」
  • 「手数料が高いが、それでも1,000円で1株未満の株式を買えるのは大きい」
  • 「米国株を円のまま買えるのは初心者にとてもわかりやすい」
  • 「購入できる銘柄の種類をもっと増やしてほしい」

※上記は全て個人の感想となります。サービスに関してご自身でもよくお調べの上、ご利用をご判断ください。

One Tap BUYの利用者は投資初心者も多いので、低予算での運用に関する意見や、投資の楽しみを実感している声が多く見られるのが特徴です。他サービスと比較して楽しく投資に取り組もうとしているユーザーもおり、毎日の含み益の増減や、積み立て投資のために毎月節約する楽しみが増えたという声もあります。

好調な米国株については、実際のパフォーマンスや取り組みやすさが高く評価される一方、取扱銘柄の種類をもっと増やしてほしいという改善を望む意見も届いています。

5 One Tap BUYの始め方

One Tap BUYの口座を開設するには、以下の準備が必要です。

  • インターネットに接続可能なPCまたはスマートフォン
  • マイナンバー確認書類(個人番号カード、通知カードなど)
  • 本人確認書類(運転免許証、保険証など)

口座開設の申し込みはOne Tap BUYのアプリまたは公式Webサイトの「口座開設」から行います。最初に、申し込みフォームに個人情報を入力します。登録住所に口座を利用するための書類が届くので、必ず本人が受け取ることのできる住所を記入しましょう。

個人情報の入力が終わると、本人確認書類のアップロードを求められます。スマートフォンの場合、その場で撮影してアップロードできるのでスムーズです。

内容を確認し、申し込みを確定したらOne Tap BUY側で審査が行われます。7~10日ほどでID・パスワードを記載した口座開設通知書が郵送で届くので、記載されているIDとパスワードでログインし、口座への入金を済ませたら、株式投資を始めることができます。

まとめ

One Tap BUYは、スマートフォン1つで気軽に株式投資を行えるサービスです。最低投資額の低さや使いやすさから、従来の投資家だけでなく、若年層の初心者ユーザーを中心に盛り上がりを見せており、これから投資を始めたいと考えている方や、隙間時間で資産運用を考えている方に向いています。

なお、株式投資には元本割れリスクがあるので、手数料などのコスト面を含め、投資判断は慎重に行うようにしましょう。

Source: 仮想通貨の最新情報BTCN | ビットコインニュース
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