2,100万BTCしかないビットコインをコツコツ集めておこう。ビットコイン投資におすすめの暗号資産取引所3選
ビットコインの発行量は、プログラムによって上限が2,100万BTCに設定されていることはご存じでしょうか?既に約1,850万BTCが採掘されており、マイニング報酬としての新規発行量も4年に1度半減していくので、益々希少性が高まっています。
一方、日本円や米ドルなどの法定通貨は、各国中央銀行の経済政策によって貨幣の流通量を調節することが可能です。世界は今、新型コロナウィルスのパンデミックをきっかけに、景気対策を目的として貨幣を発行する方向に向かっています。
法廷通貨の価値が下がりインフレにつながる恐れが高まる中、発行量が制限されたビットコインの特徴が注目を集めつつあります。ここでは具体的に2,100万BTCという数量がどれほどのものか、ビットコインの希少性にフォーカスしてみたいと思います。
目次
- ビットコインの発行量と世界の総人口の関係
- アクセスできないビットコインの数量
- ビットコイン投資におすすめの暗号資産取引所
2-1. マネックスグループ傘下の企業が運営「Coincheck」
2-2. 貸暗号資産で着実に資産を増やせる「GMOコイン」
2-3. 国内の主要メガバンクやベンチャーキャピタルから出資を受けるbitFlyer - まとめ
①ビットコインの発行量と世界の総人口の関係
ある試算によると、総人口70億人に対して一人当たりのビットコイン数量は0.0027 BTCしかないと見積もられています。つまり世界中にビットコインが普及した場合、わずかな保有量でも大きな富につながる可能性がある訳です。トレーダーのDavincij15氏によれば、0.28BTC保有するだけで世界の上位1%に該当するとされています。Davincij15氏はまた、1 BTCを保有すれば平均的なビットコイン保有者の400倍以上の富を保有することになると見積もっています。
②アクセスできないビットコインの数量
ビットコインには、ユーザーの秘密鍵紛失や送金ミスなどによって半永久的にアクセスできないものが一定数あります。調査会社Chainalysisが2019年に発表したレポートでは、推定400万~600万BTCのビットコインが失われたと試算されています。これを加味すると、人口1人あたりのビットコインの数量はさらに少なくなる可能性があります。
②ビットコイン投資におすすめの暗号資産取引所
2020年9月時点に、ビットコインの時価総額は約1,940億ドルとなっていますが、金の時価総額(約9兆ドル)のようなステータスに達するには、まだまだ時間がかかりそうです。しかし、将来的にビットコインの採用がさらに進んでもおかしくありません。そうした未来に備えて、今から少しずつビットコイン投資しておくと良いでしょう。これからビットコインを購入したいと考えている投資家に向けておすすめの暗号資産取引所をご紹介します。
2-1.マネックスグループ傘下の企業が運営するCoincheck
「Coincheck」は、マネックスグループ株式会社の子会社であるコインチェック株式会社が運営する仮想通貨取引所です。「新しい時代のお金をデザインすること」を創業理念に掲げているマネックスグループをバックグランドに持つCoincheckでは、ビットコイン/日本円の板取引を手数料無料で利用できます。
またCoincheckのスマホアプリは優れたインターフェイスが特徴で、「販売所」にアクセスしてスムーズに暗号資産を売買できるよう設計されており、2020年6月時点にアプリダウンロード数295万件を突破しています。
Coincheckは毎月一定額を自動的に投資できる「Coincheckつみたて」や、暗号資産を貸し出して最大年利5%を獲得できる「貸暗号資産」サービスを提供しています。どちらも長期投資の手段として支持されているサービスです。
ビットコイン取引機能 | 販売所、取引所 |
最小注文数量 | 500円相当 |
手数料 | 販売所:スプレッド 取引所:無料 |
付帯サービス | 貸仮想通貨、Coincheckつみたて |
2-2. 貸暗号資産を提供するGMOコイン
「GMOコイン」は、東証一部上場のGMOインターネット株式会社のグループ会社であるGMOコイン株式会社が運営する暗号資産取引所です。GMOインターネットのグループ会社にはGMOクリック証券など金融サービスを提供している会社もあるので、こうした金融機関としてのバックグラウンドを持っていることも特徴のひとつです。
GMOコインも「貸暗号資産」サービスを提供しており9種類の暗号資産に対応しています。最低10万円から、貸出期間に応じて最大年率3%の暗号資産を獲得できます。GMOコインはホームページでシミュレーションツールを設置しているので、条件毎のリターンを想定することもできます。例えば、ビットコイン0.1BTCを「年率3%コース(3ヶ月)」に貸し出した場合、償還時に受け取れる貸借料は0.00073972(932円相当)という具合です。またGMOコインの場合、償還時に同じ条件で再度、貸出できる点も魅力的です。
GMOコインでは「販売所」と「取引所」で現物ビットコインを購入できます。特に、取引所のメイカー(指値注文)注文にマイナス手数料を採用しているため、ビットコインを取引するたびに取引所から手数料分を受け取ることができます。また、GMOコインの「暗号資産FX」は証拠金取引ができるので、価格が急騰した時に現物をすぐに売れない場合など、ヘッジに併用しても良いでしょう。
ビットコイン取引機能 | 販売所、取引所、暗号資産FX |
最小注文数量 | 0.0001BTC(販売所・取引所) |
手数料 | 販売所:スプレッド 取引所(現物):Maker:-0.01% Taker:0.05% |
付帯サービス | 貸暗号資産 |
2-3. 国内の主要メガバンクやベンチャーキャピタルから出資を受けるbitFlyer
株式会社bitFlyerが運営する暗号資産取引所bitFlyerは、国内の主要メガバンクやベンチャーキャピタル(SMBCベンチャーキャピタル、みずほフィナンシャルグループ、三菱UFJキャピタル等)から出資を受けており、強固な経営基盤を築いています。
bitFlyerは「ブロックチェーンで世界を簡単に」というミッションを掲げており、多くの人にビットコインを最初に体験してもらうためのサービスを開発しています。Tポイントを使ってビットコインを獲得できる「Tポイントプログラム」は、その代表例と言えます。普段の生活で貯めたポイントも気軽にビットコイン投資に当てることができ、交換レートはTポイント100ポイントにつき、85円相当のビットコインとなっています。bitFlyer経由でネットショッピングや旅行予約、ふるさと納税などを利用することで、ビットコインがもらえるサービスもあるので、購入する前にビットコインを保有してみたいという方におすすめです。
ビットコイン取引機能 | 販売所、取引所、bitFlyer Lightning |
最小注文数量 | 販売所: 0.00000001 BTC 取引所:0.001 BTC |
手数料 | 販売所:スプレッド 取引所(現物):0.01 ~0.15%(単位: BTC) |
付帯サービス | Tポイントプログラム、ビットコインをもらう |
③まとめ
新型コロナウィルスのパンデミックをきっかけに、インフレに対する懸念が強まる中、ビットコインを安全資産と考える見方が出てきています。2020年の年初からのパフォーマンスを見るとビットコインは伝統的な資産クラスを上回っていることから、大きな期待を寄せている方も多いかもしれません。
しかし、このような状況が今後も継続するかどうかは分かりません。ビットコイン投資を始めようとしている方は、一気に資金を投入するのではなく、余剰資金の一部を安定的に投じていくようにしましょう。ドルコスト平均法で積立ができるCoincheckの「つみたて投資」を利用したり、暗号資産の利息を稼いで保有量を着実に増やすことができるGMOコインの「貸仮想通貨」などのサービスを利用してみるのもいいでしょう。また、bitFlyerの「Tポイントプログラム」や「ビットコインがもらえる」サービスを利用すれば、現金を持ち出すことなくビットコインを取得することができます。
複数の取引所に登録することでサービスを使い分けることができます。複数の口座に資金を分散させることで、メンテンナンスなどのやむを得ない事情で取引所が利用できないリスクや万が一取引所がハッキングされてしまった場合のリスク回避にもなります。この機会に暗号資産各社のサービスを試してみてください。
Source: 仮想通貨の最新情報BTCN | ビットコインニュース
2,100万BTCしかないビットコインをコツコツ集めておこう。ビットコイン投資におすすめの暗号資産取引所3選