岡三オンライン証券、iDeCoの評判は?手数料や具体的なファンドも
公的年金にプラスして給付を受けられる私的年金で、掛け金や収益、給付金などに対する税制メリットがあるiDeCoは、老後の資産形成を考える多くの方が利用しています。
今回は、岡三オンライン証券の評判やiDeCoで購入できるファンド、手数料などについて紹介しますので、参考にしてください。
※本記事は投資家への情報提供を目的としており、特定商品・ファンドへの投資を勧誘するものではございません。投資に関する決定は、利用者ご自身のご判断において行われますようお願い致します。
目次
- 岡三オンライン証券のiDeCoの特徴とメリット
1-1.運用商品のラインナップが豊富
1-2.岡三iDeCoファンドナビでポートフォリオを提案してくれる - 岡三オンライン証券のiDeCoの注意点とデメリット
2-1.信託報酬がやや高い商品が多い
2-2.運用にかかる手数料がやや高い - 岡三オンライン証券のiDeCoの評判は?
- 岡三オンライン証券のiDeCo対応商品例
4-1.日本インデックス225DCファンド
4-2.DCニッセイ外国株式インデックス - 岡三オンライン証券のiDeCoに必要な手数料
5-1.iDeCo加入時の手数料
5-2.運用時の手数料
5-3.給付時・還付時の手数料 - まとめ
1.岡三オンライン証券のiDeCoの特徴とメリット
岡三オンライン証券のiDeCoには、以下のような特徴があります。
- 運用商品のラインナップが豊富
- 岡三iDeCoファンドナビでポートフォリオを提案してくれる
それぞれ詳しく見ていきましょう。
1-1.運用商品のラインナップが豊富
岡三オンライン証券のiDeCoの特徴として、運用商品のラインナップが豊富であることが挙げられます。
現在、多くの金融機関でiDeCoが取り扱われており、複数の商品に投資できますが、中でも岡三オンライン証券では41本と比較的多くの商品を取り扱っています。
また、元本確保型の商品とバランス型の投資信託が多いという特徴があり、利用者のさまざまなリスク許容度に対応できるラインナップとなっています。幅広い選択肢のなかからiDeCoの運用商品を吟味したいという方に向いている金融機関といえます。
1-2.岡三iDeCoファンドナビでポートフォリオを提案してくれる
岡三オンライン証券では、iDeCoファンドナビというサービスを提供しており、運用ポートフォリを提案してもらうことができます。
簡単な質問に答えるだけで、岡三オンライン証券がiDeCoで取り扱っている投資信託商品のなかから、リスク許容度や年齢などに応じた最適なポートフォリオを作成して、提案してくれます。
投資信託商品について詳しい知識を持っていなくても商品を選択しやすくなるメリットがあるので、投資初心者の方にとってはうれしいサービスといえます。
2.岡三オンライン証券のiDeCoの注意点とデメリット
一方で、岡三オンライン証券のiDeCoには、以下のような注意点やデメリットがあります。
- 信託報酬がやや高い商品が多い
- 運用にかかる手数料がやや高い
それぞれ詳しく見ていきましょう。
2-1.信託報酬がやや高い商品が多い
岡三オンライン証券のiDeCoで購入可能な投資信託商品は、信託報酬がやや高い商品が多くなっています。
iDeCoは長期運用が基本となるため、信託報酬などのコストはできるだけ低く抑えておきたいところです。
岡三オンライン証券で取り扱う41本の商品のうち、34本が投資信託商品となっており、国内・先進国・新興国の株式や債券に投資できるもののほか、バランス型・REITなど、さまざまな商品が揃っています。
ただ、信託報酬はやや高めに設定されている商品が多く、他の金融機関では豊富に取り扱われている信託報酬の年率0.1%台の商品が、岡三オンライン証券では2本しかありません。
そのため、コストを抑えるための選択肢が少ないというデメリットがあります。
2-2.運用にかかる手数料がやや高い
岡三オンライン証券では、iDeCoの運用にかかるコストがやや高いというのも注意点といえます。
iDeCoの手数料についての詳細は後述しますが、iDeCoでは加入時と加入後に手数料が発生します。特に、加入後の手数料は毎月発生することになるため、できるだけ低く抑えたいところです。
岡三オンライン証券でiDeCo加入後に毎月発生する手数料は、具体的に以下の通りです。
- 国民年金基金連合会への手数料:105円
- 運用管理機関(岡三オンライン証券)への手数料:209円
- 事務委託先金融機関(信託銀行)への手数料:66円
毎月掛け金を支払い運用する場合、上記の合計380円の手数料が毎月発生することになります。
多くのネット証券では運用管理機関への手数料が無料となっているため、コスト負担を抑えることができますが、岡三オンライン証券では月額209円の手数料が発生するため、コスト負担は相対的に増加します。
信託報酬を含め、iDeCoに対するコスト負担がやや大きいということを理解しておきましょう。
3.岡三オンライン証券のiDeCoの評判は?
ここでは、岡三オンライン証券のiDeCoに対する評判について紹介します。
- 「ポートフォリオを提案してくれるのがありがたい」
- 「iDeCoに関しては可もなく不可もなくといった平均的な印象」
※上記はすべて個人の感想です。サービス内容や最新情報などについてはご自身でもよくお調べの上、ご利用をご判断ください。
岡三オンライン証券のiDeCoに関しては、岡三iDeCoファンドナビでポートフォリオを提案してくれるサービスについての評判がありました。簡単な質問に答えるだけで、具体的なファンドや組み合わせを提案してくれるため、投資初心者の方にとってはありがたい機能となっています。
また、iDeCoに関しては飛びぬけて良い点がないという評判も見られました。ネット証券にあるような「運用管理手数料無料」「信託報酬の低いインデックスファンド多数」などといった特徴がないという指摘は、金融機関の比較検討にあたって確認しておきたいポイントです。
4.岡三オンライン証券のiDeCo対象商品例
次に、岡三オンライン証券のiDeCo対応商品を紹介したいと思います。今回は、信託報酬が比較的低く設定されているインデックス型のファンドから、以下の2つを紹介します。
- 日本インデックス225DCファンド
- DCニッセイ外国株式インデックス
銘柄選びの参考にチェックしてみてください。
4-1.日本インデックス225DCファンド
日本インデックスオープン225・マザーファンドへの投資を通じて、日経平均株価に採用されている225種の株式銘柄に投資を行い、日経平均株価に変動することを目指して運用されるファンドです。
日本国内の株式への投資であることや、日経平均株価(225種)といった知名度の高い指数をベンチマークにしていることから、情報を得やすく状況を把握しやすいファンドとなっています。
信託報酬は年率0.253%とやや低く設定されているので、アクティブ運用の投資信託と比較して、コスト負担を軽減することが可能です。
4-2.DCニッセイ外国株式インデックス
iDeCo向けに提供されている銘柄で、ニッセイ外国株式インデックスマザーファンドへの投資を通じて、実質的に日本以外の主要先進国の株式に投資を行うファンドです。
インデックス型の投資信託となっており、MSCI inc.が公表している「MSCIコクサイ・インデックス(配当込み、円換算ベース)」をベンチマークに、それと連動するような投資成果を目指して運用されます。
アメリカやイギリスなど、成熟した市場を持つ先進国の株式に投資を行うため、比較的国家リスクを抑えた運用を期待できます。
信託報酬の年率は0.154%と低く設定されているため、長期的な運用のコスト負担を継続的に軽減することができます。
5.岡三オンライン証券のiDeCoに必要な手数料
ここでは、岡三オンライン証券のiDeCoを利用する場合に必要となる手数料について紹介します。
iDeCoを利用する場合、さまざまな手数料が発生します。iDeCoのような長期的な資産運用では、コストをできるだけ軽減することが重要ですので、岡三オンライン証券の手数料についてもしっかり把握しておきましょう。
岡三オンライン証券のiDeCoで発生する手数料には、以下のようなものがあります。
- iDeCo加入時の手数料
- 運用時の手数料
- 給付時・還付時の手数料
それぞれ詳しく見ていきましょう。
5-1.iDeCo加入時の手数料
iDeCoに加入する場合や、企業型確定拠出年金から移管する場合は、金融機関全社共通で以下の手数料が発生します。
- 国民年金基金連合会への手数料:2,829円(税込)
5-2.運用時の手数料
iDeCoに加入して資産運用を行う場合も、手数料が発生します。毎月掛け金を拠出して年金資産を運用する場合は、以下の手数料が発生します。
- 国民年金基金連合会への手数料:105円
- 運営管理機関(岡三オンライン証券)への手数料:209円
- 事務委託先金融機関(信託銀行)への手数料:66円
上記手数料が毎月発生しますので、月額380円(年額4,560円)を負担することになります。
また、掛け金を拠出せずに、過去に積み立てた年金資産の運用のみを行なう場合は、以下の手数料が毎月必要です。
- 運営管理機関(岡三オンライン証券)への手数料:374円
- 事務委託先金融機関(信託銀行)への手数料:66円
5-3.給付時・還付時の手数料
60歳以後に積み立てた年金資産の給付を受ける場合や、諸事情により還付を受ける場合にも、手数料が発生します。
給付時はその都度、事務委託先金融機関への手数料440円を支払います。一方、還付時にはその都度、国民年金基金連合会への手数料1,048円と事務委託先金融機関への手数料440円、合計で1,448円を支払うことになります。
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6.岡三オンライン証券のiDeCoに関するキャンペーン
iDeCoに対応する金融機関では、iDeCoをお得に始められるキャンペーンを実施しているケースがあります。しかし、岡三オンライン証券では、2020年11月末時点でiDeCoに関連するキャンペーンは実施されていませんでした。
ただ、このようなキャンペーンはいつ実施されるかわかりませんので、気になる方はホームページをこまめにチェックしてみてください。
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まとめ
今回は、岡三オンライン証券のiDeCoの評判や対象商品の一例、手数料などについて紹介しました。
iDeCoに対応した商品数が多いことや、質問に答えるだけで最適なポートフォリオを提案してくれることが、岡三オンライン証券のiDeCoの特徴です。iDeCoでの資産運用を考えている方は、複数の金融機関の特長や取扱商品を比較検討し、どこで契約するかを決めてみてください。
Source: 仮想通貨の最新情報BTCN | ビットコインニュース
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