日本発パブリックブロックチェーン開発のStake Technoloiges、Binanceなどから約2.5億円の資金調達を実施
パブリックブロックチェーン「Plasm Network」の開発を主導する日本のStake Technoloiges社が、約2.5億円の資金調達を実施したと2月9日に発表した。リード投資家は世界最大手取引所Binanceになるといい、HashKeyやPAKA Ventures、LongHash Ventures、Digital Finance Groupがラウンドに参加している。
Stake社は、日本発のパブリックブロックチェーンを開発し注目を集めるベンチャー企業だ。ブロックチェーンのインターオペラビリティ問題を解消するために開発が進められているPolkadotに接続する、Plasm Networkの開発を手掛けている。
2021年1月には、世界で初めてPolkadotのテストネットRococo V1への接続に成功したことを発表していた。Polkadotに接続する別のブロックチェーンのことをパラチェーンといい、Plasm Networkは2021年の最優先事項としてPolkadotメインネットへのパラチェーン接続をあげている。
Stake社は、パブリックブロックチェーンの領域において日本は世界に大きな遅れを取っていると言及し、グローバルのトッププレイヤーを巻き込みながら開発を進めるべく今回の資金調達を実施したと説明している。なお、BinanceがPolkadotエコシステムのプロジェクトに投資するのはPlasm Networkが初になるという。
今回の資金調達ラウンドをリードしたBinance Labsで投資責任者を務めるWei Zhou氏は次のようにコメントしている。
「私達はPlasm Networkのローンチからこれまでの成長をみて非常に感心をしています。PlasmはPolkadotのテストネットに最初の接続したブロックチェーンでありPolkdotのエコシステムにおける最も有望なプロジェクトの1つです。Plasmに投資を行い、サポートをしていくことでPolkadotエコシステムをサポートしコミットメントを行うことを示していきます。」
Stake社は、これまでにPolkadotの開発を主導するWeb3 Foundationより複数回の助成金(グラント)を獲得している。その他にも、UC Berkeleyのアクセラレーションプログラムを卒業するなど、多方面で確かな成果を残してきた。
Source: 仮想通貨の最新情報BTCN | ビットコインニュース
日本発パブリックブロックチェーン開発のStake Technoloiges、Binanceなどから約2.5億円の資金調達を実施