ツイッターがビットコインへの投資方針を明かす、決済手段として採用も

米ツイッターで最高財務責任者(CFO)を務めるNed Segal氏が2月10日、会社資金の一部をビットコインで保有する計画を検討していることを明らかにした。

CNBCの投資番組に出演したSegal氏は、テスラが15億ドル分ものビットコインを購入していたことを受け、ツイッターでもビットコインを保有するかという質問を受けた。これに対して次のように回答している。

「従業員やベンダーがビットコインでの支払いを希望した場合、我々はどのように対応するか検討する必要があります。またそのために、バランスシートにビットコインを追加すべきかどうかを検討しなければなりません。」

具体的に何かを実行したわけではないとしつつも、以前から長い時間をかけてビットコインの保有について検討してきたという。また従業員やベンダー以外にも、仮にユーザーがTwitter上でのビットコイン取引を希望する場合、サービス提供を検討する可能性があると説明している。

ツイッターで最高経営責任者(CEO)を務めるJack Dorsey氏は、古くからビットコインを支持してきたことで有名だ。同じくCEOを務める決済プラットフォーム大手のSquareでは、5,000万ドル相当のビットコインを保有している。

これは、上場企業のビットコイン保有額としては5番目にあたり、昨今の暗号資産市場が高騰するきっかけの1つとなっていた。

Dorsey氏の個人的な活動としては、ビットコインのフルノードを稼働させていることや、暗号資産の普及団体である米NPO法人CoinCenterへ多額の寄付していることなどが有名だ。

テスラのビットコイン投資のニュースは、他にも多くの話題を生んでいる。2月11日にはライドシェアプラットフォームの米Uberが、ビットコインやその他の暗号資産による支払いに対応する可能性があることを示唆した。

CEOを務めるDara Khosrowshahi氏によると、事業の利益を見込むことができユーザーからの需要がある場合は、Uberも暗号資産市場に参入する計画を検討するという。なお、これは支払い手段として暗号資産を採用するだけであり、会社の資金をビットコインに投資する方針はないとしている。

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Source: 仮想通貨の最新情報BTCN | ビットコインニュース
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