コインチェック・ビットフライヤー・GMOコインの手数料、機能、取扱銘柄を徹底比較!
これから暗号資産(仮想通貨)投資を始めたい人にとって、どの取引所を選ぶか迷うケースもあると思います。金融庁によると、暗号資産交換業者のライセンス取得済みの企業は2021年2月時点に27社あります。
コインチェック、ビットフライヤー、GMOコインは数年間の運営実績を有し、既に一定のユーザーに支持されている暗号資産(仮想通貨)取引所です。取引サービスや取り扱い銘柄の豊富さ、割安な手数料体系などにそれぞれの強みがあり、初心者から上級者まで幅広く利用されています。ここではコインチェック、ビットフライヤー、GMOコインについて詳しく解説していきます。
目次
- 国内最多!15種類の暗号資産を購入できるコインチェック
1-1. 簡単に暗号資産を購入できる販売所
1-2. スマホアプリは累計ダウンロード数326万件を突破
1-3. 自動積立やレンディングなど豊富な資産運用サービス - ビットコイン取引量国内 No.1のビットフライヤー
2-1. 現物・レバレッジ取引対応のbitFlyer Lightning
2-2. ポイント投資やアフィリエイト報酬でビットコインを取得できる
2-3. 4つの購入プランから選べる「かんたん積立」 - 現物・レバレッジ取引の両方を利用できるGMOコイン
3-1. アルトコインのレバレッジ取引が可能
3-2. 暗号資産FX専用のアプリを提供
3-3. 貸暗号資産で着実に保有量を増やせる - まとめ
①国内最多!15種類の暗号資産を購入できるコインチェック
コインチェックはマネックスグループ株式会社の子会社であるコインチェック株式会社が運営している仮想通貨取引所です。コインチェックは国内で最多となる15種類の仮想通貨を取り扱っており、UIのわかりやすさが特徴の取引所です。
1-1. 簡単に暗号資産を購入できる販売所と取引所
コインチェックは2021年に高騰しているIOSTやゲーム系資産として注目度の高いEnjinなど、現時点で国内ではコインチェックでしか売買できない暗号資産もあります。また、コインチェックの取引所では、ビットコインを0.001 BTCから手数料無料で取引できます。
1-2. スマホアプリは累計ダウンロード数295万件を突破
コインチェックのアプリは初心者でも利用しやすいインターフェースとなっています。暗号資産を購入できる販売所の他、人気通貨別のチャット機能、貸仮想通貨機能などもアプリから管理できます。暗号資産価格の表示画面がわかりやすいとの評価もあり、アプリの累計ダウンロード数は326万件を突破しています(2021年1月時点)。
1-3. 自動積立やレンディングなどオプションサービスが豊富
コインチェックはドルコスト平均法で積立投資ができる「Coincheckつみたて」を提供しています。毎月指定の銀行口座から自動引き落としされるため、相場を気にせずに長期投資ができます。またユーザーが所有している暗号資産を貸し出し、利用料として最大利回り5%の暗号資産を獲得できる「貸暗号資産」サービスを提供しています。長期保有を決めている人にとって、暗号資産の保有量を着実に増やすことができるのでおすすめです。
コインチェック | |
取扱銘柄(販売所) | ビットコイン、イーサリアム、XRP、ビットコインキャッシュ、ライトコイン、リスク、イーサリアムクラシック、モナコイン、ネム、ファクトム、ステラルーメン、クアンタム、BAT、IOST、Enjin |
取扱銘柄(取引所) | ビットコイン、ファクトム、イーサリアムクラシック、モナコイン |
取引手数料(取引所) | 無料 |
取引手数料(販売所) | スプレッド |
日本円出金手数料 | 407円 |
最小注文数量 | 500円相当 |
その他サービス | つみたて、貸暗号資産 |
レバレッジ取引 | 無 |
②ビットコイン取引量国内 No.1のビットフライヤー
ビットフライヤーは2014年創業の独立系企業で、日本の主要メガバンク(SMBCベンチャーキャピタル、みずほフィナンシャルグループ、三菱UFJキャピタルなど)から出資を受けている国内でも有数の暗号資産取引所です。暗号資産取引においては、初心者にとって理解しやすい「販売所」と「簡単取引所」、そしてレバレッジ取引備える「bitFlyer Lightning」を提供しています。
2-1. 現物・レバレッジ取引対応のbitFlyer Lightning
bitFlyer Lightningは、現物取引だけでなく、レバレッジ取引(差金決済:BTC-FX/JPY、先物取引:BTC/JPY)も利用できます。現物・差金決済・先物取引を含む同社のビットコイン取引量は5年連続国内No.1となっています※。一般的に取引量が多いほど、注文が約定しやすい傾向があります。※Bitcoin日本語情報サイト調べ。国内暗号資産交換業者における2016年-2020 の年間出来高(差金決済/先物取引を含む)
2-2. ポイント投資やアフィリエイト報酬でビットコインを取得できる
ビットフライヤーは日本を入金しなくとも、ビットコイン投資をスタートできる方法を用意しています。「ビットコインをもらう」は、ビットフライヤーを経由してネットショッピングや旅行予約、ふるさと納税等の提携サイトを利用することで、商品・サービス毎に取引金額の一定割合のビットコインが付与されるサービスです。そしてTポイントプログラムは、Tポイント100ポイント毎に85円相当のビットコインと交換できるサービスです。このように、ビットフライヤーでは普段の生活で貯めたポイントを使って、気軽にビットコイン投資を始めることができます。
2-3. 4つの購入プランから選べる「かんたん積立」
bitFlyerかんたん積立は通貨・購入頻度・1回あたりの積立金額を設定し、自動的に暗号資産投資を行えるサービスです。購入頻度は、毎日1回、毎週1回、毎月2回(1日と15日)、毎月1回の4パターンから選択できます。ビットフライヤーでは最低1円以上1円単位から暗号資産を積み立てることができるので、初心者も気軽に始められます。
ビットフライヤー | |
取扱銘柄(販売所) | ビットコイン、XRP、イーサリアム、テゾス、ステラルーメン、ネム、BAT、イーサリアムクラシック、ライトコイン、ビットコインキャッシュ、モナコイン、LSK |
取扱銘柄(bitFlyer Lightning) | ビットコイン、イーサリアム、ビットコインキャッシュ |
取引手数料(取引所) | 無料 |
取引手数料(販売所) | スプレッド |
日本円出金手数料 | 三井住友銀行宛:3万円未満220円、3万円以上440円 その他の銀行宛:3万円未満550円、3万円以上770円 |
最小注文数量 | 0.00000001 BTC(販売所) |
その他サービス | かんたん積立、ビットコインをもらう |
レバレッジ取引 | 有 |
③アルトコインの板取引も利用できるGMOコイン
GMOコインは、東証一部上場のGMOインターネット株式会社のグループ会社であるGMOコイン株式会社が運営する暗号資産取引所です。FX取引高『国内第1位』のGMOクリック証券で培った金融サービスのノウハウや堅牢なセキュリティ、管理体制のもとで安心して暗号資産取引ができることが特徴です。
3-1. アルトコインの板取引が豊富
暗号資産取引サービスは取引所(現物取引)・取引所(レバレッジ取引)・販売所・暗号資産FXの4つを設けており、アルトコインの板取引が充実しています。初心者から上級者まで幅広いユーザーが利用するGMOコインの口座数は34.1万件を越えています(GMOフィナンシャルHD、2020年12月期第4四半期決算資料より)。
3-2. 快適な取引をサポートするスマホアプリ
スマホアプリ「GMOコイン 暗号資産ウォレット」は4種類の取引サービスの他、総合的な口座管理に関する日本円入出金、暗号資産の預入・送付、口座情報の確認などを行えます。特に、暗号資産(仮想通貨)FXでは、ワンタップで新規・決済・ドテン注文が可能な「スピード注文」が利用でき、価格変動時のプッシュ通知と組み合わせることで、相場変動時に対応しやすくなっています。
3-3. 長期投資向けの資産運用サービスが豊富
GMOコインは長期投資をサポートする資産運用サービスを提供しており、上記の現物取引で保有した資産をGMOコインに貸し出して金利を稼ぐ「貸暗号資産」サービスや、毎月決まった日に、決まった金額の暗号資産(仮想通貨)を販売所で自動で購入できる「つみたて暗号資産」サービスなどを備えています。
GMOコイン | |
取扱銘柄(販売所・暗号資産FX) | ビットコイン、イーサリアム、ビットコインキャッシュ、ライトコイン、XRP、ネム、ステラ ルーメン、BAT、OMG、テゾス |
取扱銘柄(取引所:現物・レバレッジ取引) | ビットコイン、イーサリアム、XRP、ビットコインキャッシュ、ライトコイン |
取引手数料(取引所:現物取引) | Maker:-0.01% Taker:0.05% |
取引手数料(販売所) | スプレッド |
日本円出金手数料 | 無料(最低金額1万円) |
最小注文数量 | 0.0001BTC’(現物取引) |
その他サービス | 貸暗号資産、暗号資産FX |
レバレッジ取引 | 有 |
④まとめ
今回ご紹介した3社は販売所と板取引ができる取引所と両方を兼ね備えています。投資自体が未経験という方は、現物取引から始めてみるのが良いでしょう。3社とも1,000円程度の少額から購入ができるのでお小遣い範囲から始めたいという方にも利用しやすくなっています。
積立投資サービスや貸仮想通貨など、長期投資をサポートするサービスも組み合わせてみることもおすすめです。サービス内容や取扱い銘柄などは三者三様となっているので、1社に絞らず何社かに登録をして目的に応じて利用するのがいいでしょう。この機会にぜひ検討してみてください。
Source: 仮想通貨の最新情報BTCN | ビットコインニュース
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