貸付投資Funds、千葉銀行と地方創生で取組開始。プロサッカークラブが初めて貸付型CFを活用

1円から貸付投資ができる1円から貸付投資ができる「Funds(ファンズ)」を運営するファンズ株式会社は千葉銀行との連携で7月16日、ジェフユナイテッド株式会社を借り手とするファンド「ジェフ千葉レディース応援ファンド#1」を公開した。募集金額5千万円、うち2500万円を抽選方式で募集する。予定利回り(年率・税引前)1.80%。抽選募集は同日から7月26日午前10時まで、先着募集は7月29日午後7時から8月4日午後3時まで。調達した資金は今年9月に始動する日本初のサッカー女子プロリーグ「WEリーグ」事業の事業資金に充てる。日本のプロサッカークラブが貸付型クラウドファディング(CF)を活用するのは国内初という。

千葉銀行×ジェフユナイテッド株式会社×ファンズ、3社合同記者発表会

千葉銀行、ジェフユナイテッド株式会社、ファンズの3社合同記者発表会の様子

同ファンドの予定利回り(年率・税引前)は1.80%、予定運用期間は8月12日~22年7月29日の約11ヶ月。元本償還方法は満期一括、利益配当は毎四半期、最低成立金額2500万円、担保なし・保証なし。ファンドへの投資申込には専用のFundsデポジット口座に投資申込前もしくは投資申込後所定の入金期限日までに振り込む。

千葉銀行は地域金融機関の枠組みにとらわれない新たな試みに積極的に取り組んでおり、中期経営計画「NEXT STEP 2023」では、重要戦略の一つとして異業種との連携強化を掲げている。異業種との連携強化により、既存業務の深掘りと、新たなサービスや事業の創出を目指している。さらに、地元企業に対する融資による資金面での事業支援だけではなく、地元企業のPRやファン作りなどのマーケティング面での支援も行いたいという考えがあった。

一方、ファンズ社は投資家に対して金銭的リターンの提供だけではなく、投資を通じて企業と個人投資家の間の新しいコミュニケーションや、ファンづくりを促進する施策として「フィンコミュニティマーケティング」を展開中。両社の理念や事業内容が合致、提携に至った。

ジェフユナイテッド社は、プロサッカークラブの運営企業。現在、東日本旅客鉄道(JR東日本)と古河電気工業が50%ずつ出資しており、資本金は4.9億円。クラブチームの「ジェフユナイテッド市原・千葉」(以下、ジェフ千葉)は、男子チームが日本プロサッカーリーグ(Jリーグ)の2部リーグ「明治安田生命J2リーグ」に所属し、WEリーグへの参入が決定している。

ジェフ千葉レディース・藤代真帆選手

会見で話すジェフ千葉レディースの藤代真帆選手

同ファンドに投資すると、優待としてジェフ千葉レディースのWEリーグ試合観戦チケット2枚(5万円以上の投資)、ジェフ千葉レディースのウェブサイトおよびホームゲーム会場に支援者として名前を掲載(同)、会報誌のメール配信といった特典が受けられる。

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※本記事は投資家への情報提供を目的としており、特定商品・ファンドへの投資を勧誘するものではございません。投資に関する決定は、利用者ご自身のご判断において行われますようお願い致します。

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