ダイワファンドラップオンラインの評判は?特徴や手数料、メリット・デメリットも
ファンドラップは投資知識の有無に関係なく始められる資産運用方法の一つです。中でも、大和証券が提供するファンドラップサービスの「ダイワファンドラップオンライン」は、お任せでリスクを抑えた資産運用が可能で、口座契約数は増加傾向にあるため、注目している方もいらっしゃるのではないでしょうか。
この記事では、ダイワファンドラップオンラインの評判、特徴や手数料、メリット・デメリットなどを詳しく解説していきます。ダイワファンドラップオンラインについて詳しく知りたい方は、参考にしてみてください。
※本記事は2021年8月時点の情報をもとに執筆されています。最新の情報については、ご自身でもよくお調べの上、ご利用ください。
目次
- ファンドラップの特徴
- ダイワファンドラップオンラインのメリット
2-1.お任せでリスクを抑えた資産運用を実現
2-2.大和証券は創業110年を超える国内有数の歴史を持つ証券会社
2-3.投資一任サービスの預り資産2.4兆円、国内シェア23.0% ※2020年12月末時点
2-4.契約後のアフターサービスも充実 - ダイワファンドラップオンラインのデメリット
3-1.運用コストが高くなる
3-2.始めるには1万円以上が必要
3-3.元本は保証されない - ダイワファンドラップオンラインの評判
- ダイワファンドラップオンラインの始め方
5-1.口座開設
5-2.無料診断・運用方法の提案
5-3.投資一任契約・運用開始 - まとめ
1 ファンドラップの特徴
ファンドラップとは、投資家が保有するまとまった資産を預かった上で、本人の代わりに資産運用を行う金融サービスです。証券会社は利用者の希望を把握した上で、その方針に沿って複数の資産に投資しながら資産運用を行うのが特徴です。
ファンドラップサービスでは、証券会社と利用者が投資一任契約を締結します。投資一任契約とは、投資家側が証券会社側に資産運用を行う権限の一切を任せる契約です。この契約を下に、証券会社側が自社の判断で預かった資産を投資に回したり、定期的な運用報告を行ったりし、投資家側がそのサービス利益を享受する仕組みとなっています。
2 ダイワファンドラップオンラインのメリット
ダイワファンドラップオンラインのサービスを利用するメリットは以下の通りです。
2-1 お任せでリスクを抑えた資産運用を実現
ダイワファンドラップオンラインでは、利用者の投資方針を丁寧にヒアリングした上でそれぞれに適した運用方法の提案後、投資一任契約を締結し、その内容に基づいて資産運用を行う仕組みとなっているため、お任せで最適な資産運用を行ってもらえるのが特徴です。
また、経済や市場の影響で投資環境が変化した時には、資産のポートフォリオを見直す必要があります。例えば、当初設定した資産のポートフォリオが投資環境の変化で崩れた場合、その割合を維持するためのリバランス作業を行って対応するのが通常です。しかし、ダイワファンドラップオンラインで資産運用を行う場合、リバランス作業も大和証券に任せることができるので、運用管理で生じる手間も省くことが可能です。
さらに、価格変動リスクを抑えながら資産運用を行えるメリットもあります。ダイワファンドラップオンラインでは、国内外の株式、債券、リートなど複数資産の投資信託を対象に国際分散投資を行います。値動きの異なる複数資産へ分散して投資を行うことで、価格変動率が緩やかになり、価格変動リスクも抑えることができます。
2-2 大和証券は創業110年を超える国内有数の歴史を持つ証券会社
ダイワファンドラップオンラインを提供する大和証券は、創業110年を超える証券会社で、国内証券業界においてさまざまな業界初を創出し、業界の発展をリードしています。
大手証券会社5社の一角として豊富な実績を有しており、2021年3月末の預かり資産残高はグループ全体で75兆円を超えています。
2-3 投資一任サービスの預り資産2.4兆円、国内シェア23.0% ※2020年12月末末時点
大和証券は投資一任サービスのパイオニア的存在で15年以上の運用実績があり、預り資産2.4兆円、国内シェア23.0%(※一般社団法人日本投資顧問業協会が公表する各社ラップ口座残高における大和証券の残高シェア・2020年12月末時点)という有数の実績があります。
ファンドラップオンラインの運用パフォーマンス
以下のグラフはダイワファンドラップオンラインがサービスを開始した当初(2017年2月)からの運用パフォーマンスを表しています。各運用スタイルのパフォーマンスは、サービス開始から2021年3月末までの期間で、+7.1%から+36.9%の上昇となっています。
ダイワファンドラップオンラインでは、診断結果を元に7段階のリスク許容度に応じた運用スタイルを提供しており、他ロボアドバイザーなどよりも幅広いリスク水準となっているため、より低リスクで安定した運用がしたい場合などにおいてもメリットがあります。
2-4 契約後のアフターサービスも充実
ダイワファンドラップオンラインは、契約後のサービス内容も充実しています。四半期ごとに詳細な運用報告書を交付してもらえるため、資産の値動きを実感しながら、その運用結果を把握できるようになっています。
また、大和証券は資産運用に関するセミナーを定期的に開催しています。セミナーに参加することで、資産運用への理解を深められたり、フォローアップを受けられたりするなど、利用者が受けられる恩恵も多いのが特長です。
3 ダイワファンドラップオンラインのデメリット
ダイワファンドラップオンラインでは利用時に注意したいポイントもあります。下記の点を考慮した上で、口座開設やサービスの利用を検討することが大切です。
3-1 運用コストが高くなる
ダイワファンドラップオンラインを利用する場合、「ファンドラップ・フィー」と「投資信託の手数料」の両方を負担することになります。
ファンドラップ・フィーとは、ダイワファンドラップオンラインの運用や管理などにかかる費用のことです。具体的には、投資一任契約に基づく投資サービスに対して発生する「投資顧問料」、取引などの管理をする際に発生する「取引等管理手数料」の2つに分けられます。
ダイワファンドラップオンラインは、年率1.1%のファンドラップ・フィーを支払う必要があります。さらに、投資信託の運用手数料には、「購入時手数料」「信託報酬」「信託財産留保額」などがあり、運用商品に応じて各手数料を負担しなければなりません。
銀行や証券会社などで投資信託を購入して運用する場合、負担するのは投資信託の手数料のみです。そのため、資産運用をするためにダイワファンドラップオンラインを利用する場合、自身で投資信託を購入して運用するよりも、負担する手数料が多くなります。
負担する手数料が多くなると、その分資産運用の効率が落ちるため、利用者にとってデメリットになります。
3-2 始めるには1万円以上が必要
ダイワファンドラップオンラインで資産運用を始めるため大和証券と投資一任契約を締結する際には、一定額以上の契約金が必要になります。
ダイワファンドラップオンラインを始める場合に必要な契約金は最低1万円以上となっています。最近は最低100円から投資信託を購入できる証券会社も増えてきているため、その点を考慮するとダイワファンドラップオンラインの必要最低額もそこまで安くはありません。
3-3 元本は保証されない
4 ダイワファンドラップオンラインの評判
ダイワファンドラップオンラインを利用して実際に資産運用を行っている方からは、以下のような意見や感想が寄せられています。
- 実績やサービス内容が充実している
- 資産運用をお任せできる上に投資初心者でも始めやすい
- 資産運用の出口面でのサポートサービスも受けられる点がいい
- 手数料が高い
※個人の感想です。サービスのご利用にあたっては、ご自分でも情報収集された上で最終的にご判断ください。
ダイワファンドラップオンラインに対して、契約資産残高が多いという実績面と、詳細な運用報告を受けられたり、セミナーで資産運用の知識を得られたりするサービス面が充実している点を評価する声が多くあります。
また、資産運用を一任できるため初心者でも投資を始めやすいほか、定期受取サービスなど資産運用の出口面でもサポートサービスを受けられる点なども好評です。
一方、手数料が高いという点に不満を抱くユーザーも見られます。
5 ダイワファンドラップオンラインの始め方
大和証券のダイワファンドラップオンライン口座を開設する手順は、以下の通りです。
5-1 口座開設
ダイワファンドラップオンラインの口座開設申込みは、「インターネット上」「郵送」「来店」の3つの方法から選ぶことができます。
インターネット上での口座開設申込は、メールアドレスの登録、個人情報の入力、本人確認書類の撮影およびアップロード作業という流れで行います。申込後に審査が行われ、問題がなければ口座開設が完了します。口座開設がされた後、その旨のお知らせが郵便で本人宛に届きます。
「郵送」で口座開設の申込を行う場合、申込書と本人確認書類を郵送で提出することになります。また、「来店」による口座開設の場合は、申込書や本人確認書類などの必要書類を店舗の担当者に提出します。
5-2 無料診断・運用方法の提案
ダイワファンドラップオンラインでは、無料診断や利用者の希望する投資指針を把握した上で、それに基づく最適な運用方法を提案します。無料診断や運用方法の提案はインターネット上で行われます。
5-3 投資一任契約・運用開始
大和証券から提案された運用方法の内容に問題がなければ、大和証券と投資一任契約を締結します。この契約が締結されると、大和証券が利用者の希望する投資指針に基づいて資産運用を開始します。
まとめ
ダイワファンドラップオンラインは、国内の証券会社の中でもラップ口座契約資産残高が多く、運用報告や定期的なセミナー開催等、サービス内容も充実しています。また、お任せで資産運用ができて、投資初心者に適している点もメリットです。
ダイワファンドラップオンラインに関心のある方は、手数料、メリット・デメリットなどをしっかり把握した上で、利用者の評判も参考にしながら検討を進めてみてください。
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Source: 仮想通貨の最新情報BTCN | ビットコインニュース
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