株式投資型CF「イークラウド」が3億円の資金調達。「応援投資型CF」へ体制強化

株式投資型クラウドファンディング(CF)「イークラウド」を運営するイークラウド株式会社は10月4日、第三者割当増資による約3億円の資金調達を実施したと公表した。 引受先は株式会社ジェネシア・ベンチャーズが運営するGenesia Venture Fund2号、株式会社セレスで、イークラウド社の資金調達総額は累計で約7億円となった。

同社は世の中の様々な課題を解決するベンチャー企業を応援し、成長を加速させる「応援投資」というコンセプトのもと、個人投資家が非上場のベンチャー企業に少額から出資できるCFを提供している。サービスをリリースしてから約1年で8案件の目標募集額を達成、 1000名以上の個人投資家が参加した。うち、6割を超える投資家がイークラウドでの投資の目的は「中長期でベンチャー企業の成長を応援できる点」と回答。「初期の株主としてベンチャー企業の成長過程を距離感近く応援できることから、従来の上場会社への投資とは異なる性質の投資価値を体感してくれている」と同社。

同社では、資金調達後も調達支援先のベンチャー企業のSR(Shareholder Relations)のサポートに注力している。「ベンチャー企業がアクティブにSRを行うことは、 定期的な数字上の振り返り、これからの成長ストーリーを投資家に明示することで企業価値の向上に繋がる」という狙いからだ。個人投資家とベンチャーとの距離が近づき、投資家が企業の「応援団」になることで、 投資先企業にポジティブな効果をもたらすことができると同社では考える。

実際に、これまでの案件では、 投資家がサービスの利用者やアンバサダーに転換するようなマーケティング効果に加え、 株主とのコラボレーション事例も発生している。 今後は応援投資型CFの世界観を広げていくため採用を強化し、 個人投資家向けの投資体験や応援先企業と株主の関係性を発展させる機能などについても積極的に取り組むとしている。

【関連サイト】株式投資型クラウドファンディング「イークラウド」
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※本記事は投資家への情報提供を目的としており、特定の企業・商品・ファンドへの投資を勧誘するものではございません。投資に関する決定は、利用者ご自身のご判断において行われますようお願い致します。

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