取り扱い通貨が多い仮想通貨取引所・販売所【それぞれ注目の仮想通貨をピックアップ】

仮想通貨はビットコイン以外にもさまざまなコインが存在しています。株式や投資信託のように、仮想通貨も取引所によって取り扱いをしている取引所と取り扱いをしていない取引所があるため、仮想通貨投資を始めるという方はまず投資対象となる仮想通貨が扱われている取引所を探す必要があります。

イーサリアム(ETH)やリップル(XRP)のようなメジャーなアルトコインであれば取り扱う取引所は多いのですが、エンジンコイン(ENJ)やエイダ(ADA)のような比較的新しいアルトコインの場合は取り扱っていない取引所も出てきます。

ここでは取り扱い仮想通貨数が多い仮想通貨取引所を5社ご紹介します。取り扱い通貨が多いほど仮想通貨取引において利便性が高いので、ぜひ参考にしてみてください。

目次

  1. 現物取引からレバレッジ取引まで多機能なGMOコイン
  2. 取扱仮想通貨数が国内最大級のコインチェック
  3. 100円から利用できて初心者に優しいビットフライヤー
  4. 注目のアルトコインを積極的に取り扱うBITPoint
  5. トレーダーにも使いやすい取引環境を提供するbitbank
  6. まとめ

①現物取引からレバレッジ取引まで多機能なGMOコイン

GMOコイン
GMOコインは、東証一部上場のGMOインターネット株式会社のグループ会社であるGMOコイン株式会社が運営する仮想通貨取引所です。GMO証券など金融サービスの運営ノウハウがGMOコインにも活かされており、高機能トレードツールがPC・スマホアプリでも利用できます。初心者からトレーダーまで幅広いユーザーが利用するGMOコインの口座数は37.4万件を越えています(GMOフィナンシャルHD、2021年12月期第1四半期決算資料より)。

GMOコインは4種類の取引サービスを提供しており、イーサリアムやXRPなどのアルトコインの取引方法も豊富です。取引所(現物取引)のメイカー注文ではマイナス手数料(-0.01%)を採用しているので指値注文を使って手数料のリベートを受け取ることができます。

現物取引 販売所

18銘柄:ビットコイン、イーサリアム、リップル、ライトコイン、ビットコインキャッシュ、ベーシックアテンショントークン、ステラルーメン、ネム、クアンタム、オーエムジー、チェーンリンク、ポルカドット、エンジンコイン、テゾス、コスモス、エイダ/カルダノ、メイカー、ダイ

取引所

9銘柄:ビットコイン、イーサリアム、リップル、ライトコイン、ビットコインキャッシュ、ステラルーメン、モナコイン、ネム、シンボル

レバレッジ取引
暗号資産FX

10銘柄:ビットコイン、イーサリアム、リップル、ライトコイン、ビットコインキャッシュ、ベーシックアテンショントークン、ステラルーメン、ネム、オーエムジー、テゾス

取引所(FX)

5銘柄:ビットコイン、イーサリアム、リップル、ライトコイン、ビットコインキャッシュ

注目の仮想通貨:ポルカドット(DOT)

ポルカドット(DOT)は、さまざまなブロックチェーン間の資産やデータの相互利用を可能にする「インターオペラビリティ」に取り組むプロジェクトです。ポルカドットは仮想通貨DOTのセールで投資家から約2億米ドルを調達しており、史上最も資金力のあるブロックチェーン・プロジェクトの1つとなっています。ポルカドットに接続されるプロジェクトの数が増え、その仕組みや有効性が明らかになるにつれ、DOTの需要にも影響してくることとなります。

【関連記事】:異なるブロックチェーンを結びつけるポルカドットのパラチェーンとは?

②取扱仮想通貨数が国内最大級のコインチェック

Coincheck
コインチェックは総合金融グループ「マネックスグループ」の子会社であるコインチェック株式会社が運営している仮想通貨取引所です。オンラインショップのように初心者でも扱いやすい「販売所」を提供している他、ユーザー同士の売買注文をマッチングする「取引所」では手数料無料で仮想通貨を購入できます。いずれも最低500円と少額から取引を始められます。

コインチェックのスマホアプリは、取引画面もシンプルで初心者でも直感的にわかりやすいよう設計されており、累計ダウンロード数は440万を突破しています(2021年11月時点)。自動積立やレンディング、Coincheck NFT(β版)など様々な方法で仮想通貨を利用できます。

現物取引 販売所

16銘柄:ビットコイン、イーサリアム、リップル、ライトコイン、ビットコインキャッシュ、ベーシックアテンショントークン、ステラルーメン、モナコイン、ネム、クアンタム、オーエムジー、イーサリアムクラシック、エンジンコイン、リスク、アイオーエスティ、ファクトム

取引所

5銘柄:ビットコイン、モナコイン、イーサリアムクラシック、ファクトム、パレットトークン

注目の仮想通貨:パレットトークン(PLT)

パレットは株式会社Hashpaletteによって作成された、NFTに特化したブロックチェーンです。そして仮想通貨PLTはパレットチェーン上のガスの支払いやノード運営のインセンティブに使用されるトークンです。2021年7月にコインチェックで国内初のIEO(Initial Exchange Offering)による資金調達を行い、仮想通貨PLTの販売はわずか6分で目標金額9億3,150万円を突破するほど注目を集めました。

【関連記事】:コインチェックのIEOで誕生した仮想通貨PLTのファンダをウォッチ

③100円から利用できて初心者に優しいビットフライヤー


ビットフライヤー(bitFlyer)は、株式会社bitFlyerが運営する仮想通貨取引所です。国内の主要メガバンクやベンチャーキャピタル(SMBCベンチャーキャピタル、みずほフィナンシャルグループ、三菱UFJキャピタル等)から出資を受けています。簡単操作で仮想通貨(ビットコイン等)を購入できる「販売所」は、100円から利用できるので仮想通貨初心者に優しいサービスです。

取引専用ツール「bitFlyer Lightning」では、ビットコインの現物取引(BTC/JPY)だけでなく、レバレッジ取引(差金決済:BTC-FX/JPY、先物取引:BTC/JPY)も利用できます。現物・差金決済・先物取引を含む同社のビットコイン取引量は6年連続国内No.1となっています。(Bitcoin日本語情報サイト調べ。国内暗号資産交換業者における2016年-2021年の年間出来高)。

現物取引 取引所; Lightning (現物)

6銘柄:ビットコイン、イーサリアム、リップル、ビットコインキャッシュ、ステラルーメン、モナコイン

販売所

14銘柄:ビットコイン、イーサリアム、リップル、ライトコイン、ビットコインキャッシュ、ベーシックアテンショントークン、ステラルーメン、モナコイン、ネム、チェーンリンク、イーサリアムクラシック、ポルカドット、リスク、テゾス

Lightning FX/Futures ビットコイン

注目の仮想通貨:チェーンリンク(LINK)

チェーンリンク(LINK)はブロックチェーンとスマートコントラクトに外部データを取り込む、分散型のオラクルネットワークを構築しているプロジェクトです。チェーンリンクが提供可能なデータは、DeFi分野で最も使用される仮想通貨の価格から、あらゆるウェブ上のAPI、保険などに使用される実際の外部イベントまで広範に渡ります。

【関連記事】:チェーンリンク(LINK)とは?【bitFlyerやBITPointが取扱いを開始する注目の仮想通貨(暗号資産)】

④注目のアルトコインを積極的に取り扱うBITPoint

仮想通貨取引所・販売所のBITPoint
「BITPoint(ビットポイント)」は、株式会社ビットポイントジャパンが運営する仮想通貨(暗号資産)取引所です。初心者でも直感的に操作しやすい「販売所」と、ユーザー同士の売買注文のマッチングを行う「取引所」を提供しています。同社はエイダやジャスミーなど、国内では取り扱いの少ないアルトコインも積極的に上場しており、注目を集めています。

BITPointは日本円の即時入金や現物取引、仮想通貨の入出庫など各種サービスが手数料が無料で利用できるので、これから仮想通貨投資を始めたい方だけでなく、仮想通貨を使いたい方やトレーダーの方にもおすすめです。

現物取引 販売所

8銘柄:ビットコイン、イーサリアム、リップル、ライトコイン、ビットコインキャッシュ、ベーシックアテンショントークン、トロン、エイダ

取引所

12銘柄:ビットコイン、イーサリアム、リップル、ライトコイン、ビットコインキャッシュ、ベーシックアテンショントークン、トロン、エイダ、チェーンリンク、ポルカドット、ジャスミー、ディープコイン

注目の仮想通貨:エイダ(ADA)

カルダノは分散型アプリケーション(Dapps)を開発するためのプラットフォームであり、スケーラビリティ、相互運用性、サステナビリティを実現することを目指しています。カルダノ・ブロックチェーンで流通するネイティブトークンを「ADA(エイダ/カルダノ)」と言います。

【関連記事】:注目の仮想通貨ADA(エイダ/カルダノ)とは?

⑤トレーダーにも使いやすい取引環境を提供するbitbank

仮想通貨取引所・販売所のbitbank
「ビットバンク(bitbank)」はビットバンク株式会社が運営する仮想通貨(暗号資産)取引所です。初心者にとって使いやすい「販売所」だけでなく、板取引が可能な「取引所」サービスで多くの仮想通貨を取り扱っています。TradingViewやメイカー取引のマイナス手数料の採用など、トレーダーにとって有益な取引ツールを提供し、ビットコイン以外の仮想通貨(アルトコイン)の取引シェアは 55% *で業界トップシェアを獲得しています。*JVCEA統計情報より抽出可能なデータをもとにbitbankが算出(2021年1月)

ビットバンクの取引所は、大きく分けてBTC建てとJPY建ての2種類があります。1メイカー取引がマイナス手数料(-0.02%)となっているので、メイカー取引をするほど手数料のリベートを受取れる仕組みになっています。

現物取引 販売所

12銘柄:ビットコイン、イーサリアム、リップル、ライトコイン、ビットコインキャッシュ、ステラルーメン、ベーシックアテンショントークン、モナコイン、クアンタム、オーエムジー、チェーンリンク、シンボル

取引所

14銘柄:ビットコイン、イーサリアム、リップル、ライトコイン、ビットコインキャッシュ、ステラルーメン、ベーシックアテンショントークン、モナコイン、クアンタム、オーエムジー、チェーンリンク、シンボル、メイカー、ボバ

注目の仮想通貨:ボバネットワーク(BOBA)

ボバネットワーク(BOBA)は、イーサリアムの課題である「スケーラビリティ問題」などを解決するために、実用的なLayer2ソリューションを提供するプロジェクトです。所定の日時のオーエムジー(OMG)の保有数量に対して、1対1の割合でBOBAがエアドロップ(無料配布)されました。

⑥まとめ

仮想通貨はそれぞれが独自のエコシステムを持ち、ガス代の支払い、決済通貨、ステーキング報酬など、ネットワーク内で固有のユーティリティがあります。プロジェクトのビジョンに共感してアルトコインに長期投資している投資家もいれば、開発動向や短期的なイベントに応じて短期トレードに励む方もいます。時価総額が小さい仮想通貨ほど、その分価格変動も大きく、リスクも高い投資対象となっています。アルトコインに投資をする際には適切な投資時期を選ぶこと、損切りルールを決めるなどのリスク管理も重要になります。

仮想通貨取引尾はそれぞれ取り扱い銘柄が異なるので、目的に応じて使い分けても良いでしょう。複数の仮想通貨取引所に資産を分散することで、緊急メンテナンスによる取引制限や万が一のハッキングリスクを分散することにつながります。口座開設は無料でできるので、気になっている方はこれを機に各社のサービスをチェックしてみましょう。

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Source: 仮想通貨の最新情報BTCN | ビットコインニュース
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