早期離職、キャリアミスマッチをゲーム攻略型アプリで解決。人材開発ベンチャーがFUNDINNOで資金調達へ
株式投資型クラウドファンディング(CF)サービス「FUNDINNO(ファンディーノ)」で6月9日、「『人生は、RPG』。若者の早期離職、キャリアミスマッチを防ぐゲーム攻略型キャリア形成アプリ『LPG』」が公開された。株式発行者の株式会社Five dementions holdingsは、人材開発事業やアプリケーション事業を中心に2021年1月に創業したベンチャー企業。離職率の上昇問題を、ナビゲーションアプリで解決するビジネスモデルを提案している。目標金額1000万円、上限応募額4000万円で、投資金額は1口10万円 (20株)、5口まで。申込期間は6月18日から22日。
同社が開発したアプリ「LPG(Life Playing Game)」は”人生を「RPG(Role Playing Game)」ゲームのように冒険するため”のナビゲーションアプリ。アプリ上で主軸となるサービスは「クエスト」運用だ。雇用側である企業や地方自治体が実際に抱える課題をクエストとして構築、それに学生が参画し、オンラインとオフラインを織り交ぜながら企業と学生が共にゲーム感覚で課題を解決していくという内容。学生や第二新卒、アスリートや障害を持つ人など、就職活動中のあらゆる人々が自分の才能や強みを発見し、ゲーム感覚でさまざまな経験を企業で積むことができるとしている。
アプリ上では、各クエストに同社のディレクション担当者が付く。そのため、学生やクエスト進行のサポートは企業が独自に提供するインターンよりも負担が少なく、気軽に実施できる。クエストを通して出会った優秀な学生を直接スカウトすることも可能で、同アプリで採用に至った際には、一人あたりの採用コストが業界の3分の1から5分の1まで削減できる試算(同社調べ)だ。
収益源となるのは、クエスト制作運用サービス。基本的には月額3万円(税抜)で、企業が自社の企業課題にまつわるクエストを月次1個構築することができる。この費用には同社のディレクション、クエスト制作過程で事業課題を抽出するコンサルティング費用も含まれている。さらに、今後アプリを通して学生の採用に至ったケースについては、想定年収の5%の人材紹介料が発生する。人材紹介料については、計画では23年3月頃に有料職業紹介事業許可を取得した上で、最短で同年5月より事業を開始する予定。
今年5月時点で、学生はアプリの全ての機能を無料で使用可能。また、学生の自己分析をさらに細やかにサポートするため、有料のサービスも用意している。すでに正式版をリリースしており、着実にダウンロード数を伸ばしているという。ユーザー数が3000名を越えたフェーズで、学生を巻き込んだ新規事業立ち上げや事業再構築を行いたい法人向けに、中長期でクエスト制作を請け負う月額10万円(税抜)のプランも整備していくアイディアもある。
「当社のミッションは『異能は資産』。一人ひとりの中に眠る異能(誰にも負けない才能・能力)を見い出し、発信し、それを企業・社会課題と繋げられる事業の展開を目指している」と同社。「自分の強みや才能に気づかないまま社会に出て、自分の思い描いていた生き方とのギャップに息苦しさを感じる若者は少なくなく、結果として、企業は若者の離職率の上昇に悩まされ、せっかく採用しても社員が定着しないという大きな課題に直面している。LPGで現在の就職活動システムを撤廃したい」と意気込みを語る。
今年中に累計2000ダウンロードの達成、27年までに累計利用者数約3万3000人を計画。将来は上場を目指す。
同社はエンジェル税制適用確認企業(タイプA)。株主優待としてクエストの作成権利を提供する。法人だけでなく、個人事業主や個人投資家でもホストアカウントの付与を受け、アカウントを付与されるとクエストを制作することができるというものだ。
【関連サイト】株式投資型クラウドファンディング「FUNDINNO」
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※本記事は投資家への情報提供を目的としており、特定の企業・商品・ファンドへの投資を勧誘するものではございません。投資に関する決定は、利用者ご自身のご判断において行われますようお願い致します。
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