不動産投資型CF「TECROWD」32号ファンドは障害者向けグループホーム。想定年利5.5%
TECRA株式会社は7月8日、不動産投資型クラウドファンディング(CF)サービス「TECROWD(テクラウド)」で、「TECROWD32号ファンド障がい者向けグループホーム『AMANEKU平塚徳延』」の情報を公開した。障害者向けグループホームを投資対象とする賃料収入を原資として配当を行うインカムゲイン型のファンド。募集金額 7210万円、想定利回り年利5.5%、募集期間は7月14日~31日。運用期間は8月1日~2024年7月31日を予定。投資は10万円から。初回配当日(予定)は今年11月30日。
AMANEKU平塚徳延は、TECROWD10号ファンドで開発を行い、事業者であるTECRA社の固有資産として振り替えて償還。その後、フリーレント期間を終え、賃料収入が開始したことを受けて、再度ファンドに組み入れ、ファンドとして運用を行う。
所在地は神奈川県平塚市徳。神奈川中央交通「神明下」バス停徒歩2分。延敷地面積は200.56㎡、建物は木造2階建、延面積217.78㎡。21年11月竣工、22年2月にグループホームとしてオープン、女性専用で、現在全10室のうち9室入居済み。ホームの徒歩5分圏内にスーパーや銀行、ドラッグストアなどがあり、女性入居者が安心して生活できる。
同社によると、神奈川県でも障害者数の増加傾向は著しく、18年3月時点で約41.6万人、23年には約46.6万人が障害者と推計されている。障害者人口数約41.6万人に対して、県内のグループホーム供給状況は18年3月時点で約8100人。県は19年から5年間で3300人以上に新規供給することを目標としている。中古空き家をグループホームに転用する動きはあるが、障害特性に対する安全面での課題や各種法令への適合が困難なケースが多く、また、家主の理解が得られないなど、供給不足となっている。
対象物件は、同社グループ会社の株式会社AMATUHIが運営を行い、同社とマスターリース契約を締結。空室が出た場合も、安定した家賃収入を得ることができる。また、入居者へは障害年金や生活保護のほか、行政より補助金が交付されるので自己負担率が低く、AMATUHI社への家賃未納リスクが低減されている。
優先出資に加え、TECRA社を含むインベスコアグループ各社が劣後出資を行い、同ファンドの償還時に元本割れが発生した場合は、同グループが先に損失を負担する。
【関連サイト】不動産投資型クラウドファンディング「TECROWD」
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※本記事は投資家への情報提供を目的としており、特定商品・ファンドへの投資を勧誘するものではございません。投資に関する決定は、利用者ご自身のご判断において行われますようお願い致します。
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