地域の生産者が全国で挑戦できるEC環境を。産直プラットフォーム運営ベンチャーがFUNDINNOで拡大目指す。株主優待も
株式投資型クラウドファンディング(CF)プラットフォーム「FUNDINNO(ファンディーノ)」で7月13日、新規案件「北海道発!こだわりの逸品が見つかる産直プラットフォーム。生産者は“梱包のみ”、EC出品を徹底サポートする『地元市場』」の情報が公開された。株式発行者の株式会社ロカラは、農家や漁師など、一次産業従事者のEC進出を応援する「地元市場」を運営する北海道函館市のベンチャー。目標募集額は1千万円、上限応募額4千万円で投資は1口10万円(2株)、1人5口まで。募集期間は7月20日〜24日。
地元市場は、商品の受発注業務、問い合わせ業務、伝票発行、大手ECサイトへの出品業務までを一気通貫で行う。生産者は「商品の梱包作業」を行うだけだ。業務に忙殺されECサイトに取り組むのが難しい小規模な農家や生産者には、単なる出品代行サービスではなく、既存の流通網にない地元商品を届けられる。また、商品開発も行っていることが同社の強み。
同社の設立は2016年、EC市場では後発だが、これまで大手が扱えなかったアイテムを扱うことで事業を拡大させてきた。現在、200社以上の掲載があり、2025年までに1000社超えの生産者掲載を目指している。まずは道内の生産者を中心に開拓し、その後は日本全国へ展開していきたい考え。道内では地元の行政・団体と行っていく予定で、実績を基に、次段階は東北地方や沖縄県など、地域の課題が深いエリアを中心に開拓していく。
加えて、新規事業として新たに「地元市場Plus」をリリースする。同サービスでは、文章や写真、映像などクリエイティブ技術を持った地元を応援したい人が、自身の技術を活用して商品を紹介することができる。こうした応援機能点で他のECプラットフォームとの差別化を図る。
出品者拡大に伴って製品開発・デザインやマーケティングのリソースが必要となるため、生産者を応援したい地元大学や現地在住フリーランスとの連携を進めており、こうした基盤構築に投資することで、地域社会での挑戦支援・雇用創出を軸に「北海道からでもスタートアップに挑戦できる」ということを示していきたい考えだ。2029年までに地元市場の出店事業者数を約7500社まで増やす計画。
同社はエンジェル税制適用確認企業(タイプB)。成約の場合は、株主優待としてECサイトで使用できる割引クーポンを進呈する。
【関連サイト】株式投資型クラウドファンディング「FUNDINNO」
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※本記事は投資家への情報提供を目的としており、特定の企業・商品・ファンドへの投資を勧誘するものではございません。投資に関する決定は、利用者ご自身のご判断において行われますようお願い致します。
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