海外出張におすすめのクレジットカードは?人気5枚の紹介と選び方
クレジットカードは、日々の買い物だけでなく海外出張中の宿泊、現地での食事や買い物、さらに突発的なトラブル発生時にも役立ちます。他にはボーナスポイントやマイル特典を受けられるカードがあるので、ポイントやマイル重視の方にも愛用しやすいといえます。
そこでこの記事では、海外出張中に役立つサービスや機能付きカード5枚の特徴、カードの選び方について詳しくご紹介します。海外出張が決まったため急遽クレジットカードを選んでいる方や海外出張中に役立つカードを探しているもののよく分からず悩んでいる方などは、参考にしてみてください。
※この記事は2022年7月26日時点の情報に基づき執筆しています。最新情報はご自身にてご確認頂きますようお願い致します。
※本記事は情報提供を目的としており、特定サービスの利用を勧誘するものではございません。申込に関する決定は、利用者ご自身のご判断において行われますようお願い致します。
目次
- 海外出張の際に使いやすいクレジットカード5選
1-1.楽天プレミアムカード
1-2.三井住友カード ゴールド(NL)
1-3.JALカードのプラチナ
1-4.ANAアメリカン・エキスプレス・プレミアム・カード
1-5.デルタ スカイマイル アメリカン・エキスプレス・ゴールド・カード - 海外出張に役立つカードを選ぶ際のポイント
2-1.出張中にサポートを受けたい場合はトラベルデスクの有無を確認
2-2.出張中の負担を軽減したい時は空港サービスに注目
2-3.ポイントやマイル重視であれば還元率やボーナス特典を比較 - まとめ
1.海外出張の際に使いやすいクレジットカード5選
今回紹介するクレジットカードは、空港ラウンジ、ポイントやマイル特典、コンシェルジュサービス、宿泊や食事に関する優待、旅行傷害保険などに強みや特徴があります。
- 楽天プレミアムカード
- 三井住友カード ゴールド(NL)
- JALカードのプラチナ
- ANAアメリカン・エキスプレス・プレミアム・カード
- デルタ スカイマイル アメリカン・エキスプレス・ゴールド・カード
それでは、海外出張に役立つカード5種類の特徴や強みについて確認していきましょう。
1-1.楽天プレミアムカード
年会費 | 11,000円(税込) |
家族カードの発行状況 | 550円(税込) |
国際ブランド | Visa、JCB、Mastercard、アメックス |
電子マネーの対応状況 | 楽天Edyを付帯させることが可能(機能の追加に330円(税込))、楽天ペイ、Apple Pay、Google Pay |
ETCカード | 年会費永年無料 |
ポイントプログラム | 楽天ポイント、基本還元率1.0%(100円につき1ポイント) |
特典や付帯サービスの傾向 | 楽天ポイント特典の他、海外出張時に役立つ空港ラウンジ特典やサポートデスク付帯 【主な特典や付帯サービス】 プライオリティ・パスの年会費無料 カード会社提携空港ラウンジの無料特典 トラベルデスク 楽天ポイントの還元率最大7.0%特典 3種類のコースから選べる楽天ポイント特典 |
付帯保険 | 海外と国内旅行傷害保険、動産総合保険、不正利用被害に対する補償 |
楽天プレミアムカードは、楽天カード(普通)や楽天ゴールドカードの上位ランクで、楽天ポイント特典の他、海外出張中に役立つ空港ラウンジ特典とトラベルデスクを受けられるのが特長です。
楽天経済圏で生活している方の中で海外出張の予定がある方などは、特にメリットの多いサービス内容といえます。
空港ラウンジ特典は、国内空港ラウンジを中心とした特典とプライオリティ・パスに関する特典の2種類に分かれています。プライオリティ・パスは、国内外1,300カ所以上の空港ラウンジを利用可能なサービスです。
楽天プレミアムカードを発行した場合は、年会費429米ドルのプレステージ会員へ無料で入会でき、さらに無制限で各種サービスを利用することが可能です。
プライオリティ・パスの特典付きカードはいくつか発行されているものの、利用回数の制限が設けられているカードもあります。一方、楽天プレミアムカード会員は、回数を気にせず空港ラウンジでくつろげます。
トラベルデスクに関しては、レストランの手配や現地情報の調査と案内、カードやパスポート紛失もしくは盗難被害を受けた場合のサポートサービスが含まれています。
なお、海外出張中に楽天ポイントを効率よく貯めるには、選べるサービスでトラベルコースを選択しておくのも大切です。トラベルコースを選択しておくと、楽天トラベルでカード利用した際にポイント還元率3.0%の優遇を受けられます。
付帯保険の海外旅行傷害保険は自動付帯も含まれているので、出張前に航空券の代金をカードで支払わずとも傷害や疾病の治療費用、賠償責任、救援者費用を補償してもらえます。
傷害死亡と後遺障害の補償限度額は、自動付帯で4,000万円、利用付帯分1,000万円の合計5,000万円です。また、携行品損害は、自動付帯30万円、利用付帯20万円の合計50万円の補償限度額となっています(自動付帯:カードの利用有無にかかわらず補償を受けられる)。
1-2.三井住友カード ゴールド(NL)
年会費 | 通常 5,500円(税込)、年間100万円のカード利用額達成で翌年以降の年会費永年無料 |
家族カードの発行状況 | 永年無料 |
国際ブランド | Visa、Mastercard |
電子マネーの対応状況 | 三井住友カードiD、Apple Pay、Google Pay、三井住友カードWAON、PiTaPaカード |
ETCカード | 初年度無料、2年目以降1年につき年会費550円(税込)(1年に1回以上使用すれば、翌年の年会費無料) |
ポイントプログラム | Vポイント、基本還元率0.5%(200円につき1ポイント) |
特典の傾向 | Vポイントと空港ラウンジおよび宿泊特典の3つが主な特典 【主な特典や付帯サービス】 指定の利用および対象店舗で最大5.0%のポイント還元 3店舗まで登録可能、登録店舗でのカード利用時はポイント還元率1.0%にアップ 家族登録でポイント還元率アップ カード会社提携空港ラウンジ特典 Relux(リラックス)の宿泊料金から7.0%割引、2回目以降は5.0%割引 |
付帯保険 | 海外と国内旅行傷害保険、お買物安心保険(動産総合保険)、不正利用被害に対する補償 |
三井住友カード ゴールド(NL)はナンバーレスタイプで、三井住友カード(NL)の上位カードです。特にセキュリティ重視の方や現地でのカード利用におけるリスクへ備えておきたい方には、使いやすい仕様といえます。
ナンバーレスカードとは、カードの表と裏面にカード番号やセキュリティコード、有効期限などの情報が記載されていないカードのことです。
現地の食事や買い物でクレジットカードを取り出す際、第三者からカード番号を盗み見られることなく決済できるのが、ナンバーレスカードの主なメリットです。さらにカード情報はVpassアプリで管理できるため、紙などにメモすることなくカード情報を保管および確認できます。
現地の治安状況が不安な時や海外出張においてクレジットカード番号を可能なかぎり第三者へ見せないようにしたい時は、特に役立つ機能の1つです。
さらに三井住友カード ゴールド(NL)は、三井住友カード(NL)とは異なり補償限度額300万円のお買物安心保険が付帯されています。クレジット決済で購入した商品の破損や盗難被害に関する補償を受けられるのが、お買物安心保険の強みです。
たとえば、出張中にカードで購入したスマホの充電器を盗まれたり製品の不具合で破損したりした場合は、損害額を補償してもらえる可能性があります。補償額は、商品の購入額と修理金額のうち、いずれか低い方となっています。自己負担額は1事故につき3,000円です。
ポイント特典や空港サービスに関する優待特典は、海外出張向きではありません。ポイントや空港サービス、トラベルデスクなどを重視している時は、他のカードから比較検討した方がいい場合もあります。
1-3.JALカードのプラチナ
年会費 | 34,100円(税込) |
家族カードの発行状況 | 17,050円(税込) |
国際ブランド | アメックス、JCB |
電子マネーの対応状況 | QUICPay(JCBの場合)、JMB WAON、Apple Pay(JCBの場合) |
ETCカード | 年会費永年無料 |
マイル | JALマイル、基本還元率1.0%(100円につき1マイル) |
特典の傾向 | ショッピングマイルやフライトマイルといったマイル特典の他、JALのサービスに関する優待と提携ブランドの優待サービス、空港ラウンジやコンシェルジュサービスなど、プラチナカードならではの特典を付帯 【主な特典や付帯サービス】 ショッピングマイル・プレミアムに自動および年会費無料で入会 アドオンマイル付帯:JALグループ国内線航空券など指定の商品をカードで購入すると100円につき2マイル加算 プライオリティ・パスの無料特典 プラチナ・コンシェルジュサービス JALビジネスクラス・チェックイン 国内空港店舗や空港免税店割引 機内販売割引 |
付帯保険 | 海外と国内旅行傷害保険、JALカードゴルファー保険、国内と海外航空機遅延保険(JCBのみ)、ショッピング保険、JALカード海外航空便遅延 お見舞金制度、不正利用被害に対する補償 |
JALカードのプラチナカードは、JALカードの中でも空港サービスや旅行特典の充実したカードです。旅行特典には、コンシェルジュサービスやプライオリティ・パスなど海外出張時にも活用しやすいサービスが含まれています。
スムーズなチェックインや海外空港ラウンジで休憩したい方、出張中のホテルやレストランなどのサポートサービスなどを受けたい方、海外出張時にもJALマイルを効率よく貯めたい方には、楽しめますし役立つ1枚です。
プラチナカードで商品を購入した場合は、JALマイルが貯まります。ショッピングマイルは100円につき1マイルですが、JALグループの国内や海外航空券などをカードで購入すると100円につき2マイル貯まるのも強みです。
他にもフライトマイルの最大25.0%加算特典やボーナスマイル特典などが付帯されていて、出張時のフライトや現地での買い物や食事などの際にマイルを貯められます。
マイル以外には、国内空港店舗や免税店の割引、JALやJTA機内販売商品の10.0%割引、エコノミークラスの運賃でJALビジネスクラス・チェックインカウンターを利用可能な特典などを受けられるのもメリットといえるポイントです。
さらにアメックスやJCB独自の優待特典には、プライオリティ・パスやプラチナ・コンシェルジュサービスなどが付帯されています。プライオリティ・パス特典は年会費無料でサービスを受けられますし、プラチナ・コンシェルジュサービスではホテルのチケットやレストランの予約手配などのサポートを行ってもらえます。
コンシェルジュサービスを利用することで、宿泊予約やレストランの予約、現地の情報収集といった負担を抑えることが可能です。
アメックス独自の特典には、スーペリア・エキスペリエンスという国内外のホテルやスパなどのプラチナ会員向けサービスが含まれています。出張中は上質なサービスで疲れを取りたいという方には、メリットの多いサービスです。
付帯保険に関しては、国内や海外旅行傷害保険の他、JAL国際線航空便の遅延や欠航に伴う損害に対して補償を受けられます。補償限度額については、傷害死亡や後遺障害で1億円、治療費用で200万円もしくは1,000万円、賠償責任は3,000万円もしくは1億円といった内容です。限度額が2種類に分かれている理由は、国際ブランドによって異なるためです。さらに利用付帯や自動付帯に関する条件も異なります。
国際ブランドを選ぶ際は、各国際ブランドの独自特典や付帯保険の補償限度額を確認した上で検討するのが大切です。
1-4.ANAアメリカン・エキスプレス・プレミアム・カード
年会費 | 165,000円(税込) |
家族カードの発行状況 | 4枚まで発行可能、各カードの年会費永年無料 |
国際ブランド | アメックス |
電子マネーの対応状況 | QUICPay、Apple Pay |
ETCカード | 年会費永年無料、発行手数料935円(税込) |
ポイントプログラム | メンバーシップ・リワードポイント、基本還元率1.0%(100円につき1ポイント) ANAマイル、基本還元率0.5~1.0%(100円もしくは200円につき1マイル) |
特典の傾向 | アメックスカードの旅行特典や空港サービスの他、ANAマイルやANA関連の空港サービスによって出張の負担を抑えられる 【主な特典や付帯サービス】 SKiPサービス 優先チェックイン 国内線ANAラウンジ特典 手荷物無料宅配サービス 大型手荷物宅配優待特典 エアポート送迎サービス プライオリティ・パス 無料ポーターサービス オーバーシーズ・アシスト・プレミアム |
付帯保険 | 海外と国内旅行傷害保険、海外旅行時の航空便遅延費用補償、個人賠償責任保険、スマートフォン・プロテクション、ショッピング・プロテクション、オンライン・プロテクション、リターン・プロテクション、ホームウェア・プロテクション、ワランティ・プラス、キャンセル・プロテクション、不正利用被害に対する補償 |
ANAアメリカン・エキスプレス・プレミアム・カードは、アメックスカードとANAとの提携カードで、ANAマイル特典や空港サービスのサポート特典などを受けられるのが強みです。
ANAマイラーで今後海外出張の機会が増える予定の方や、出張中のリスクや負担を避けたい方などには、メリットの多いカードです。
ANAとの提携サービスは、ANAマイルとSKiPサービス、優先チェックイン、国内線ANAラウンジなどが含まれています。特に海外出張で役立つ特典は優先チェックインです。ANA国際線エコノミークラスへ搭乗する際、ビジネスクラス専用カウンターでスピーディにチェックインが可能なサービスとなっています。
ANAマイルは、カード利用額100円もしくは200円につき1マイル貯められます。さらにANA航空券や機内販売の際にカードを利用すると、100円につき2マイル進呈してもらえます。他にもANAグルメマイルやフライトマイルのボーナスマイル特典、ANAマイレージモール経由のカード利用でマイル特典を受けられるので、ANAマイラーの方にはメリットの多い特典内容です。
空港特典に関しては、自宅~空港間のタクシーを手配してくれるエアポート送迎をはじめ、専任スタッフが荷物を運搬してくれる無料ポーターサービスなどが付帯されています。移動中の負担軽減につながる特典なので、海外出張時の荷物を減らしたい時や自宅~空港の移動手段に悩んでいる時にメリットがあります。
なお、プライオリティ・パス特典は、登録料やラウンジの利用料を無料にしてもらえるのが特長です。同伴者がいる場合は、1名まで利用料無料にしてもらえます。
オーバーシーズ・アシスト・プレミアムという特典はトラベルデスクの一種ですが、他のサービスと異なり医療や法律に関するサポートサービスも含まれています。出張中のトラブルやケガ、疾病に備えられるのが、ANAアメリカン・エキスプレス・プレミアム・カードの強みです。
保険に関しては、旅行傷害保険の他に個人賠償責任保険、航空便の遅延に関する補償、動産総合保険など、多種多様な補償サービスが付帯されています。たとえば、出張中のケガや疾病、現地で第三者とのトラブル、カードで購入した商品に関する損害を補償してもらえます。
1-5.デルタ スカイマイル アメリカン・エキスプレス・ゴールド・カード
年会費 | 28,600円(税込) |
家族カードの発行状況 | 1枚目永年無料、2枚目以降1枚につき13,200円(税込) |
国際ブランド | アメックス |
電子マネーの対応状況 | QUICPay、Apple Pay |
ETCカード | 年会費永年無料、発行手数料935円(税込) |
マイル | スカイマイル、基本還元率1.0%(100円につき1マイル) |
特典の傾向 | アメックスカードの旅行特典や空港サービスの他、デルタ航空のスカイマイルを貯められる特典や上級会員資格プログラムを受けられるのが特徴 【主な特典や付帯サービス】 メダリオン会員資格 ペイ with マイル 手荷物無料宅配サービス 大型手荷物宅配優待特典 エアポート送迎サービス 無料ポーターサービス オーバーシーズ・アシスト |
付帯保険 | 海外と国内旅行傷害保険、海外旅行時の航空便遅延費用補償、スマートフォン・プロテクション、ショッピング・プロテクション、オンライン・プロテクション、リターン・プロテクション、キャンセル・プロテクション、不正利用被害に対する補償 |
デルタ スカイマイル アメリカン・エキスプレス・ゴールド・カードは、デルタ スカイマイル アメリカン・エキスプレス・カードの上位カードで、アメックスカードとデルタ航空の提携カードとなっています。
主にアメリカへ出張する機会が多い方の中で出張中の負担を軽減したい方、これからデルタ航空の利用機会が増える方には、愛用しやすい1枚です。
特典は、アメックスカード提供の空港サービスの優待特典とスカイマイル、上級会員資格などが付帯されています。
国内でカードを利用した場合は100円につき1マイル貯まり、海外なら100円につき1.5マイルのレートへ変わります。さらにデルタ航空でカード利用した場合は、100円につき3マイル貯まるのが特長です。海外出張の頻度が高い方やデルタ航空を利用している方は、効率よくマイルを貯めやすいといえます。
上級会員資格のメダリオン会員資格取得プログラムは、1年間のカード利用額100万円以上でシルバーメダリオン、150万円以上ならゴールドメダリオンを付与される特典です。会員資格を取得した場合は、優先チェックインなどのサポートサービス、受託手荷物費用無料、スカイチーム ラウンジの無料特典などを受けられるようになります。
移動をスムーズにしたい時や出張中に空港ラウンジで休憩したい時は、特にメリットの多い特典内容です。
アメックスカード提供の特典に関しては、手荷物の無料宅配サービスやエアポート送迎サービス、海外レンタカーサービスの割引特典、無料ポーターサービスなどが用意されています。海外出張の際に活用しやすい特典があるので、出張に役立つカードといえます。
プライオリティ・パスに関しては付帯されていないため、同サービスを求めている方にはデメリットもあります。
その他、旅行傷害保険や航空便の遅延に対する補償は付帯されていて、出張中のケガや疾病、携行品の損害(盗難など)、航空便遅延による損害を補償してもらえます。
2.海外出張に役立つカードを選ぶ際のポイント
続いては、海外出張時に役立つカードの選び方について確認していきます。
2-1.出張中にサポートを受けたい場合はトラベルデスクの有無を確認
海外出張前に宿泊施設を調べたり現地の情報を確認したりする時間がない方などは、コンシェルジュサービスやトラベルデスク付きのクレジットカードから比較するのも大切です。
一般的にコンシェルジュサービスやトラベルデスクは、レストランやホテルの予約手配、現地の施設情報や交通状況の確認と案内、携行品の紛失などといったトラブルサポートまでカバーしています。
海外旅行時はもちろん、出張の際にも役立つサービス内容が含まれていて、現地の情報不足で悩んでいる時などにメリットの多い特典です。
なお、出張中のケガや病気、第三者とのトラブルなどに備えたい時は、旅行傷害保険や個人賠償責任保険、航空便遅延補償などが付帯されているか確認してみるのも重要です。
2-2.出張中の負担を軽減したい時は空港サービスに注目
自宅~空港間の移動手段に悩んでいる時や移動中の負担を抑えたい時は、空港サービスを重視してみるのが大切です。
空港サービスに関する特典とは、手荷物の宅配無料や自宅~空港までの送迎サービス、専任スタッフによる空港から指定場所までの荷物運搬、空港ラウンジ特典などのことです。カードによっては、エコノミークラスの航空券でもビジネスクラスのカウンターでチェックイン可能な特典を受けられる場合があります。
空港サービス付きカードを発行しておくと、荷物や移動の負担を軽減できますし、出国や帰国時のチェックインもスムーズに済ませられます。他には、空港ラウンジで休憩しながら現地へ移動したり帰国したりできるのもメリットといえます。
アメックスカードやJALカードなどに付帯されているのが特長で、今回紹介しているカードの中にも含まれています。
2-3.ポイントやマイル重視であれば還元率やボーナス特典を比較
海外出張中にポイントやマイルを効率よく貯められるかどうかは、ポイントやマイル特典の種類や条件によって変わる場合があります。
クレジットカードのポイントやマイル特典は、主にカード利用時に受けられるのが特徴です。中には、航空会社のサービス利用時にボーナスマイル特典を受けられる場合があります。他にも現地でのカード利用時にポイント還元率を優遇してもらえる特典があり、海外出張者にとってメリットの多い内容といえます。
マイルやポイント特典の充実したカードを見つけた場合は、付与条件を確認し、自身のライフスタイルや海外出張時に達成できるか判断するのも大切です。
条件は、カード利用額や指定店舗でのカード利用など、特典によって異なります。中には、2つ以上の条件を満たした場合に受けられるというものもあるので、日常生活や海外出張中に達成できるか慎重にシミュレーションしておくのも重要です。
まとめ
楽天プレミアムカードやJALカードのプラチナ、ANAアメリカン・エキスプレス・プレミアム・カードなどは、海外出張の際に役立つ特典やサービスも含まれています。また、三井住友カード ゴールド(NL)などのナンバーレスカードは、セキュリティ重視の方にも検討しやすい1枚です。
デルタ航空やJAL、ANAなど特定の航空会社を利用しながら出張する予定の方や、海外出張時にサポートしてくれる特典の充実したカードを求めている方は、今回紹介したカードも参考に比較検討を進めてみてはいかがでしょうか。
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海外出張におすすめのクレジットカードは?人気5枚の紹介と選び方