キャリアシェアアプリ「shabell」開発ベンチャーがFUNDINNOで株主募集へ
株式投資型クラウドファンディング(CF)プラットフォーム「FUNDINNO(ファンディーノ)」で9月16日、「【マイナビ・ホリプロ・上場企業など複数社が株主】若者の潜在的な想いをプロファイリングしデータベース化!採用・求職市場に変革をもたらす新サービス『shabell -シャベル』」の情報が公開された。株式発行者の株式会社shabellは2016年創業、人材採用領域で多数の企業に採用コンサルティングを行った実績から自分自身のキャリアを形成するサービス「shabellアプリ」の開発に着手、β版を完成させた。ファンディーノでは目標募集額1507万2千円、上限応募額6千万円に設定、調達した資金は広告宣伝費、開発費などに充て、アプリの正式版のリリースを加速化する。
投資は1口9万6千円コース (16株)、通常は1人5口が上限。今月から導入された特定投資家口座からは672万円コース (1120株) まで申し込み可能。募集期間は9月26日〜2022年10月3日。同社はエンジェル税制適用確認企業(タイプB)。
同社は、人材採用領域で約500社の企業に対し、採用コンサルティング事業を展開して新卒採用に関わってきた。その中で早期離職も少なからず発生しており、「適材適所が実現できていないのでは?」という仮説から、長期的なスパンで自分自身のキャリアを形成するサービスとしてshabellアプリの開発をスタートさせた。
同アプリでは、自分が目指している職業や憧れているキャリアを既に経験しているプロ人材に、アプリ内のチャットや通話などの機能を使って誰でも気軽に相談することができる。相談者であるユーザーは、表面的な情報ではなく経験者による生の情報で、より具体的な自己実現のための情報を得ることができる。
β版ではユーザーがプロ人材に相談する機能のみを提供しており、23年3月にリリース予定の正式版からは、求人企業や人材エージェントに参画してもらい、アプリユーザーにアプローチする機能を実装する(対象はプロフィールの公開を承認しているユーザーのみ)。
ユーザーが登録したプロフィールや、プロ人材との相談履歴、相談や面談を行ったプロ人材や企業からの評価と、それらをもとにAIによって生成された人物評価などをプロファイリングデータとしてデータベース化し、ユーザーは自身のキャリア形成の記録として、企業はアプローチする人材を選ぶ際の情報として活用することを想定している。
現在までにユーザー数約2800名、プロ人材約530名が登録、約430件の相談がアプリ内で行われた(22年8月末時点)。プロ人材は、同社がSNSなどを通じて直接交渉して登録に至ったケースが多く、元プロサッカー選手、モデル、ミュージシャン、スポーツカメラマンなど、269種類の職種が登録されているという。
代表取締役の守岡一平氏は2006年、株式会社ホリプロに入社し、タレントマネジメント業務に従事。08年、株式会社マイナビに入社し、新卒採用のコンサルティングに営業職として携わった経歴を持つ。500社以上の新規開拓を行い、最年少で営業部長に就任。16年、DiG株式会社設立し、21年7月に現社名に変更した。
「これまで市場価値化することが難しかったスキルや能力を、テクノロジーでデータ化し、新たな価値基準を生み出すことで解決したい」と同社。自社サービスによって、企業や人材エージェントが支払う月額料金によるストックビジネスでの収益化を目指すとともに「若者が夢をかなえるためのサポートを通じて、新たな採用手法としての価値を企業へ提供し一人でも多くの人が自分らしく輝ける社会の実現に貢献したい」としている。KPIでは、29年までにshabellアプリ月額利用登録企業数約700社を目指す。
【関連サイト】株式投資型クラウドファンディング「FUNDINNO」
【関連ページ】FUNDINNO(ファンディーノ)の評判・口コミ
※本記事は投資家への情報提供を目的としており、特定の企業・商品・ファンドへの投資を勧誘するものではございません。投資に関する決定は、利用者ご自身のご判断において行われますようお願い致します。
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