「がんを治せる病気にするプロジェクト」に取り組むdeleteC、認定NPO法人化

NPO法人deleteC(デリート・シー)は、東京都からの認定を受けて「認定NPO法人」へと変更したことを発表した。2022年1月31日に東京都に認定申請を行い、同年9月22日に東京都から認定書が交付された。

deleteCは「がんを治せる病気にしたい」という想いのもと2019年2月に発足。今回の認定NPO法人化を受けて、9月22日以降に入金されたdeleteCへの支援については、所得税における寄付控除、法人税における損金算入、相続税 における非課税の扱いなどの税制上の寄附優遇が適用される。有効期間は2022年9月22日から2027年9月21日までの5年間。

国立研究開発法人国立がん研究センターの最新がん統計によると、日本では毎年100万人以上が新たにがんに罹患し、生涯 2人に1人はがんにかかると言われている。世界の研究者達が日々がん研究を続ける中、同法人は個人、企業、組織、世代などの立場を越え、「がんを治せる病気にしたい」という想いを自由に意思表示し、普段の暮らしの中で誰もががん治療研究をできる仕組みづくりに注力している。

認定NPO法人deleteCの小国士朗代表理事は以下のコメントを発表した。 

「2022年9月22日。私たちは『認定NPO法人deleteC』として新たなスタートを切ることになりました。

認定NPO法人となった今、私たちdeleteCが次に描くエソラゴトは明確です。それは『deleteCを文化にする』ことです。クリスマスやハロウィンやバレンタインのように、『9月といえばdeleteC』という感じで、みんなが当たり前のように『C』を消すアクションをする。まるでアイドルを推すかのように、研究者や研究を推して、推して、推しまくる『推し研!』というコンセプトをさらに進化させる。

そして、がん治療研究の応援に1億人が参加できる仕組みを作っていく―。私たちがやっていきたいのはそういうことです。これからもみなさんと一緒にたくさんのエソラゴトを描き、ひとつひとつを本気でカタチにしていき、がんを治せる未来を手繰り寄せていけたらと思います」

【関連サイト】認定NPO法人 deleteC

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