2022.12.20 マーケットレポート【流動性が薄い中ドル円は137円台へ】

昨日のマーケットは株式市場が続落。引き続きFRBのタカ派スタンスを警戒した動きが続いており、上値の重い展開が継続。クリスマスを控えて流動性が少なる中、米国債金利が上昇しドル円は137円台まで反発する動きとなった。

これという材料がない中、流石にクリスマス前にポジションを積み上げることはできないといった状況か。年内はイベント終了という雰囲気が漂う中では、株は上昇したところを来年に向けてショートで攻めていくという方法がセオリーとなりそう。

また日銀や日本政府の動向には海外勢も注意を払っており、円高警戒感はさらに強まっている状況。NY連銀調査では最低1,000万円以上の報酬が求められるという報告が出ており、物価上昇の動向がわかる数字が出てきている。

欧州ではECBのデキンドス副総裁が0.5%の利上げを継続する見通しをコメントしておりECBのタカ派的な見通しが継続するという市場の予想がさらに強まったか。

仮想通貨市場も続落。ビットコインは16,000ドル台前半まで下落しており、再度下値模索の展開となりそうな動きになりつつある。

仮想通貨市場のニュースとしてはナイジェリアが仮想通貨合法化法案が可決しており、またアルゼンチン政府が米ドルのステーブルコインを発行するという内容が出ている。また国際決済銀行が銀行が保有する仮想通貨の割合を2%を上限とすると発表しており、仮想通貨市場への規制が強まる動きが続いている様子。

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