「日本の超高齢社会と介護従事者を、世界に誇れる”強み”に」介護向けAI支援システムの開発企業ががFUNDINNOで調達へ
株式投資型クラウドファンディング(CF)プラットフォーム「FUNDINNO(ファンディーノ)」で2月4日、新規案件「【長崎県も応援!】現役理学療法士が開発。AIを活用した140項目のコードで介護現場のDX化を促進する介護従事者支援システム『iTherapy』」の情報が公開された。株式発行者のLiaison Design(リエゾンデザイン)株式会社は2021年5月設立、介護従事者間のコミュニケーションの円滑化と業務効率化を支援するシステム「iTherapy(アイセラピー)」を開発する長崎市のベンチャー企業。介護が必要な利用者の自主性を尊重し、自立した生活ができるように支援する自立支援型の介護の普及を目指す。目標募集額950万円、」上限応募額3800万円。募集期間は2月11日~17日。投資は1口10万円1株、1人5口まで。特定投資家向けに100万円~400万円コースがある。
アイセラピーは、介護従事者が利用者の様子を動画で撮影してシステムにアップロードし、利用者の状態や必要な支援を同社が作成した140項目に及ぶ「アイセラピーコード」と結びつけ、現場で把握できる利用者の情報を複数の介護従事者間で直感的かつスムーズに共有することを可能としている。さらに、システム上で取得したデータをもとに、利用者の情報を集約した介護計画書や報告書をAIによってワンタッチで作成でき、介護現場のDX化によって介護従事者の労働環境改善が期待できるとしている。
加えて、同システムの導入では「IT導入補助金」や介護報酬の一つである「生活機能向上連携加算」を適用できるため、費用面でのメリットもある。同社は長崎県から、今後の成長が期待できる「長崎県ネクストリーディング企業」に認定されている。エンジェル税制適用確認企業(タイプA)でもある。
1ライセンスあたり月額1320円(税込)。職員数に応じた契約も可能で、少人数で運営している事業所向けにパッケージ契約にも柔軟に対応している。今後はアイセラピー事業を通じて、介護従事者が本来のやるべき介護に集中できる環境を作り、介護の社会価値を高めていく計画だ。23年度中に長崎県内の対象事業所の約3%に相当する約80事業所への導入を目指す。
海外展開も視野に入れており、「世界のヘルスケア介護市場は拡大基調。介護保険の制度が整っている韓国をはじめ、中国などの東アジアを中心に、その国の文化や政策などに合わせた市場進出を目指す」と「攻め」の姿勢だ。29年に14万ライセンス以上の契約ライセンス数を計画している。
「社会は高齢化を『問題』とするが、私はそうは思わない」と代表取締役の川副巧成氏。「日本の介護は質が良い。介護従事者が現場で培った経験をデジタルで脱・属人化し、日本や世界の人々がこの国の良質な介護を一目瞭然に理解する仕組みが作れた時、高齢化は日本の未来を創る材料になる」と、超高齢化を商機にすることが可能と、力強く訴える。
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※本記事は投資家への情報提供を目的としており、特定の企業・商品・ファンドへの投資を勧誘するものではございません。投資に関する決定は、利用者ご自身のご判断において行われますようお願い致します。
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