陶芸職人と生活者をダイレクトに繋ぐビジネスモデルを世界に。プラットフォーム運営ベンチャーがFUNDINNOで2回目の資金調達
日本の匠技を届ける伝統的工芸品の陶器や陶磁器の職人と国内外の生活者を繋ぐプラットフォーム「匠ワンストップ」を運営するベンチャー企業、ゆうらホールディングス株式会社は、株式投資型クラウドファンディング(CF)プラットフォーム「FUNDINNO(ファンディーノ)」で2023年2月18日から28日まで投資申し込みを募集する。案件名は「【第2回】<2021年度売上高・約1億円>伝統的工芸品の職人と消費者をスマートに繋ぐD2Cビジネスモデルで世界中に日本の匠技を届ける」で、2021年10月に続く2回目の資金調達。前回は目標募集額594万円、上限応募額2376万円の設定で、2128万5千円を集め成約した。今回は目標募集額700万8千円、上限応募額2400万円。投資は1口9万6千円、1人5口まで。特定投資家には96万円 (160株)、192万円 (320株)、384万円 (640株)の3コースがある。
匠ワンストップは、地方の職人の情報発信の支援、バイヤーや顧客から聞いたトレンドなどの情報提供、さらに販路開拓やブランディングまで担うD2C(消費者直接取引)のビジネスモデルを実現、世界中の陶芸ファンに製品を届けている。
前回のCFでショールーム(販売店)の構築、直営ショールームの開設、海外オンライン展示会への出店などを目指し、東京の神田、有明、兵庫県神戸市にショールームを構え、法人営業やECサイトの運営などを行い、約140社の法人と取引実績を作った。21年度は累計約5000個の製品を販売、売上高は約1億円。
今年1月にフランスで開催された欧州最大級の展示会「メゾン・エ・オブジェ」にオンラインで参加し、世界販売の加速に向けた新たな取引先を発掘したという。25年にはルクセンブルクにショールームの開設を予定するなど、事業計画は順調に前進している。
23年下半期は、百貨店やセレクトショップでの出店をはじめとした初期投資や、省人化店舗展開に注力するとともに、法人顧客への卸売や贈答品の販売などをはじめとした法人営業にリソースを割く方針。越境ECサイトで一部の商品を3Dで見られたり、バーチャルショールームの開設も計画しており、28年に国内年間販売数14万個以上を目標とする。
「より多くの人に日本の文化である伝統的工芸品を知ってもらえるきっかけを創り、顧客と職人・作家、産地の地域に貢献していく」としている。
同社はエンジェル税制適用確認企業(タイプB)。株主優待として、①直営ショールームまたはECサイトの商品購入で「ゆうらオリジナル陶器セット」②商品割引(保有株数に応じて10%~20%)クーポンを贈呈する。
【関連サイト】株式投資型クラウドファンディング「FUNDINNO」
【関連ページ】FUNDINNO(ファンディーノ)の評判・口コミ
※本記事は投資家への情報提供を目的としており、特定の企業・商品・ファンドへの投資を勧誘するものではございません。投資に関する決定は、利用者ご自身のご判断において行われますようお願い致します。
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