不動産CFのCOZUCHI、「稲村ケ崎開発PJ フェーズ2」の募集開始
LAETORI株式会社は不動産投資型クラウドファンディングサービス「COZUCHI(コヅチ)」で4月6日午後7時から「稲村ケ崎 開発PJフェーズ2」の募集を開始した。4月21日に運用終了する神奈川県鎌倉市稲村ガ崎の開発プロジェクトのフェーズ移行による継続ファンド。募集金額5億円、想定利回りは年利6%(キャピタルゲイン5.9%、インカムゲイン0.1%)、運用期間12ヶ月。募集期間は10日午後1時まで。
優先・一般同時募集で、最小投資金額1万円、最大投資金額3千万円。抽選を行い、出資者は4月10日に確定する。なお、前回ファンドに出資した投資家(リセール募集分含む)には、出資金移行による優先枠を設ける。優先枠では前回ファンドへの出資額を今回の出資の上限とする。なお、一般募集も同時に実施。前回ファンドに出資した投資家も、前回ファンドへの出資額以上の出資を希望する場合、一般募集からの申し込みと同様、抽選対象となる。
ファンドは稲村ヶ崎地区にある約1177㎡の土地を投資対象とし、プロジェクト期間を、開発に必要な許認可を取得する「フェーズ1」と許認可取得後開発又は売却を進める「フェーズ2」の二段階に分けており、今回がフェーズ2の募集。
同社によると、フェーズ1では、更地売却と開発のどちらかを検討していたが、建築費上昇による開発コストの増加も予想されるため、フェーズ1から引き続き更地での売却を目指す。所在地は、鎌倉・由比ヶ浜や江ノ島に挟まれたエリアに位置。東京から自動車で約70分の距離があるが、江ノ島電鉄「稲村ケ崎」駅からは徒歩4分。正面に相模湾を一望できる海岸線沿いに位置しており、オーシャンビューを楽しむことができる絶景で、住宅や別荘地としても需要がある。
フェーズ1の運用成果として①境界の確定②埋蔵文化財の発掘調査不要の確認③隣地越境に関する覚書を締結できた点を挙げる。同社はこれら3点により物件価値は向上したと考えており、フェーズ1運用終了に伴い、フェーズ1想定利回りを前提とした価格で事業会社の株式会社TRIAD社がファンドから本物件を取得する予定。優先劣後出資比率は、優先72.2%、劣後27.8%。
ファンド運用開始日4月 22日、運用終了は24年4月21日、最終配当・償還日は5月31日を予定している。
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