融資型CFのコモサス、「首都圏近郊物流用地PJ II(COZUCHI FUND4号)」4/13募集開始。予定利回り8%、早期返済時は13%に

株式会社コモサスは、融資型クラウドファンディング(CF)「COMMOSUS(コモサス)」で「首都圏近郊物流用地プロジェクトII(COZUCHI FUND4号)」の情報を公開した。不動産CF「COZUCHI(コヅチ)」と協働した「COZUCHI FUND」シリーズの第4号案件で、今年2月に募集、既に運用を開始している「首都圏近郊物流用地プロジェクトファンドと同じプロジェクトに追加融資を行うファンド。全体としては、物流開発に必要な土地の仕入資金など総額約30億円のプロジェクトであり、借入人である株式会社TRIADが対象物件の土地を物流用地として許認可取得を得るための資金に充当する。募集金額5億円、募集は4月13日午前11時~28日午後5時。予定運用期間は5月8日~2024年1月31日の9ヶ月。予定利回りは年率8%(税引前)。ただし、2023年8月7日以前に本営業に係る貸付債権について期限前返済が行われた場合は早期返済の特約として13%とする。最低投資金額、最低成立金額はそれぞれ1万円。

物流用地としての売却収益、またはTRIAD社の自己資金を原資として貸付金の返済を行い、この返済金が償還原資となる。同社は、昨年末の時点で自己資金によって必要資金の支払いを完了しており、自己資金の効率化を目的として借入を希望している。

利害関係者との守秘義務により、対象となる土地の所在地は非開示。ただし、EC市場の拡大に伴い都心近郊やIC周辺は物流インフラの整備需要が高まっている。前回ファンドからプロジェクトは予定通り進捗しており、デベロッパーへの早期売却が具体化しているという。売却先候補の中では4月中旬に売却先候補社内の投資委員会を行い、早ければ4月末〜5月中の契約、契約1ヶ月後の決済などのスケジュールで動いているものもあり、TRIAD社も現況のままで売却する方針で交渉を進めている。

ファンドの返済原資は運用期間中に物流用地としての売却が完了した際の収益からの返済、もしくは運用期間中に売却しない判断をした際にはTRIAD社の自己資金から返済を行う。

元本償還方法は契約終了時に一括償還。進捗からすると、早期返済および早期のファンド運用終了の可能性も高いため、営業者である株式会社コモサスバンクは早期返済の特約を融資条件に付与。8月7日(運用期間約3ヶ月程度)までに返済となった場合には、貸付金利を年10%から年15%とし、コモサスバンク社の営業者報酬は年2%で据え置きとするため、投資家の予定利回り(税引前)は年8%から年13%となる。

前回ファンドにはこの早期返済の特約が付与されていないため、売却による早期返済が行われた際は前回ファンドと本ファンドは同時に運用終了となるが、投資家利回りに差が出ることになる。対策として、前回ファンド出資者が本ファンドに10万円以上投資した場合は、特典として投資額の0.4%のAmazonギフト券をプレゼントする。

コモサス社は株式会社SOCIAL COMMON CAPITALのグループ会社。COZUCHI FUNDでは、コヅチを運営するLAETOLI株式会社がファンド組成にかかる助言やマーケティング支援を、LAETOLI株式会社の協働先であるTRIAD社がファンド審査に係る助言をそれぞれ行い、ファンド組成可否の最終的な判断をコモサス社が行う。

【関連サイト】COMMOSUS(コモサス)
【関連サイト】COZUCHIのウェブサイトを見る
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※本記事は投資家への情報提供を目的としており、特定商品・ファンドへの投資を勧誘するものではございません。投資に関する決定は、利用者ご自身のご判断において行われますようお願い致します。

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