Web3分野への投資を進めるため、日立製作所がファンドを設立。

日立製作所は、3億ドルの第3号ファンドを設立し、Web3分野に投資すると発表しました。このファンドでは、過去に設立された第1、2号ファンドの2倍の規模で、Web3やジェネレーティブAI技術などのデジタルトレンドを牽引するスタートアップに投資する予定です。その目的は、ユーザーの事業活動の充実や日常生活体験の向上等にデジタルイノベーションの創出や社会実装を促進することです。

日立製作所の代表執行役・執行役社長兼CEO小島啓二氏は、「Web3や生成AI技術などの最先端技術を持つスタートアップとの協創を実現し、日立が持つ強みをさらに進化させることができる」とコメントしています。また、HVのCEO兼マネージング・ディレクターのステファン・ガブリエル氏も、「HVは、世界のスタートアップリーダーに投資するベンチャー投資プログラムを展開し、今回の3号ファンドにより、日立のイノベーション成長戦略をさらに後押しするとともに、グローバルなリーチを拡大していく」とコメントしています。

日立製作所は、創業以来のアイデンティティである顧客価値や新たな市場機会を開拓するパイオニア精神を活かし、Web3分野での事業展開に注力しています。今回のファンド設立により、日立は革新的な高速スケールのデジタルビジネスやテクノロジーソリューションへの投資や協業を通じて、イノベーション成長戦略をさらに推進していくことが期待されます。

Source: Coin Plus
Web3分野への投資を進めるため、日立製作所がファンドを設立。