トラストバンク、石川県能登地震でふるさと納税活用の被災地支援PJを開始

石川県能登地方で発生した最大震度6強の地震で、ふるさと納税総合サイト「ふるさとチョイス」を企画・運営する株式会社トラストバンクは5月6日、佐賀県庁と連携し、ふるさと納税制度を通じてクラウドファンディング(CF)型で寄付を募る仕組み「ガバメントクラウドファンディング」(GCF)で、地震による被災地を支援するプロジェクト「石川県能登地方地震 緊急支援」を立ち上げた。募集金額は100万円。

GCFは、クラウドファンディング型でふるさと納税を募る仕組み。自治体がプロジェクトオーナーとなり、地域課題に対する具体的な解決策、必要な寄付金と使い道、寄付金を集める期間などを提示して広く資金を調達する。寄付者は自らの意思で寄付金の使い道を選ぶことができる。2013年9月にトラストバンク社が提供を開始した。

今回のプロジェクトでは、公益社団法人Civic Forceと協働し、パートナー団体とともに捜索救助チームを派遣するほか、今後の避難所支援、ボランティア派遣などを行うため、ふるさと納税を活用して資金調達を行う。寄付金は被災地支援活動資金のため、原則自治体からのお礼の品はない。

募集期間は5月6日~8月4日(91日間)。8日午後6時時点で89万6000円の寄付があり、達成間近となっている。

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