融資型クラウドファンディングのCOMMOSUS、「アートプラン不動産ファンド」募集中。募集額2.4億円、予定利回り年5 %

株式会社コモサスは融資型クラウドファンディング(CF)サービス「COMMOSUS(コモサス)」で、「アートプラン不動産ファンド」を6月22日から7月7日午後5時まで募集している。目標募集金額2億4千万円、予定運用期間7月11日~2024年7月31日の12ヶ月、予定利回りは5 %(年率・税引前)。出資金は不動産会社のアートプラン株式会社に貸付け、初回の使途は、同社が現在手掛ける「神楽坂プロジェクト」に充当する。6月29日現在、412人から8350万円(34%)の応募があり、同ファンドは成立が確定している。

コモサス社によると、アートプラン社は1998年設立。デザイン住宅の設計・建築・販売を事業の柱に、住居・商業系の不動産開発事業、用地開発から商品化まで可能なホテル事業、物流・データセンター用地の開発事業などを展開している。22年度の売上は前年度比61%増の130億円超、営業利益は13億円超(前年度比305%増)と大幅な増収増益となった。今年度は、現在保有する大型案件を中心に売上高120億円超、営業利益は約20億円を見込んでいる。

同ファンドは、アートプラン社の財務状況や直近の業績拡大などを鑑みて審査を行いファンド化に至ったコーポレート融資となっている。そのため資金使途はアートプラン社が本貸付金を機動的に活用できるよう、不動産事業に関わる一般的経常資金(取得費用、手付金、建築資金等)と幅広く設定している。

初回の資金使途である神楽坂プロジェクトは、JR飯田橋駅4分、東京メトロ神楽坂駅7分の神楽坂エリアに位置する不動産を新築店舗ビルとして開発し売却を狙うプロジェクト。予定地は現在古いビルがありテナントも入居中だが、11月までに明け渡し、解体する。以降は設計・建築のノウハウを活かしながら開発まで行い、新築店舗ビルに仕上げ売却する計画だ。

建築プランは飲食テナントを含む4階建店舗ビルを計画しており「昔ながらの雰囲気と現代らしい今風な街並みが同居し成熟した神楽坂エリアにおいて不動産案件が出てこない中、本プロジェクトは非常に立地の良い、希少性の高いプロジェクト」と推す。

最低投資金額は1万円以上、1万円単位。元本償還は契約終了時に一括償還となる予定で、期間中の分配は行わない。

【関連サイト】COMMOSUS(コモサス)
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※本記事は投資家への情報提供を目的としており、特定商品・ファンドへの投資を勧誘するものではございません。投資に関する決定は、利用者ご自身のご判断において行われますようお願い致します。

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