カーボンフリーのブロックチェーン「Evadore」がIEO成功を発表。ReFiエコシステムを強化し環境保護を推進へ

Evadoreは、地球規模で進む気候変動問題に対して、二酸化炭素排出量をゼロにすることを目標に掲げて登場したカーボンフリーのブロックチェーンプロジェクトだ。同プロジェクトは8月30日、IEOの成功を発表しており、近日中にも新たなニュースを発表するとしている。

Evadoreでは、環境に配慮した分散型のアプリケーション・システムを構築可能なブロックチェーン「EvaChain」、このブロックチェーンや他の技術をサポートするための組織「EvaLabs」の他、Evadore利用者が利用可能なウォレット「GreenWallet」や、暗号資産決済技術「EvaPay」、二酸化炭素排出削減を支援する森林プロジェクト「Evadore Forest」、日々の炭素排出量削減方法を提案する「CarbonEva」など、多岐にわたるエコシステムが構築されている。

Evadoreは、ブロックチェーン業界の中でReFi(Regenerative Finance:再生金融)に分類されるプロジェクト。ReFiは、ブロックチェーンを活用することで、環境問題や社会問題を解決しようとする取り組みの総称だ。具体的な思想としては、搾取(環境破壊)よりも保存や再生(環境保全)の方が合理的にメリットがある状態をブロックチェーンを活用して作り出そうというものだ。

Eva Labsのコミュニティチーフを務めるTimothy Walker氏は、ReFiについて次のように述べている。「持続可能性、社会正義、環境責任に焦点を当てると、ReFiの実現手段はブロックチェーンです。ブロックチェーンは、分散型で安全かつ透明性の高いシステムであり、さまざまな産業を変革する可能性を秘めています。そしてEvaLabsはこの変革のパイオニアとなるでしょう」

【参照記事】Evadore — Carbon-free blockchain

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