ミャンマーの農村をマイクロファイナンスとラストマイル物流で活性化。リンクルージョン社がFUNDINNOで2回目の資金調達へ

ミャンマーでマイクロファイナンス機関向けSaaS事業と個人商店向けB2Bコマース事業を展開するリンクルージョン株式会社は株式投資型クラウドファンディング(CF)サービス「FUNDINNO(ファンディーノ)」で11月8日午後7時半から募集による投資申込みの受付を開始する。同社のプロジェクト「〈Forbes100選出〉マイクロファイナンスとラストマイル物流でミャンマー農村部が生まれ変わる。ミャンマーで2兆円市場を攻める『リンクルージョン』」は目標募集額499万2千円、上限応募額5990万4千円。募集期間は11月20日まで。

同社は、事業を通じてミャンマー農村部に住む人々の暮らしを支えようと現地で2016年からマイクロファイナンス事業者向けの金融クラウドシステム事業を展開、国内トップのシェアを誇る。ファンディーノでは2022年2月に続く2回目の資金調達。

現地では、人口の約8割が農村部で生活しており、農村部での小売販売額は年約2兆円と推測されている。しかし、農村部では、採算が取れるだけの人口が集中していないため、スーパーやコンビニがなく、女性を中心に多くの人が露店や個人商店を営んでおり、個人商店は仕入れの時間と労力という共通の問題を抱えている。さらに、このコストは農村部の消費者が負担するため、都市部より高額になるケースもあるという。政情不安の影響で、もともと脆弱なミャンマーのサプライチェーンは混乱が続いており、農村部への生活物資の安定供給は一層大きな課題になっている。

人口の約8割が農村部で生活

画像はFUNDINNOのウェブサイトより転載、以下同

同社は16年からマイクロファイナンス事業者向けの経営管理システム提供事業を展開。19年からは、金融サービス以上に不足している非金融サービスを農村部に届けるため、食品や日用品などの生活物資を配送するコマース事業を展開してきた。前回の資金調達後、農村部でラストワンマイル物流のための配送網を整備、現地のメーカーや卸業者、生産者の方々と信頼関係を積み上げたことにより、現在100社を超える取引先からの商品を納入している。

ラストワンマイル物流

今後は配送エリアの拡大、さらに食品や日用品以外のサービスの提供を目指す。24年度は契約商店数2,600店、商品販売高5.4億円、農業資材の展開などを目標に、30年度は契約商店数3万800店、商品販売高125.8億円、個人向けECの展開を段階的に実現させる計画だ。

投資は1口9万9840円(104株)、1人5口まで。さらに、特定投資家口座からは99万8400円(1040株)〜998万4千円(1万400株)まで申込み可能。

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※本記事は投資家への情報提供を目的としており、特定の企業・商品・ファンドへの投資を勧誘するものではございません。投資に関する決定は、利用者ご自身のご判断において行われますようお願い致します。

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