プロと“しゃべるだけ”で転職支援。ポートフォリオ作成サービスのベンチャーがFUNDINNOで2度目の資金調達へ

株式投資型クラウドファンディング(CF)サービス「FUNDINNO(ファンディーノ)」で11月13日、新規案件「〈今期IPO準備開始〉マイナビやホリプロが株主に参画。最適なキャリア選択は“プロとしゃべるだけ”の時代へ。560社超の顧客基盤で急成長を目指すHRテックベンチャー『shabell』」の情報が公開された。株式発行者の株式会社shabellは、第二新卒や初めての転職を考える20〜30代前半向けに、キャリアコンサルタントに無料で相談できるWEBサービスの開発を行っている。ファンディーノでは2022年9月に初めてのCFを行い、155人から3552万円を集め成約した。事業成長に向け、今回は目標募集額994万9800円、上限応募額6008万5200円に設定、申込期間は11月21日午後7時半から12月4日。

shabell社が開発したWEBサービス「しゃべりお」は、無料でキャリアコンサルタントに相談ができる。コンサルタントは、相談者の人物像を企業目線で客観的に言語化し、これにより、書類を埋めるだけの転職準備から、自分のキャリア観を整理し伝える準備へとレベルアップを図る。「コンサルタントと話すだけで、人柄や価値観が言語化・整理された自身のポートフォリオが作成される。従来の、書類を前提とした選考にとらわれない、新たな採用・転職スタイル」と同社。

しゃべりお

画像はFUNDINNOのウェブサイトより転載、以下同

2023年6月に、20~30代前半の転職初心者向けに、自分らしいキャリアとの出会いをサポートするサービス「しゃべりお」をリリースした。新サービスを通じて、キャリアに漠然とした不安を抱く若者に、適切な相談相手としてコンサルタントを繋ぎ合わせ、企業が本当に知りたい人柄や価値観を示して、適材適所を実現する循環を生み出すことを目指す。また、既存のツールや価値観を大切にしつつ、ミスマッチの種を取り除く、新たな選択肢の提示に挑戦していきたい考え。
しゃべりお

将来は海外展開も検討しており、過去に日本での就職を希望する韓国人向けの支援サービスを行った実績があることから、早速今年中に韓国での市場開拓について調査を行う予定。また、蓄積されたデータを活用し、AIによる人物評価を実装し、情報銀行としての価値を創出するとともに、キャリア教育のコミュニティ形成にも取り組むアイディアを持つ。

株式会社マイナビや株式会社ホリプロ、東証グロース上場企業含むIT企業2社が株主に参画。23年9月期は昨年対比133%の売上高と黒字着地を達成し、IPO計画を前倒しして今期から準備に着手する。

投資は1口9万6600円〜48万3千円(60株)。特定投資家は、さらに96万6千円(120株)〜966万円(1200株)まで申込みできる。

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※本記事は投資家への情報提供を目的としており、特定の企業・商品・ファンドへの投資を勧誘するものではございません。投資に関する決定は、利用者ご自身のご判断において行われますようお願い致します。

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