全国どこでも高度ながんの薬剤治療を可能に。医療品情報プラットフォームの運営ベンチャーがFUNDINNOで5/2募集開始

株式投資型クラウドファンディング(CF)サービス「FUNDINNO(ファンディーノ)」で、4月26日、新規プロジェクト「〈大手VC出資〉難病の患者を支える医薬品情報プラットフォーム。製薬企業の投薬ノウハウをすべての薬剤師が活用可能に『MediFrame』」の情報が開示された。同プロジェクトでCFを行う株式会社MediFrameは、製薬企業や高度医療機関が持つ薬剤に関する知識やノウハウを全国の調剤薬局が利用できるプラットフォーム「MediFrame」を提供するベンチャー企業。目標募集額999万円、上限応募額4995万円。募集期間は5月2日午後7時半~5月8日。

「MediFrame」は、薬局・薬剤師が行う服薬指導を通して、末端の患者まで適切な情報を届けるプラットフォーム。構想の第1弾として2022年10月に抗がん剤等の投薬指導情報をSMSで自動送信する機能「MediFrame SMS」をリリース。薬剤ごとに飲み始めてから特定の副作用が出やすい時期や注意が、必要な時期に合わせたコンテンツとスケジュールが設定されており、処方を受けた患者に対してスケジュールに従って送信される。システムはブラウザ上から利用でき、インターネット環境があればすぐに導入可能。

製薬会社と薬局を繋ぎ適切な情報と治療を届けるプラットフォーム

画像はFUNDINNOのウェブサイトより転載、以下同

患者は、適切な治療の継続により、良好な治療結果を得られる確率も増え、QOL(生活の質)の向上にもつながる。薬局は、調剤報酬が改定されたことで、「MediFrameSMS」による情報提供が調剤薬局や薬剤師のインセンティブにもつながると見込んでいる。

現在「MediFrame SMS」は、現在大手調剤薬局2社、ドラッグストアを展開する企業1社で導入されており、約100店舗で稼働中。今後は、情報システム会社との業務提携を通して、利用者への共同拡販や、フォローアップを必要とする患者に効率的に質の高い情報提供ができる仕組みの実現を目指す。製薬企業が新薬のマーケティング・MR(製薬会社の医療情報担当者)にかける予算は3000億円程度と推定され、これが同社の狙う市場となる。

MediFrameが狙う市場
今年7月に約5千店舗へ展開予定。製薬企業との正式契約も狙う。2031年に累計マーケティング支援契約件数72件を計画する。

投資申込みは1口9万円コース(2株)、5口が上限。特定投資家口座からは、さらに90万円(20株)~900万円(200株)まで申込みできる。

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※本記事は投資家への情報提供を目的としており、特定の企業・商品・ファンドへの投資を勧誘するものではございません。投資に関する決定は、利用者ご自身のご判断において行われますようお願い致します。

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