トルコでブロックチェーン取引のCO2排出量を可視化、Menthol Protocolが新ツール提供
Menthol ProtocolがAkbankおよびReFi Türkiyeと提携し、ブロックチェーンカーボンフットプリント計算機を公開した。これにより、ユーザーは自身のブロックチェーントランザクションから発生するCO₂排出量を可視化し、環境への影響を具体的に把握することが可能になる。
Menthol Protocolは、世界中の検証済み再生可能エネルギーおよびカーボンクレジットを活用し、ユーザーやdAppの炭素排出量を自動的に相殺する初のマルチチェーン分散型持続可能性プロトコルである。今回の取り組みは、Akbank LABと、ReFiプロジェクトのイニシアティブであるimeceが主導する「ReFi Türkiye」プラットフォームを通じて実現された。
新たに公開されたカーボンフットプリント計算機は、科学的手法に基づき、オンチェーントランザクションに伴うCO₂排出量を推定する仕組みだ。ユーザーは自身のウォレットやスマートコントラクトが初めて使用された時点からの総排出量を確認することができる。さらに、樹木の保持や自動車の使用、電力消費に換算した具体的な数値を提供し、カーボンフットプリントの理解を促進する。
この計算機では、排出データをソーシャルメディアで共有する機能も備えており、環境意識の向上を図るとともに、他者への影響も期待されている。スマートコントラクトのアドレスを入力することでCO₂排出量を測定し、排出を相殺するための持続可能な資金調達へのアクセスも促進されるとしている。
Menthol Protocolは今後も、ブロックチェーン技術と環境保護を結びつける新たな取り組みやパートナーシップを通じて、持続可能性の向上を目指す方針だ。
【参照記事】Menthol Protocol Collaborates with Akbank and ReFi Türkiye
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