「靴が足に合わない」を解決、オーダーメイド3Dシューズのサブスク提供ベンチャーが株式投資型CFで資金調達。株主優待も
株式投資型クラウドファンディングサービス「FUNDINNO(ファンディーノ)」で、ファッション関係のプロジェクトの情報が事前公開された。投資申し込みによる資金調達に挑むのは、最新の3Dプリント技術を使い、短期間でオーダーメイドの靴を制作、製品をサブスクリプションモデルで提供するサービス「AYAME」を展開する株式会社crossDs japan。申込期間は1月17日から19日、目標募集額630万円、上限応募額2500万円。投資金額と株数は10万円(10株)、20万円(20株)、30万円(30株)、40万円(40株)、50万円(50株)。
同社は、靴の「大量生産・大量消費・大量破棄」という課題に終止符を打つ施策として、パンプスをはじめとした様々な靴をオーダーメイドで作成、サブスクモデルで提供するサービスを展開。婦人靴「AYAME」、紳士靴「菖蒲」などを運営している。
従来は約半年かけて製造していたオーダーメイドパンプスを、顧客の足の計測から納品まで約1ヶ月というスピードを実現。また、靴型を作る過程と仕上げる過程での素材の使用量を最低限にしたり、害獣であるエゾシカの革を使用することで環境に配慮したものづくりを志向している。
社長の諏訪部梓氏は、学生時代にロボット工学を学び、ロボットコンテストで全国ベスト4に入賞するなどの実績を持ち、さらに卒業後はITコンサルを経てオーダーメイドパンプスを作る会社に勤め、3D技術とオーダーメイド靴を融合させ、より効率よく靴を作り上げる方法の開発に至ったというキャリアの持ち主。加えて、社内には革靴の製甲一筋65年の靴職人も在籍、測定から納品まで社内一貫で行える体制が構築できている点を強みとする。
今後は、3D計測器を量販店などにも提供して様々な店舗で足型の計測を可能にし、OEMや靴型の提供を行うBtoB展開や、足型計測キットを郵送することで自宅での計測を可能にし、非対面でのサービス実施等も計画する。IPOは2028年を予定し、同年内に靴型の製造数2万6000足の突破、売上高15億円以上を想定している。本案件が成立した場合は、エンジェル税制タイプA(設立5年未満の企業への投資が対象、対象企業への投資額マイナス2000円をその年の総所得金額から控除できる)の対象となる。また、株主優待としてオーダーメイド靴を株主限定に割引で提供する。
ファンディ―ノは、株式会社日本クラウドキャピタル日本初の株式投資型CFサービス。1口10万円前後の少額から、IPOやバイアウトを目指すベンチャー企業に投資することができる。ベンチャー企業は各地から集まり、その中から厳しい審査を通過した企業のみが投資家の募集を行う。普通株式や新株予約権への投資となる仕組みで、投資先企業からのIR情報を定期的に確認することができる。投資を行う場合は、投資家にも投資適格性などの審査が必要となる。
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※本記事は投資家への情報提供を目的としており、特定の企業・商品・ファンドへの投資を勧誘するものではございません。投資に関する決定は、利用者ご自身のご判断において行われますようお願い致します。
Source: 仮想通貨の最新情報BTCN | ビットコインニュース
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