コインチェックとGMOコインの暗号資産取引アプリを徹底比較
暗号資産(仮想通貨)を売買するのにスマホアプリを使う方も多いと思います。パソコンがなくてもいつでも手軽に操作できるので、電車の中やカフェなどでも取引を行うことができます。暗号資産アプリでできる事は日本円の入出金操作や暗号資産の送信、取引所サービスの管理など多岐に渡り、外出先でも相場をチェックして取引できるよう工夫されています。
国内の暗号資産取引所のスマートフォン用取引アプリの中でも、コインチェックとGMOコインのスマホアプリはこれから暗号資産を始める方におすすめです。ここでは両社のスマホアプリを詳しく比較していきます。
目次
- ダウンロード数326万件突破のコインチェックのアプリ
1-1. 15種類の暗号資産の売買、送受信機能
1-2. 暗号資産の入出庫、チャット機能
1-3. 貸仮想通貨などの関連サービスの利用 - 2種類のスマホアプリを提供しているGMOコイン
2-1. 取引、送受信、日本円の管理など必要な機能を網羅
2-2. GMOコインのすべての銘柄を取引可能
2-3. 快適な取引をサポートする機能・注文方法 - 暗号資産アプリのセキュリティ
- 口座開設はスマホアプリ上で完結
- まとめ
①ダウンロード数326万件突破のコインチェックのアプリ
コインチェックはマネックスグループ株式会社の子会社であるコインチェック株式会社が運営している暗号資産取引所です。スマホから口座開設や入出金処理、暗号資産の購入や積立投資機能の管理など、コインチェックの様々な機能を利用できます。アプリの累積ダウンロード数は326万件を突破しており(2021年1月時点)、非常に多くの人が利用しています。
1-1. 15種類の暗号資産の販売所
コインチェックのスマホアプリでは、国内最多15種類の暗号資産(ビットコイン、イーサリアム、XRP、ビットコインキャッシュ、ライトコイン、リスク、イーサリアムクラシック、モナコイン、ネム、ファクトム、ステラルーメン、クアンタム、BAT、IOST、エンジンコイン)を取り扱っており、500円相当から取引ができます。
1-2. 14種類の暗号資産の入出庫、チャット機能
コインチェックではアプリ上で暗号資産のポートフォリオを把握できるほか、14種類全ての暗号資産の入出庫が可能です。これは現物資産を数多く取り扱っているコインチェックならではの機能となります。
またビットコイン、リップル、イーサリアム等、通貨ごとのチャット機能で情報交換をすることも可能です。暗号資産市場ではSNS上の言及を分析している企業もある程、投資感情が一つの指標となっています。チャット機能は多くのユーザーを抱えるコインチェックならではの機能となります。
1-3. 貸仮想通貨などの関連サービスの利用
コインチェックは暗号資産の価格・チャートが見やすいと評判ですが、スマホアプリのウィジェット機能を使用することでアプリを開かなくてもスマートフォンのホーム画面などから素早く価格を確認することもできます。価格アラート機能も備えており、暗号資産と通知価格をカスタマイズすることができます。
コインチェックが提供している取引以外の各種サービスをスマホアプリ上で管理することができます。支払うだけでビットコインがもらえる「Coincheckでんき」と「Coincheckガス」のお申し込みや、暗号資産の積立投資や最大年率5%の「貸仮想通貨」などがあります。
②暗号資産の売買からFXまで利用できるGMOコイン
GMOコインは、東証一部上場のGMOインターネット株式会社のグループ会社、GMOコイン株式会社が運営している暗号資産取引所です。GMOコインは、取引所(現物取引)・取引所(レバレッジ取引)・販売所・暗号資産FXの4種類の取引サービスを設けています。
2-1. 取引、送受信、日本円の管理など必要な機能を網羅
「GMOコイン 暗号資産ウォレット」は、4種類の取引サービスの他、総合的な口座管理に関する日本円入出金、暗号資産の預入・送付、口座情報の確認などを行えます。「GMOコイン 暗号資産ウォレット」のプッシュ通知やウィジェットを利用して種類の暗号資産(仮想通貨)のリアルタイム価格、前日比騰落率をいつでも手軽にチェックすることができます。
2-2. GMOコインのすべての銘柄を取引可能
取引所(現物取引)、取引所(レバレッジ取引)は、ビットコイン、イーサリアム、ビットコインキャッシュ、ライトコイン、XRPの5種類を取り扱っており、販売所と暗号資産FXはこれにネム、ステラルーメン、ベーシックアテンショントークン、オーエムジーを加えた9種類を取り扱っています。現物資産は外部ウォレットとの送受信も可能です。
2-3. 快適な取引をサポートする機能・注文方法
暗号資産(仮想通貨)FXでは、ワンタップで新規・決済・ドテン注文が可能な「スピード注文」が利用できます。価格が変動時のプッシュ通知と組み合わせることで、相場変動時に対応しやすくなっています。
描画機能付きでテクニカル指標が利用できる「高機能チャート」を備えており、トレンドラインやフィボナッチ・リトレースメントなどのラインを描いて相場分析が可能です。
③暗号資産アプリのセキュリティ
大事な資産を扱う暗号資産アプリです。スマートフォンは常に紛失する可能性を想定し、パスコードや生体認証などのセキュリティ設定をきちんと行い、安心して利用できるようにしましょう。
コインチェックのアプリには画面ロック機能や指紋認証(Touch ID)、2段階認証を設定することができます。2段階認証の利用には、Google Authenticatorなどのセキュリティ対策アプリをインストールしておく必要があります。GMOコインは、SMSやEメールを使って2段階認証を行うことができます。
④口座開設はスマホアプリ上で完結
コインチェックもGMOコインも、口座開設はスマホアプリ上でできるようになっています。eKYCを導入しており、スマホ1台で本人確認を行えるため、最短即日で投資を始められるようになっています。
「eKYC(かんたん本人確認、スマホでスピード本人確認など)」は、口座開設に必要な本人確認書類や顔写真をスマホカメラで撮影し、アップロードできるサービスです。これまでPC上で本人確認を行う場合、取引所から認証コードが記入された郵送物を待つ必要がありました。eKYCにより、最短即日から取引が開始できます。
⑤まとめ
コインチェックのアプリはシンプルで分かりやすくなっています。まずは「暗号資産を保有したい」、「いろいろな暗号資産を購入したい」というニーズにマッチしています。
GMOコインは暗号資産の売買やFX、板取引など、多種多様な取引方法を利用できます。初心者からトレーダーまで幅広いユーザーが満足できるサービスとなっています。
このようにアプリによって使える機能やサービスには大きく違いがあります。これから暗号資産取引所の口座を開設しようとしている方は、複数のアプリをダウンロードして使い勝手を試してみてください。実際に試してみると自分の好みにあったアプリが見つかると思います。取引所の口座開設は無料ででき、スマホアプリのeKYCであれば最短1日で取引を開始できます。この機会にそれぞれの暗号資産アプリを触ってみてください。
Source: 仮想通貨の最新情報BTCN | ビットコインニュース
コインチェックとGMOコインの暗号資産取引アプリを徹底比較