“溶けないアイス”のフルライフ社、事業の多角展開目指し「FUNDINNO」で個人株主募集へ

株式会社日本クラウドキャピタルが運営する株式投資型クラウドファンディング(CF)サービス「FUNDINNO(ファンディーノ)」で9月23日から募集を開始する「〈大手製菓企業も注目!!〉常温でも約1時間溶けないアイスクリームが遂に誕生!魔法ではなく科学から生まれたアイスの概念を覆す新原料『KANAZAWAMIX』」の情報が公開された。株式発行者のFULLLIFE(フルライフ)株式会社は、独自に開発した食品の保形性向上原料「KANAZAWAMIX(カナザワミックス)」で、長時間溶けないアイスクリームの製造を実現、アイス市場でのシェア獲得をはじめ、他分野への応用や海外での事業拡大を目指している。目標金額2076万9千円、上限応募額 6032万9千円。投資金額と株数は9万8900円 (43株)、29万6700円 (129株)、49万4500円 (215株)の3コース。受付は9月25日まで。

フルライフ社のカナザワミックスは、金沢大学の太田名誉教授と共同で研究開発を行い、イチゴから抽出されるポリフェノールを核とした原料。もとは、抗酸化機能や抗肥満機能などをもつ素材として研究されており、同社がスイーツの原料として加えてみたところ、食品の保形性が向上することを発見した。アイスや生クリームなどクリーム類の離水を抑制して溶けにくくする機能と、気泡の弾力性を向上させて崩れにくくする機能があり、アイスに使用した場合、寒天やゼラチンを使用した製品に比べ、アイスとしての食感や味を損なわず、保形性を保つことができる。

溶けないアイスクリームの仕組み

また、アイスの形状が自由になるため、テーマパークの人気キャラクターをリアルに再現したアイスなどを作ることができる。アイスの製造は、株式会社ジェーケー・コーポレーションなど、外部の製菓工場と提携して行っている。

フルライフ社の常温でも約1時間溶けないアイスクリーム

溶けにくいという特性を生かし、エンターテインメント以外の可能性にも着眼している。手を汚さずに食べられることから、嚥下機能の弱った高齢者向けの食品として、国内のある病院ではカナザワミックスを活用した介護用食品としても販売している。

イチゴのほか、他のフルーツ由来の保形性向上成分の開発を進め、市場のシェア獲得、海外展開もチャレンジ。国内大手販売先での販売、病院・給食での販売、「360度フル立体アイスクリーム」などを進捗させ、27年にIPOを予定し、売上高約28億円を想定。同年に年間4400万個以上の製品販売を計画する。

本案件は成約するとエンジェル税制の優遇措置Bが適用される。また、株主優待として、毎年10月末日時点で同社株式を40株以上保有する株主に、カナザワミックスを使用したアイスを提供する。

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※本記事は投資家への情報提供を目的としており、特定の企業・商品・ファンドへの投資を勧誘するものではございません。投資に関する決定は、利用者ご自身のご判断において行われますようお願い致します。

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