DeCurret(ディーカレット)とBITPoint(ビットポイント)の特徴を徹底比較【仮想通貨取引所】
近年、日本国内の仮想通貨(暗号資産)交換業者が充実してきており、上場企業が出資している注目の企業も参入してきています。アプリの使用感や提供しているサービスについて多種多様になってきており、複数の企業で口座を開いておいて目的に合わせて使い分けている人も少なくありません。ここでは、DeCurret(ディーカレット)とBITPoint(ビットポイント)について機能や手数料、取引通貨などサービス内容を比較することで、どのようなことができるのか分析していきたいと思います。
目次
- 上場企業、メガバンクから出資を受ける「DeCurret」
1-1. 国内有数の大手企業が多数出資
1-2. 4種類の仮想通貨で板取引ができる「取引所」
1-3. 指値注文に対応!スプレッドが明確な「販売所」
1-4. 充実の関連サービス(自動積立/電子マネーへのチャージ) - 注目のアルトコインを取引できる「BITPoint」
2-1. 初心者にも取引しやすいアプリを提供
2-2. 「BITPoint PRO」で板形式の取引が可能
2-3. 各種サービスの手数料が無料
2-4. 仮想通貨を貸し出して利用料を得るレンディングサービス - DeCurretとBITPointの取扱仮想通貨・手数料
- まとめ
①上場企業、メガバンクから出資を受ける「DeCurret」
DeCurret(ディーカレット)は、東証一部上場の株式会社インターネットイニシアティブ(IIJ)の関連会社である株式会社ディーカレットが運営する仮想通貨取引所です。ディーカレットでは販売所と取引所での仮想通貨取引が可能となっています。上場企業、メガバンクからも出資を受けており、電子マネーに仮想通貨でチャージできる機能など、主要な企業と連携した独自サービスを構築しています。
1. 国内有数の大手企業が多数出資
ディーカレットは大手企業や金融機関の出資を多数受けている仮想通貨取引所です。筆頭株主である株式会社インターネットイニシアティブをはじめ、伊藤忠商事株式会社、SOMPOホールディングス株式会社、第一生命保険株式会社、株式会社大和証券グループ本社、東京海上日動火災保険株式会社、野村ホールディングス株式会社、東日本旅客鉄道株式会社、株式会社ビックカメラ、三井住友海上火災保険株式会社、株式会社三井住友銀行、三井不動産株式会社、株式会社三菱UFJ銀行、ヤマトホールディングス株式会社、株式会社電通グループなど国内の大手企業が出資しています。(※2021年6月23日時点)
2. 4種類の仮想通貨で板取引ができる「取引所」
ディーカレットの「販売所」は4種類の仮想通貨を取り扱っており、ビットコイン建ても含めて5銘柄の現物取引に対応しています。チャートには金融トレーダーに人気の高いTrading Viewを採用しており、UIは海外取引所のようなユーザビリティを目指して設計されています。ディーカレットの取引所ではTaker / Maker 制度を導入しており、Maker注文に対してはマイナス手数料を設定しているので、約定時に手数料を受取ることも可能です。ビットコインの最小注文数量は0.0001BTC(461円:時価)となっています。
3. 指値注文に対応!スプレッドが明確な「販売所」
ディーカレットの「販売所」は5種類の仮想通貨を取り扱っており、ビットコイン建ても含めて9銘柄の現物取引に対応しています。販売所でありながら「指値」、「逆指値」といった条件注文も利用できるので、利益・損失確定ポイントを事前に設定する使い方も可能です。現物取引の最低注文数量は0.0001 BTCなので、少額から投資を始める方にも適しています。また販売所で提示される購入レートと売却レートとの差である「スプレッド」は常に表示されているため、スプレッドの差が開いている時は避けて取引することも可能です。
4. 充実の関連サービス(自動積立/電子マネーへのチャージ)
ディーカレットの「自動積立」は、月々500円から毎月一定額を自動で積み立てることができます。月々1,000万円が上限で、1円単位で金額指定が可能です。銘柄・頻度・金額を指定するだけのかんたん設定で500円からはじめられるので初心者の方にもおすすめです。また、仮想通貨を電子マネーへのチャージ機能を提供しています。ディーカレットの口座で保有している5種類の仮想通貨を、au PAYプリペイドカード、楽天Edy、nanacoにいつでもチャージすることができます。
②注目のアルトコインを取引できる「BITPoint」
「BITPoint(ビットポイント)」は、株式会社リミックスポイントの子会社である株式会社ビットポイントジャパンが運営する仮想通貨取引所です。ビットポイントでは販売所、取引所、貸仮想通貨のサービスが提供されています。複数の仮想通貨が取り扱われていますが、トロンとエイダコインなど国内では同社でしか購入できない有名コインもあり、投資家の注目を集めています。
1. 初心者にも取引しやすいアプリを提供
ビットポイントのスマホアプリは、初心者でも直感的に理解しやすく設計されている販売所を利用可能です。仮想通貨と価格、チャートが一つの画面に表示されており、見やすさに特化した作りになっています。そのため、仮想通貨取引に初めて触れる投資家にとっても、スムーズに操作することができます。
2. 「BITPoint PRO」で板形式の取引が可能
取引所ツールである「BITPoint PRO」では板形式の取引が可能で、ETH・BCH・LTC/JPYの出来高はNo.1となっています(2020年8月同社調べ)。成行注文、指値注文、逆指値注文が利用でき、TradingViewを利用したWEB取引ツールでは、現物取引・レバレッジ取引には必要な、様々なチャート表示・テクニカル分析といった高機能トレードツールが提供されています。
3. 各種サービスの手数料が無料
ビットポイントでは現物取引にかかる手数料がすべて無料でサービスの利用が可能です。その他、即時入金手数料、入出金手数料や仮想通貨の入出庫手数料や口座管理料も無料となっているため、取引所を複数開設する際に候補となる仮想通貨取引所のひとつです。ただし、販売所ではスプレッドに実質的な手数料が含まれ、市場環境により変動するので注意しましょう。
4. 仮想通貨を貸し出して利用料を得るレンディングサービス
レンディングサービス「貸して増やす」は、ユーザーが保有する仮想通貨をビットポイントに一定期間貸し出し、利用料を仮想通貨で受取れるサービスです。ビットポイントで取り扱いがあるすべての仮想通貨が対象となっています。着実に保有量を増やすことができるので、長期投資を決めている方にとって必見なサービスです。
③DeCurretとBITPointの取扱仮想通貨・手数料
DeCurret | BITPoint | |
取扱仮想通貨(販売所) | ビットコイン、イーサリアム、XRP、ビットコインキャッシュ、ライトコイン | ビットコイン、イーサリアム、ビットコインキャッシュ、ライトコイン、XRP、ベーシックアテンショントークン、トロン、エイダコイン |
取扱仮想通貨(取引所) | ビットコイン、イーサリアム、XRP、オントロジー | ビットコイン、イーサリアム、ビットコインキャッシュ、ライトコイン、XRP、ベーシックアテンショントークン、トロン、エイダコイン |
日本円入金手数料 | クイック入金・ペイジー入金:無料 銀行振込:無料(振込手数料は振込者負担) |
即時入金:無料 銀行振込:無料(振込手数料は振込者負担) |
日本円出金手数料 | 275円 | 無料 |
取引手数料 | BTC/JPY、ETH/JPY、XRP/JPY、ETH/BTC テイカー:0.23%、メイカー:-0.03% ONT/JPY 販売所:無料(スプレッドが実質的な手数料を含む) |
取引所:無料 販売所:無料(スプレッドが実質的な手数料を含む) |
最低注文数量(BTC) | 0.0001BTC | 500円 |
仮想通貨の出庫手数料(BTC) | 0.0004BTC | 無料 |
※2021年9月時点の情報となります。最新情報に関しては上記サイトをご覧ください。
④まとめ
ここではディーカレットとビットポイントの特徴を比較しました。ディーカレットの販売所では円建てだけでなくビットコイン建てもでき、指値、逆指値ができる特徴があります。ビットポイントでは各種手数料が無料という特徴があります。どちらも注目のアルトコイン(エイダコインやトロン、オントロジー)を取り扱っていたり、積立サービスや貸仮想通貨など独自のサービスを提供している点で他社と差別化されています。
このほかにも特徴ある仮想通貨取引所が様々あるので、特徴を比べながら自分自身に合ったところを選びましょう。また仮想通貨取引所では緊急メンテナンスやハッキングなどのリスクを考えて、複数の取引所に資産を分散させることも重要です。口座開設は無料でできるので、気になっている方はこれを機に各社のサービスをチェックしてみてください。
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Source: 仮想通貨の最新情報BTCN | ビットコインニュース
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