日本製ERPで世界の海運業をDX化。開発企業が株式投資型CF「FUNDINNO(ファンディーノ)」で挑戦
株式会社日本クラウドキャピタルが運営する株式投資型クラウドファンディング(CF)サービス「FUNDINNO(ファンディーノ)」で、2022年1月9日に投資申込の受付を開始する「〈前期売上高6億円超・日本船主協会加盟会社の約30%が導入〉複雑化した『ヒト・モノ・カネ・情報』を統合する日本発海運システム!既にシンガポールを拠点に世界展開を進める」の情報が公開された。新株予約権型で、発行者は株式会社エイ・アイ・エス。目標募集金額1251万円、上限応募額5004万円、投資は1口9万円、1人5口まで。申込期間期限は1月11日。
エイ・アイ・エス社は、AI顔認証×検温×勤怠管理をワンストップで提供できるクラウドサービス「ちゃっかり勤太くん」などを開発、提供している。設立は1983年、ファンディーノで資金調達を行う企業の中では老舗といえる。これまでのノウハウを応用し、海運業を対象に会計処理を中心とした総合基幹業務システムERP(企業資源計画)パッケージを開発し、国内大手海運会社や商社向けに提供している。
なぜ、海運業なのか。「島国である日本にとって欠かせない存在であり、日本の貿易量における海上輸送の大半を占めているが、運行する船に応じて必要な設備や運用法は多岐にわたり、世界中を航行する中で多通貨の取扱いが求められるなど、会計処理を中心に複雑化している」と、DX化のニーズを予測する。
同社が開発した「TRANS-Series」は、海運業特有の会計処理に対応した「TRANS-Account」をはじめ、運航管理や船主向け決算予測など海運業における様々な業務をサポートする製品をセットにしたもの。長年にわたる海運業向け会計システムと周辺システムの構築を通じて得られたノウハウと導入ユーザーからの声を結集した。今後は既に拠点として展開しているシンガポールを中心に、「細かなニーズに応える日本的なシステム」を売りに、グローバル化を目指していく。世界の貨物輸送の市場規模は年間約114億4000万米ドル(2019年)。
コロナ禍で海運業界は、輸送のためのコンテナ不足、輸送遅延による品質劣化や入港制限による乗船長期化、さらに運賃高騰など様々な経営課題に直面している。業界各社は業務負荷や環境負荷の低減を目指し、一航海あたりに生じる様々な取引やコストを把握し、生産性を高めるため懸命だ。「アナログ化した業務からの脱却、データを活用した海運業DXに向けてこれまでのシステムを見直す時期」(同社)と、商機が高まっていると見る。2026年までに海運ERPパッケージ導入社数約190社を計画する。
【関連サイト】株式投資型クラウドファンディング「FUNDINNO」
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※本記事は投資家への情報提供を目的としており、特定の企業・商品・ファンドへの投資を勧誘するものではございません。投資に関する決定は、利用者ご自身のご判断において行われますようお願い致します。
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