多言語翻訳技術で言語のバリアフリー化に挑む。PIJIN株式がイークラウドでCF
株式投資型クラウドファンディング(CF)サービス「イークラウド」で第10号案件「PIJIN」の情報が事前開示された。CFを行うのはQRコードを利用した多言語翻訳サービスを提供する株式会社PIJINで、目標募集額2500万円、上限募集額6400万円。投資申込期間は2022年1月7日午後7時半から17日まで。投資金額のコースと株数は10万円(1株)、20万円(2株)30万円(3株)、50万円(5株)の4コース。
PIJIN社は2011年設立、資本金5950万円、発行可能株式総数10万株で発行済株式総数は4336株。「世界を言語バリアフリーにする」をミッションとし、シンプルで使いやすい多言語化ソリューションの提供を通じて、外国語が読めない人や視覚に障害を持つ人、識字障害の人など「全ての人に情報を届けられる世界」を目指す。
「海外市場を通じて事業拡大を目指す企業にとって大きな課題の一つが『言葉の壁』。世界では外国語が話せない人の割合が4割ともいわれるが、海外に自国の製品や技術の価値、魅力を情報発信していくためには、この言葉の壁を乗り越える必要がある」と同社は主張する。
同社が提供する「QR Translator」は、製品のパッケージや看板などの情報を、QRコードで簡単に多言語翻訳できる仕組みを開発し、世界で初めて(同社調べ)実用化されたサービスだ。商品パッケージや看板など印刷物のQRコードを読み込んでもらうことで、クラウド上の最新・最適なエンジンで翻訳されたテキストを表示。さらに、全41言語の中から必要な言語を選ぶこともでき、音声読み上げ機能も搭載している。
この技術は「QRコードの発行と、翻訳・位置情報管理を自動化したシステム」に関して日本、米国、中国、EU、ロシアなどで特許を取得。その利便性や拡張性が評価され、これまでに製薬、健康食品など東証一部上場メーカーの商品パッケージや政府機関、60以上の自治体による導入実績がある。イークラウドでのCFによってサービス認知を通じた事業拡大を図る。
現在、QR Translatorの登録ユーザは海外からのアカウント登録者が全体の半分以上を占める。海外の人も使いやすいようユーザビリティをさらに高めたVer.2のリリースを機に、本格的に海外展開を加速していく予定。現在、シリコンバレーにある展示施設とラオスの世界遺産でも導入準備が進んでいる。22年にユーザビリティを改善したver.2.0をリリース、24年に継続的な契約による売上が2億円に到達、その後に海外事業の本格展開、IPOイグジットという構想を描く。
イークラウドは、イークラウド株式会社が運営するインターネットを通じてベンチャー企業に投資を行える株式投資型CFサービス。非上場のベンチャー企業に投資できる機会を一般投資家に広く提供している。
【関連サイト】株式投資型クラウドファンディング「イークラウド」
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※本記事は投資家への情報提供を目的としており、特定の企業・商品・ファンドへの投資を勧誘するものではございません。投資に関する決定は、利用者ご自身のご判断において行われますようお願い致します。
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