日本発のWeb3.0起業家支援事業「Next Web Capital」設立
ブロックチェーン・暗号資産などのWeb3.0領域の日本人起業家7人が2月22日、シンガポールで「Next Web Capital（NeW）」を設立したことが明らかとなった。
以下がNext Web Capitalの共同創業者である。いずれのメンバーも日本を代表するWeb3.0起業家だ。
- 渡邉創太氏：日本発パブリック・ブロックチェーンの「Astar Network」を開発するStake Technologies CEO
- 石川駿氏：Stake Technologies COO
- 鈴木雄大氏：Fracton Ventures 共同創業者
- 亀井聡彦氏：Fracton Ventures 共同創業者
- 赤澤直樹氏：Fracton Ventures 共同創業者
- 関慶氏：暗号資産取引所の立ち上げ経験あり
- 大日方祐介氏：Web3 Foundation 在籍
Next Web Capitalの設立に伴い、同社はシリコンバレーと東京に拠点を置くベンチャーキャピタルWiL、国内有数の暗号資産取引所ビットバンクなどから計約11億円の資金調達を実施している。
今回の出資に関して、ビットバンクは「Next Web Capitalへの出資を通じて同領域における革新的なプロジェクトを積極的に支援することで、日本の若手起業家が世界で挑戦するためのエコシステムの構築に貢献したい。」とコメントした。
Next Web Capitalの中心事業は、Web3.0起業家を総合的に支援するアクセラレーター事業の運営だ。
各自がWeb3.0分野への貢献や諸活動で培ってきたノウハウ、ナレッジ、ネットワークを最大限に活かし、次世代のWeb3.0起業家へ還元していくことをビジョンとしている。
Next Web Capitalは、Web3.0領域で日本から海外で戦うロールモデルの創出を目指している。具体的には、Web2.0の時にできなかった企業を最初からグローバルで戦えるプロジェクトとして支援したいとのことだ。プロジェクトスタート時から世界を視野に入れて活動することは必須の条件としている。
【参照記事】Next Web Capital、戦略的な資金調達を実施
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