バンカーズの会員登録の手順・方法は?投資前に確認したいメリット・デメリットも
バンカーズは、株式会社バンカーズが運営するソーシャルレンディング(融資型クラウドファンディング)です。
株式会社バンカーズの前身である泰平物産株式会社は、46年の営業実績がある貸金業の老舗企業です。泰平物産株式会社は、貸金業の経験も豊富であり、借り手の信用力や融資に関する高いノウハウを有していることが伺えます。これらの融資経験やノウハウから、厳正な審査を通過した企業への投資が期待できます。
本記事では、バンカーズの会員登録の手順や、投資のメリット・デメリットをお伝えしていきます。バンカーズでの投資を考えている方はご参考ください。
※本記事は投資家への情報提供を目的としており、特定商品・ファンドへの投資を勧誘するものではございません。投資に関する決定は、利用者ご自身のご判断において行われますようお願い致します。
目次
- バンカーズの会員登録の手順・方法
1-1.仮会員登録を行う
1-2.本登録を行う
1-3.自宅に届いたはがきでサイト登録する - バンカーズに投資するメリット
2-1.資産保全性の高いファンドに投資できる
2-2.大きな資金を運用しやすい
2-3.投資家向けキャンペーンを積極的に実施している - バンカーズで投資するデメリット・注意点
3-1.予定分配率(想定利回り)は他社と比較してやや低い
3-2.運用途中のキャンセルができない - まとめ
1.バンカーズの会員登録の手順・方法
バンカーズに関するニュース
- 2022/4/4バンカーズHD、旧SBIソーシャルレンディングの事業を継承
- 2022/3/11融資型CFのバンカーズ、マイナビブリッジとの協働ファンド発表。第1号は中古車リース事業ファンド
- 2021/12/3バンカーズが開業1周年キャンペーン、投資額に応じて最大24万円分のAmazonギフト券プレゼントや抽選で豪華景品も
- 2021/10/5融資型CF「バンカーズ」楽天ポイント導入記念キャンペーン。新規会員登録と新規投資で全員にプレゼント
- 2021/7/8バンカーズ、7月募集予定ファンド「伊勢の卵 Next Century サポーターズ ファンド」概要公開。出資者は「サポーター」として多彩な特典
バンカーズの概要
バンカーズとは、2020年12月1日より始まった融資型クラウドファンディングサービスです。融資型クラウドファンディングとは、不特定多数の投資家が事業者を通じて各企業へ資金提供する仕組みで、ソーシャルレンディングとも呼ばれています。
事業者が不特定多数の投資家から集めた資金で各企業に融資を行ない、返済期限に融資を受けた各企業が利息を付けて事業者に返済します。その後、事業者から各投資家に対して提供資金と分配金が渡されるのが、融資型クラウドファンディングの仕組みです。以下より、バンカーズで会員登録をするための手順をお伝えしていきます。
1-1.仮会員登録を行う
バンカーズのウェブサイトにアクセスし、画面右上の会員登録ボタンをクリックします。
メールアドレスを入力すると、本会員登録用の URL が送られてきます。またパスワードや秘密の質問も設定します。なお、利用規約などもこの画面で確認します。
1-2.本登録を行う
自分のメールアドレスに送付されたメールに記載されたURLをクリックすると、本会員登録用のページに遷移します。
こちらのページでは、住所や連絡先、勤務先といった個人情報や、目的投資に関する適正のチェックなどが行われます。取引に使用する金融機関(銀行口座)の情報も入力します。
取引金融機関(銀行口座)の必要情報
- 金融機関名/金融機関コード
- 支店名/支店番号
- 口座番号
- 口座名義が確認できる画像
本人確認書類(以下より2点)
- 写真付きの運転免許証
- パスポート
- 写真付き住基カード
- 健康保険証
- 在留カード
- マイナンバーカード
- 特別永住者証明書
これらの書類のアップロード後にバンカーズで本人確認及び審査が行われます。
1-3.自宅に届いたはがきでサイト登録する
審査を通過すれば、登録した住所にバンカーズからはがきが送付されてきます。そのはがきに記載されている本人確認コードを指定URLに記入すると会員登録が完了します。
この登録処理を完了することで本人確認が終了し、入金ができるようになります。会員登録完了には、本人確認はがきの送付を含めておよそ3~5営業日必要です。
2.バンカーズに投資するメリット
バンカーズで投資するメリットについて詳しくみて行きましょう。
2-1.資産保全性の高いファンドに投資できる
バンカーズは融資時に換金性のある担保などを設定しており、投資家の資産保全対策を施したファンドが多数用意されています。
その中でも代表的なものが、診療報酬債権融資を行う事業者への融資ファンドです。このファンドにおいては、診療報酬債権が実質的な担保となっています。
診療報酬債権は、医療機関に対し公的機関である国民健康保険組合から支払われる医療費の債権です。健保という社会的信用性の高い機関から支払いが行われる債権が担保であるため、資産保全担保価値が高いファンドだと言えます。
【関連記事】バンカーズ、地域医療機関支援ファンドのメリット・デメリットは?
2-2.大きな資金を運用しやすい
数百万円など多額の資金を運用しやすいのもバンカーズのメリットです。 バンカーズでは1億円を超えるような規模のファンドも多数扱っており、大きな資金を運用したい投資家の需要にも応えることが出来ます。
募集金額の規模が数千万円程度のファンドの場合、先着制ではすぐに投資枠が埋まってしまうこととなり、抽選性では倍率が高まってしまうというデメリットがあります。つまり、投資家にとっては投資機会を逃し、資金運用できないリスクがあります。
一方、バンカーズのファンドは募集規模が大きいため、募集開始からすぐに投資枠が埋まることが起こりにくいという特徴があります。効率的に資金を運用していきたい方にとって、大きなメリットと言えるでしょう。
2-3.投資家向けキャンペーンを積極的に実施している
バンカーズでは、投資家向けのポイントバックキャンペーンなどを積極的に実施しています。その内容は投資額に応じて楽天ポイントをキャッシュバックしたり、アマゾンギフト券が与えられるといったキャンペーンとなっています。
これらのキャンペーンを活用することで、バンカーズの元のファンドの利回りに加えて実質的な利回りを高めることが可能です。
3.バンカーズで投資するデメリット・注意点
バンカーズに投資する時にはどういったデメリットに気をつけなければいけないのかをピックアップしてみましょう。
3-1.予定分配率(想定利回り)は他社と比較してやや低い
バンカーズでは、多くのファンドにおいて担保を設定するなど資産保全対策には入念な対策を行っている反面、バンカーズの予定分配率(想定利回り)は年利2%~4%のものが中心となっています。
他社のソーシャルレンディングサービスを見ると、ボリュームゾーンが5%~6%であることから、やや低い水準であると言えるでしょう。
ただし、利回りの高さはリスクの高さにも繋がってくるため、必ずしも想定利回りが高い=実質リターンが高いということではありません。複数のサービスに資産を分散するなどして、リスクとリターンのバランスを取ると良いでしょう。
【関連記事】ソーシャルレンディング徹底比較!利回り・特徴・リスクなど
3-2.運用途中のキャンセルができない
バンカーズのソーシャルレンディングファンドは、運用途中でのキャンセルができません。そのため、急に資金が必要となった時でも手元に現金が用意できず、支払いができないなどの問題が発生する可能性があります。
貸出金利が収益となるソーシャルレンディングにおいて、契約期間途中のキャンセルはできない仕組みとなっています。投資する時には生活資金などは利用せず、余剰資金を使って投資するようにしましょう。
【関連記事】途中解約(キャンセル)ができる不動産投資型クラウドファンディング2社
まとめ
バンカーズの会員登録の手順とメリットとデメリットを見てきました。必要な情報を入力し、自宅に本人確認用のハガキが送られてきてから会員登録作業が完了します。
はがきの発送の必要があるため、口座開設作業の完了には数日かかってしまうことがあります。投資したいファンドが現れた時に間に合わなくなる可能性があるので、事前に口座を開設しておくことも検討しておくと良いでしょう。
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