モバイルオーダーをこれからの消費インフラに。システム開発ベンチャーがFUNDINNOでシェア拡大目指す

スマートフォンによるモバイルオーダープラットフォームを提供する株式会社LBBは、株式投資型クラウドファンディング(CF)サービス「FUNDINNO(ファンディーノ)」で2022年8月3日から7日まで、投資申込みの募集を行う。新株予約権型で目標募集金額999万円、上限応募額3996万円。投資は1口9万円、1人5口まで。案件名は「〈累計調達額約3.4億円〉導入アカウント730件以上!様々な業種の購買活動をDXする、多機能型モバイルオーダー『L.B.B.Cloud』」。飲食店などで待ち時間を減らせるとして利用が増えているモバイルオーダーだが、同社は飲食店以外の幅広い業種でシェア拡大を目指している。

同社が提供するL.B.B.Cloudは、飲食店をはじめ学食・社員食堂、フードコートやキッチンカー、ホテル、空港ラウンジのほか、スタジアムやイベント会場でのフードグルメや物販まで、様々な業態の予約・注文・決済業務を効率化するBtoBモバイルオーダーシステム。

多機能型モバイルオーダー『L.B.B.Cloud』

モバイルオーダーはここ数年で同業他社が増えているが、同社は「当社のシステムは飲食特化ではなく、予約・取り置き・店舗受取・配送など様々なシーンでの注文、キャッシュレス・現金・後払いなどのあらゆる決済、API連携(互いのソフトウェアなどの機能の一部を共有すること)による既存会員アプリや会員システムとの連携、顧客管理、多言語対応など多くの機能を備えている」と強みをアピール。

多機能ながら必要機能のオンオフでカスタマイズできる柔軟性や、クラウドサービスならではの低コストといった商品特性も幅広い業種に対応できる理由だ。直販および代理店販売によって販路を拡大しており、2022年3月時点で730件以上のアカウントを発行、導入実績を広げている。

多機能型モバイルオーダー『L.B.B.Cloud』導入事例

今後は、ストック型収益の割合を高めてSaaS型ビジネスモデルを確立するとともに、アフターコロナで回復が予想されるイベント業界への参入を強化していく。SaaS型ビジネスモデルを確立させていくことで、23年3月期にはストック型(継続的に収益を上げるビジネスモデル)での収益を売上構成の6割までの引き上げを目指す。将来は、モバイルオーダーによって省略できた時間を、価値のある行動に回せるようなインフラの構築というビジョンも描く。目標数値として、28年に累計総アカウント数約1.6万件を掲げる。

【関連サイト】株式投資型クラウドファンディング「FUNDINNO」
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※本記事は投資家への情報提供を目的としており、特定の企業・商品・ファンドへの投資を勧誘するものではございません。投資に関する決定は、利用者ご自身のご判断において行われますようお願い致します。

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