IBM、三井化学と野村総合研究所の3社による資源環境推進コンソーシアム「Pla-chain」発足

日本IBM株式会社、三井化学株式会社と野村総合研究所は10月13日、資源環境型コンソーシアム「Pla-chain(プラ・チェーン)」を創設し、資源環境プラットフォームを介した実証実験やデータの共有、研究会などを通しソーシャルイノベーションの実現にむけ協力していく声明を発表した。

コンソーシアム創設の目的には、トレーサビリティによる再生プラスチックの活用推進や環境資源に関与するステークホルダー間の連帯支援、資源環境推進の社会と制度の検討の3つが掲げられている。

同コンソーシアムでは、IBMと共同で開発されたプラットフォーム「RePLAYER®ブロックチェーン プラットフォーム」を導入し、プラスチック再利用の課題へ取り組むとしている。同コンソーシアムでは、資源環境推進の個別課題の分科会を設置し、定期的な討議の機会を設ける活動を基盤に、トレーサビリティを活用した資源循環に資する実証実験に向けた意見交換や事例の情報共有を行い、コンソーシアム外への情報発信や提言も行う方針だ。

【参照記事】三井化学と日本IBMおよび野村総合研究所、資源循環型社会の実現に向けコンソーシアム「Pla-chain」を設立

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