日本のブロックチェーンを盛り上げる企業達【元素騎士 インタビュー】
今回HEDGE GUIDEでは元素騎士への単独インタビューを行い、同プロジェクトの歴史や魅力、今後の目標などについてお話を伺いました。
インタビュー概要
1.元素騎士の歴史
元素騎士とは、15年の運営歴史を持つ「エレメンタルナイツオンライン」という正統3DMMORPGをベースに、Web3バージョンの正統続編としてスタートしたゲームメタバースプロジェクトです。正式名称は「元素騎士オンライン -Meta World-」であり、名前通りゲームの世界をブロックチェーン技術に繋げることで、ユニークで改ざんされることのない、真実性を保てるリアル世界と変わらないエコシステムを作り上げます。
プロジェクトは2018年からスタートし、多言語対応で幅広くコミュニティを展開し、2022年1月に元素騎士メタバースを管理するガバナンストークンである $MV をシンガポールの取引所Bybitに上場させることができました。その後順調に世界のTier 1取引所に次々とリスティングされ、日本においてもプロジェクト開始からわずか半年後のタイミングで日本国内の取引所に上場しました。
2022年6月からαテストを経て、8月βテスト、無事2022年11月末に正式ローンチすることになりました。ブロックチェーンを取り入れた初の大型3DMMORPGで、日本と中華圏、欧米でも大きな話題となりました。ローンチから順調にユーザー数も増えて、2023年1月にもメタバースの礎となる土地（LAND）もリリースしました。今やコミュニティメンバーが30万人を超えて、Web3の世界展開トレンドと一緒に新たな可能性を探りつつ世界各国のユーザー様とDAO運営を目指して運営しております。
2.Maxiさんってどんな人？
Maxi Kuan（中国語名：關 劭驊）台湾新竹市（TSMCなどの本社があり、台湾シリコンバレーの別名を持つ）で生まれ、大学卒業後来日して東京で10年の滞在歴を持っています。それゆえ日本文化に親しみを持ち、日本語も話せます。
キャリアとしては、日本／韓国／台湾／中国でデジタルマーケティング事業経営経験を持ち、台湾と日本のスタートアップ企業のアドバイザーを複数兼任していました。2017年頃にブロックチェーン技術に魅力を感じ産業への参入を決め、台湾ブロックチェーンメディアBlockcast社の日本シニアアドバイザーに就任し、多くのWeb3プロジェクトのビジネスモデルサポート及び分析をしてきた経歴もあります。直近では、C CHANNEL 元中華圏ディレクター（元LINE社長 森川亮さんの新規事業）、台湾IAPS 陽明交通大學產業加速器（スタートアップ企業アクセラレータ）のブロックチェーンメンターといった、スタートアップへの参画、サポートもしています。
今は元素騎士プロジェクトの代表として日々努力しておりますが、過去から積み重ねた起業経験とスタートアップ界隈でのコネクションを活用して多岐に渡る展開を目指しております。
- 趣味：映画鑑賞（アニメ漫画など含む）、元素騎士、ドライブ、深夜に静まった空間でジャズを聞きながらウィスキーを飲むこと。
- 毎日絶対にやること：朝のハンドドリップコーヒーを淹れること、ほぼ儀式です。
- 好きな食べ物：蕎麦、お寿司、ラーメン。（その他多数あるため割愛）
3.Maxiさんが目指す元素騎士の姿
Web3、ブロックチェーン＋DAO的なコンセプトで作っておりますので、元素騎士というゲームを中心に展開する、誰でも気軽にジョインできるメタバースというのが理想的な姿かなと思っております。
元素騎士（GENSO）LANDを展開する意味は、メタバース空間をユーザーの皆様に提供することで、ゲーム以外の楽しみ方、もっというと一つのライフスタイルとして皆様に提案するということです。NFTを使ったEコマースソリューションや、メタバースでのファンミーティング、コンサート、あるいは自分オリジナルのゲームをLANDで構築しユーザー様に楽しんでいただきながら収益（経済的な循環）にもつながるビジネスモデルも作れます。遊び方の多様化も期待できるということですね。ユーザーがより自由に遊び方を選択できるようにすることができます。
また、元素騎士ゲーム内アイテムを収集するだけでなく、それらをトレードしたり、別のLAND、もっというと別プロジェクトやゲームに移動したりすることができます。これにより、ユーザーはより自分の楽しみ方に合わせた遊び方を選択できます。このようにリアル世界に限りなく近いGENSO Metaverseを作り上げることが元素騎士が目指す姿ですね。
さらに、MVというガバナンストークンを使ってDAO投票で意思決定もできるようになります。今後の世界展開、エコシステムのバランス調整など、トークンとNFTの分散化が広まったタイミングで実施したいとも思います。
4.元素騎士が考えているゲームとブロックチェーンの親和性とは
ゲームとブロックチェーンは、様々な取り組みができると考えます。
例えばまず、トークンエコノミーといって、ブロックチェーン技術を利用することで、ゲーム内で流通する仮想通貨を作成することができます。これにより、プレイヤーはゲーム内で報酬を得たり、アイテムを交換することができます。トークンエコノミーは、ゲーム内での競争力を高めるためのリワードシステムとして機能することもできます。更に上述のガバナンストークンを設計し実装することで絶妙なバランスでリアル経済と近いエコシステムを作り上げることができます。
次に、アセット所有権の証明として、ブロックチェーン技術を使用することで、ゲーム内のアイテムをNFTとして所有権を確認することができます。これにより、プレイヤーはゲーム内でのアイテム取引をより安全に行うことができますし、仮にサービスが終了しても、アイテムはブロックチェーン上にあることから消滅することがなく、本当の「資産」としてプレイヤーは持続的に所有することも可能で、更に別のブロックチェーンサービスで再び導入させて復活（ユーティリティ）することもできます。
そしてゲーム内での透明性もメリットとして挙げられます。ブロックチェーン技術を使用することで、ゲーム内での透明性が向上します。プレイヤーは、ゲーム内のアイテム（NFT）の動きが不正である場合（数の変動や偽物・コピーなど）、これを簡単に検出することができます。これにより、プレイヤーはより公正なゲームプレイを行うことができます。
これらの親和性により、今後のゲームの世界が大きく変わると思います。せっかく時間を使ってプレイした大好きなゲームですから、その証拠としてNFTやトークンというデジタルアセットが残り、Proof of Gamingみたいなコンセプトで自分や他人にアピールすることもできます。更に夢の広がる話すると別のブロックチェーンゲームでも使えることとなります。まさにメタバースそのものですね。
5.元素騎士の魅力
何より、前作の「エレメンタルナイツオンライン」が15年の運営実績があり、更にそれの正統続編としての元素騎士ですので、本体であるゲームコンテンツの運営開発力が信頼できます。ブロックチェーンを取り入れた進化で、武器やアイテム、レアな装備などがすべてNFTとなり所有することもトレードすることも自由になり、流動する通貨もトークンとしてブロックチェーン技術により数と価値が保たれ、ゲームエコシステムの多様性に繋がります。更にLANDを通してゲームや自前のショップ、NFTアート美術館、オリジナルダンジョンも作れてオープンワールド＝メタバース的な展開が待っています。UGC（User Generated Contents）機能もありますので自分オリジナルのオブジェクト（NFT）を作成してバラエティと世界観ももっと広げられます。
元々既存のゲーム世界だけでも数十枚のマップがある上で、更にLAND要素も入れば無限に冒険することができますので、今後はユーザーの皆様と一緒に元素騎士ワールドを作っていけるのが醍醐味ですね。
6.今後目標としている元素騎士の立ち位置
ブロックチェーン技術とDAOで構成されたファンタジーメタバースへの進化を目指しておりますので、自分で言うのもなんですがやはり業界的にパイオニアプロジェクトとしてずっと走り続けたいと思いますね。多国籍なコミュニティと、しっかりとしたゲームコンテンツと、ブロックチェーン技術で生み出されたエコシステムとして今後は、Web3とWeb2界隈の方々に幅広く知って頂き、世界でブロックチェーンを活用したゲームプロジェクトと言えば想像がつくタイトルになればいいなと思います。チーム一同（コミュニティも）で努力精進してまいります。
元素騎士Online -META WORLD- コミュニティ
【公式サイト】https://genso.game/
【Twitter】https://twitter.com/genso_meta
【Discord】https://discord.gg/gensometa
【LINE】https://lin.ee/fRx2vvE
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Source: 仮想通貨の最新情報BTCN | ビットコインニュース
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