がん細胞検査機器ベンチャーがFUNDINNOでCF。「早期発見を確立し、多くの命守りたい」
株式投資型クラウドファンディングサービス「FUNDINNO(ファンディーノ))で、新プロジェクト「〈東大、国立がん研等と共同研究〉患者の負担少なく、がん細胞を1個単位で生きたまま採取。医療機関向けの高精度ながん細胞検査機器ベンチャー『メドリッジ』」が10月26日午後7時半募集を開始する。株式発行者のメドリッジ株式会社は、がん細胞を生きたまま1個単位で採取する装置の普及を目指している。目標募集額1248万円、上限応募額4千万円。
メドリッジ社は、医療機関や大学との共同研究を行い、がん細胞を生きたまま1個単位で採取する装置「レアセルソーター」を開発。これにより身体への負担を最小限に抑え、定期的に検査を行うことでリアルタイムにがんの転移状況を把握することが可能になったとしている。
同社が着目したのは、CTC(Circulating Tumor Cells:血液中を移動し、がん転移を引き起こす腫瘍細胞)と呼ばれるがん細胞。血液中にごく微量しか含まれていないため、従来の検査方法では検出が難しく、精度に課題があった。これに対し、レアセルソーターは、約6億個ともいわれる血液中の細胞の中からCTCを生きたまま傷つけることなく、1個単位で採取可能。検査会社への展開をはじめ、生きたままCTCを採取することで、遺伝子変異の解析やがん細胞の培養も可能として、がんの免疫療法や個別化医療、新薬の開発にも貢献したいとしている。
今回のファンディーノでの資金調達を通じて、事業開発を進めるための経営人材の獲得や共同研究・開発を行い、臨床での検査及び治療実績を積み上げていく計画。さらに、PMDA(医薬品医療機器総合機構)やFDA(アメリカ食品医薬品局)から医療機器としての承認を受け、広く普及させることができれば、患者がCTC検査によって最適ながん治療を受けられるような体制が構築できると考えている。KPIでは、2030年に約60台のレアセルソーターの販売を目標に掲げる。
投資申込みは、個人投資家は8万円 (2株)〜48万円 (12株)、特定投資家はさらに80万円〜960万円 (240株)まで申込み可能。受付けは11月10日まで。
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