「空路シェアリング」でドローンの新時代を拓く。トルビズオン社がFUNDINNOで2回目のCFへ
ドローン(無人機)の空路整備事業を展開する株式会社トルビズオン(以下、同社)は、株式投資型クラウドファンディング(CF)サービス「FUNDINNO(ファンディーノ)」で12月2日午前10時から15日まで募集による投資申込みの受付を実施する。ファンディーノでは2021年9月に続く2回目のCFで、初回は約5990万円を約30分で調達した。今回は目標募集額
1,494万円、上限応募額5,994万円とし、事業拡大を目指す。プロジェクト名は「〈前回募集で大人気〉ドローン新時代を席捲する『空のGAFA』」へ。空路のシェアリングで安全な空の道をつくる『トルビズオン』が世界の空に“移動革命“をもたらす」。新株予約権型。
同社は、土地所有者や自治体の合意が取れた空域を繋げて「空の道」として形成し、ドローン事業者へ飛行ルートを提供するB2Bサービス「S:ROAD」を運営している。同サービスのコア技術「スカイドメイン」は、飛行許可がおりた空路に個別のアドレスを付与し、ドローンを遠隔で制御できる。この技術を活用したビジネスモデルは日本と米国で特許取得済み。
前回の募集時にプロトタイプとして運営していた個人向けサービスの提供を停止し、ドローン事業者を対象とした法人向けサービスとして「S:ROAD」の本格的な運営をする方針に転換。ブランドコンセプトも「上空をシェアする」に変更している。さらに、ビジネスモデルやマネタイズを大きく変え、運営体制を強化した。
前回募集時点では10本だった空路の数を、多くの自治体や企業とのPoC(実現可能性を見極めるための概念実証)を通して100本以上まで拡大(2023年11月時点)。また、GoogleやAmazon Web Services,Inc.(AWS)など米国大手IT企業から主にシステム開発、および広報・マーケティング領域におけるサポートを受け始めた。スタートアップ企業を支援する「Google for Startupsクラウドプログラム」にも採択されている。
「S:ROAD」は単にドローンの飛行ルートを提供するだけでなく、安全で受け入れられる『空のインフラ』を世界中に構築することを目指している。超高齢社会を迎える日本が今後直面する深刻な労働力不足をドローン空路で解決したい」と同社。
2022年12月の航空法改正で、ドローンの「有人地帯における目視外飛行」を許可する「レベル4」が解禁となった。今後は解禁に伴うドローン市場の盛り上がりに備え、システム開発と代理店拡充に向けた体制強化に力を入れる。現在、数多くのPoCを通して、ユーザーやパートナー企業からの意見を迅速にプロダクトへ反映できるよう開発を強化。さらに、ユーザーの利用頻度が高い人口2万人から10万人の自治体を中心に空路の整備を目指す。
足元ではドローン事業者向けのコンサルティングやスクールの展開を進め、潜在ユーザーに対する認知拡大を図りながら収益も確保。同時にドローンメーカーなどと意見交換を行いながら、関係省庁や議員へのロビイングも積極的に実施している。
2024年は市場でのポジショニング強化と海外展開開始、27年にはエリア数2290エリアを計画する。
同社への投資は1口9万円、1人5口が上限。特定投資家口座からは、さらに90万円〜990万円まで申込み可能。新株予約権者優待として、保有株数に応じて「スカイディベロッパー・マスターセミナー」の視聴(1ケ月限定)、投資家向けVIPセミナー(オンライン)への招待、S:ROAD特別デジタル壁紙10枚セットダウンロード権等を予定している。
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※本記事は投資家への情報提供を目的としており、特定の企業・商品・ファンドへの投資を勧誘するものではございません。投資に関する決定は、利用者ご自身のご判断において行われますようお願い致します。
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