ファイナンシャルテクノロジーズ社が株式投資型CFのFUNDINNOで3度目の資金調達
金融エンジニアリングサービスやフィンテックサービスの開発を手がけるファイナンシャルテクノロジーシステム株式会社は、株式投資型クラウドファンディング(CF)サービス「FUNDINNO(ファンディーノ)」で募集による投資申込みの受付を1月7日午前10時から22日まで実施する。ファンディーノでは3回目の資金調達で、今回の目標募集額1千万円、上限応募額4千万円。プロジェクト名は「〈前期売上約8億円〉連続起業家が二度目のEXITへ。多様な産業のDXで第5次産業革命を加速『FTS』」。
同社はSES(システムエンジニアリングサービス)事業と「FTS AI Platform」を入り口としたFinTechサービスの開発を強みとする。SES事業ではネット証券会社を主な顧客として顧客企業からシステム開発を受託しており、これまで、AI、OCR技術を活用した金融機関の文書管理を効率化するサービスや、本人確認支援サービス「FTS AI Platform for ID」を上市してきた。
同サービスの特徴は、顧客からの開発案件とエンジニアの経歴書を照合し、マッチング率を算出・評価するスキルマッチサービスである点。営業担当は経歴書と顧客からの要望をシステムにアップロードするだけで、どれだけ案件にマッチしているかを把握することができ、顧客への人材提案の参考になるとしている。ネット証券会社やペット保険会社からの引き合いを受け、本格導入に向けて準備中。
SES事業は順調に拡大しており、23年3月期の売上高は約8.05億円に成長。一方で、前回の募集時に計画した23年3月期の売上目標は未達となっている。直近では、新サービスのリリースや「FTS AI Platform」の新業界参入を控えており、これらを軌道に乗せることで挽回を図っていきたいとしている。
これまでは金融業界をターゲットにしてきたが、現在は建設業界の図面認識へと応用した業務効率化機能の開発を行っている。特に、硝子商社から「硝子商社向けにカスタマイズできないか」といった打診があり、実用化を進めているという。「硝子業界に限らず、建材・住宅設備メーカー、ひいては建設業界に同様のニーズを見込んでおり、金融業界に次主要顧客にしていきたい」考え。
売上高は直近5年で約2.6倍に成長、前期は8億円を突破し、3年連続の黒字化を実現。2028年のIPOを予定している。
投資申込みは1口10万円(400株)、1人5口まで。特定投資家口座からは、さらに100万円 (4000株)~1千万円 (4万株)まで申込み可能。同社はエンジェル税制タイプB適用企業。
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※本記事は投資家への情報提供を目的としており、特定の企業・商品・ファンドへの投資を勧誘するものではございません。投資に関する決定は、利用者ご自身のご判断において行われますようお願い致します。
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ファイナンシャルテクノロジーズ社が株式投資型CFのFUNDINNOで3度目の資金調達