フィリピン最大級の送金会社セブアナ・ルリエが米Ripple(リップル)社の「xCurrent」を導入
セブアナ・ルリエについて
セブアナの親会社であるP.J. Lhuillier社は、BtoBのマイクロローンや、レストラン経営、ITなど多様な事業を展開するコングロマリットで、フィリピン全土に約2,500の支店を有し、200以上の国際パートナーを誇る。
グループにおいて、セブアナ・ルリエ社は、“送金・少額ローン、入質”サービスを提供する、PJ Lhuillierグループの代表的なブランドです。同社のモバイルアプリでは、鑑定計算、更新/償還、料金照会、送金追跡などを行えます。以下はセブアナ社のイメージ動画です。
フィリピン市場のRipple技術の進出
セブアナ社はリアルタイム送金サービスに、Ripple社のブロックチェーン技術を採用します。xCurrentの導入により、エンドツーエンドの追跡とコミュニケーションを使用して、シームレスかつ即時にクロスボーダーペイメントを実行できます。
Rippleと提携したセブアナ・ルリエは、マイクロファイナンス・サービス産業で、そのサービスにブロックチェーン技術を使用した最初の企業となります。
セブアナ・ルリエのCEO、Jean Henri Lhuillier氏は以下のように述べています;
「xCurrentの導入により、クライアントへのサービス提供の効率性が向上するだろう。この採用は、この業界でクラス最高評価を得る品質を裏付け、当社のさらなる革新と進化への取り組みを強調します。」
最近、Ripple社は2018年の総括レポートを発表。同社は、採用や規制の枠組みにフォーカスしており、特にASEAN地域が、仮想通貨とブロックチェーン技術に対する規制が明確であるため、一歩進んでいると考えています。
今年8月に、フィリピンのモバイル決済プラットフォーム「coins.ph」はリップル(XRP)の統合を発表しました。フィリピン・ペソ(PHP)を仮想通貨に交換できるモバイルウォレットでもある「coins.ph」を利用するフィリピンの500万人のユーザーは、リップル(XRP)で決済できるようになりました。ユーザーは、国際送金、請求書決済、交通ICカードの購入などをアプリ上で行うことができます。
11月にRipple社は、新コンセプト「xCurrent 4.0」を発表しており、既存顧客に対しリップル(XRP)対応の「xRapid」への移行を促進しています。
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コイン東京編集部
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Source: 仮想通貨ニュースと速報-コイン東京
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