アイスランドの密閉型植物工場で栽培した日本品種のイチゴで欧州トップ目指す。アイファームがFUNDINNOで2回目のCF

株式投資型クラウドファンディング(CF)プラットフォーム「FUNDINNO(ファンディーノ)」で新規案件「〈堀江貴文氏が参画〉電力コスト日本対比約1/3のアイスランドで最先端の植物工場を展開。日本のいちごを欧州No.1ブランドへ『アイファーム』」の情報が開示された。株式発行者のアイファーム株式会社は植物工場の運営や農作資材輸出を手掛けており、ファンディーノでは2023年7月に続く2回目のCF。前回は2千万円を調達している。目標募集額1400万円、上限応募額7千万円。募集期間は4月16日午後7時半から22日まで。

アイファーム社は、アイスランドの密閉型植物工場で日本産いちごを栽培、欧州ナンバーワンのいちごブランドの確立を目指している。アイスランドは国内電力のほぼ100%を自然エネルギーで賄っており、電力を大量に必要とする植物工場でもカーボンニュートラルを実現しつつ低コストでの運営が可能という。実業家の堀江貴文氏を事業アドバイザーに迎えている。

高級いちごブランド確立に向けてアイスランドは好条件

画像はFUNDINNOのウェブサイトより転載、以下同

植物工場で生育するため、気候に左右されない通年生産やIoT管理での品質向上が可能となり、生産量・品質で安定供給できる。日本産のイチゴは皮がやわらかい品種、甘みが強く酸味とのバランスがとれたものが多く出回っており、固く酸味のある品種が多い欧米産との差別化を図り、富裕層への販売を目指している。

前回の募集から、2023年11月にアイスランドに植物工場が完成、12月より生産を開始した。現在は1000株を生産しており、5月頃まで収穫したイチゴをアイスランドと近隣諸国へ向けてのプロモーションを実施、6月から本格的な出荷を予定している。また、アイスランド第3位の電力会社などと連携体制を強化した。

いちご植物工場稼働までの推移
欧州で事業基盤を確立した後は、アイスランドと同じく自然エネルギー事業を積極的に推進している中東やアフリカでの展開も計画している。

投資申込みは1口10万円(100株)、上限は1人5口。特定投資家口座からは、これに加え100万円(1000株)〜1千万円(1万株)まで申込み可能。

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※本記事は投資家への情報提供を目的としており、特定の企業・商品・ファンドへの投資を勧誘するものではございません。投資に関する決定は、利用者ご自身のご判断において行われますようお願い致します。

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