IG証券でトレード、CFDや空売りのやり方は?レバレッジの設定方法も

豊富な商品ラインナップや提供サービスに魅力を感じ、IG証券で取引を検討している方も多いでしょう。一方、ほかの証券会社・FX会社と比べて馴染みが薄いと感じる方もいるかもしれません。

そこで今回は実際に筆者がIG証券でトレードしてみました。実際のトレード画面でCFDや空売りのやり方を解説しています。レバレッジの設定方法も併せて説明しますので、ぜひ参考にしてください。

※本記事は7月5日時点の情報です。最新の情報についてはご自身でもよくお調べください。
※本記事は投資家への情報提供を目的としており、特定商品・ファンドへの投資を勧誘するものではございません。投資に関する決定は、利用者ご自身のご判断において行われますようお願い致します。

目次

  1. IG証券の基本情報
  2. レバレッジの設定方法
  3. IG証券でCFDをしてみた
    3-1.IG証券でCFDをしてみた感想
  4. IG証券で空売りをしてみた
    4-1.IG証券で空売りをしてみた感想
  5. まとめ

1.IG証券の基本情報

最初にIG証券の基本情報を確認しておきましょう。

IG証券の概要

取り扱いサービス FX、CFD、バイナリーオプション、ノックアウトオプション
取り扱い商品 個別株
FX
株価指数
債券
商品など
取引単位 FX:1万通貨
CFD:銘柄により異なる。(株式は1株単位)
レバレッジ FX:25倍
個別株:5倍
株価指数:10倍
商品:20倍
スプレッド・片道手数料 米ドル/円:0
ユーロ/円:0.5
ポンド/円:1.0
日本株:0.055%
米国株:2.20セント
主なメリット
  • FXの取り扱い通貨ペア数が100種類以上と豊富である
  • 株式CFDは約1万2,000銘柄、株価指数CFDは約40銘柄と、CFDの取り扱い銘柄数も充実している
  • ノックアウトオプションを利用できる
主なデメリット
  • 6ヵ月以上ポジションがなく、取引をしていないと口座管理手数料(税込500円/月)がかかる
  • FXは1万通貨単位である
運営会社 IG証券株式会社

IG証券はイギリス・ロンドンに本拠地を持つIGグループの日本拠点です。IGグループはロンドン証券取引所にも上場しているほか、IG証券の取引プラットフォームは世界で31万人以上が利用しています。

そんなIG証券のCFD・FXの取り扱い商品数は他を圧倒しており、豊富な選択肢の中から自分に合った商品をトレードすることができます。また、電話問い合わせも平日8時~21時に加え、祝日8時~20時も可能であり、手厚いサポート体制が整えられていると言えます。

2.レバレッジの設定方法

証券会社(FX会社)によってはレバレッジコースを変更できるところもあるものの、IG証券ではレバレッジを自分で自由に設定することができません。そのため、入金額と取引数量をコントロールし、自身で実質的なレバレッジ(実行レバレッジと言う)を調整する必要があります。

3.IG証券でCFDをしてみた

実際に筆者がIG証券でCFDをしてみた様子を紹介していきます。

「米国500」をクリック
※画像は全て取引画面より筆者作成

今回は株価指数「米国500」をトレードしてみました。まずは株価指数の銘柄の中から「米国500」をクリックします。

米国500をクリック

画面右側にチャートとレートが表示されました。今回は成行注文で買おうと思うため、「買」を選択します。

注文確定

次に表示される注文画面にて、1.「買い」、2.「成行」、3.「ロット数」を0.1と入力し、4.「注文確定」をクリックします。これで注文完了です。

約定通知

約定通知も表示されるので、注文後すぐに約定レートを確認できます。

保有ポジション

注文後、保有ポジションを確認したいときには、画面左側にある「保有ポジション」をクリックします。

保有ポジション

無事買えていました。

保有ポジション

また、決済もこの「保有ポジション」から出すことができます。逆指値・指値注文で決済したい場合は、上記赤枠の入力欄に決済したい数字を入力します。

また成行注文で決済したい場合は、上記青枠の「決済」をクリックしましょう。

決済

成行注文の「決済」ボタンを押すと、上記の画面に遷移します。決済するロットと必要に応じてスリッページ許容値を入力し、「決済」ボタンをクリックすれば、決済完了です。

3-1.IG証券でCFDをしてみた感想

IG証券でCFDをしてみた感想としては、「取引ツールの使い勝手が良い」です。背景が紺色で視認性が良く、高機能取引ツールのデザインとしては全体的にシンプルな印象を受けました。

逆指値・指値注文も数字を入力しておくだけで発注できるので簡単です。

IG証券 CFD

チャートの足はティック、1秒、10秒、1分、2分、3分と細かく設定でき、短期トレードにも対応しています。

また今回はトレードをしませんでしたが、IG証券では「ノックアウトオプション」ができます。

ノックアウトオプションとは、オプション取引の一種で「損切りラインをあらかじめ設定するトレード」です。最大損失額を事前に把握できるという特徴があります。

ノックアウトオプションができる証券会社は多くありません。耳慣れない名前かもしれませんが、下記実体験も読んで、気になる方は利用を検討してみてください。

実体験はこちら「IG証券でノックアウトオプショントレード、使い勝手は?投資家の実体験を紹介

4.IG証券で空売りをしてみた

空売りは証券会社から株式を借りて、売り→買いの順で注文をする取引です。通常の取引と異なり、価格が下落すれば利益を上げられます。

IG証券では株式は借りられません。そのためIG証券では厳密には「空売り」という取引はできません。

しかし売り→買いの順でトレードができるため、空売りと同じように価格の下落場面でも利益を狙うことが可能です。

IG証券で空売り

今回は、アメリカ市場が大きく下落したことを受け、日本市場も下がるのではないかと思い、「トヨタ自動車」を空売りをしてみました。

上記はIG証券の個別株口座の画面です。まずは銘柄欄から「トヨタ自動車」を探し、クリックします。

IG証券で空売り

今回は1ロット(1株)を成行注文で空売りをしてみます。画面右側の注文欄にて、1.「売」、2.を「成行」、3.「ロット数」を1(1株のことです)と入力したら、4.「注文確定」をクリックしましょう。

IG証券で空売り

これで注文完了です。画面上にも約定通知(赤枠)が表示され、約定レートも一目で確認することができます。

約定レートも一目で確認

「空売りをしたと思ったら、間違えて買っていた」なんてこともあるかもしれません。約定したら、念のため保有ポジションを確認しておきましょう。

4-1.IG証券で空売りをしてみた感想

今回はIG証券で株式(トヨタ自動車)の空売りをしてみました。

とくにIG証券の株式の空売りは、「初めて空売りをする」という方にはメリットがあると感じました。それは、IG証券の株式は1ロット(1株)単位でトレード(空売り)できるためです。

株価はどこまでも上がる可能性があるため、空売りは理論上の損失が無限大です。そのため、人によっては空売りが怖いと思う方もいらっしゃるかもしれません。

その点、IG証券では少額で空売りできるため、初心者でも損失額を大きくなるリスクを抑えて「空売りが自分にとって合う手法なのかどうか」を確認できるメリットがあります。

5.まとめ

今回はIG証券でCFDや空売りのやり方について、実際のトレード画面も交えて説明しました。

IG証券はCFDを提供しているため、売り→買いの順でトレードすることで、空売りと同じ取引をすることが可能です。とくにIG証券の株式は1株単位でトレードできる点にメリットがあります。

少額で空売りをしたい方や、CFDをやりたい方はぜひ利用を検討してみてください。

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Source: 仮想通貨の最新情報BTCN | ビットコインニュース
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